こんにちは、かえるさんです。今回は「大アルカナ」「星」です。
今回の「星」は、水瓶座と対応するカードだね。
このカードは「塔」の後なんだから特別に重要なカードなんじゃないの。
その通りです、星座で考えても「山羊座」で頂点を目指し極めて、極めたからこそ気づく不満が発生します。
山羊座はガマン強いよね。
そうです、「山羊座」ではなくその不満は「水瓶座」に引き継がれます。
「水瓶座」は不満に満ちているの?
そういうことではありません、さらに良い未来を思う、そこに向かう欲求です、要するに「現状を受け入れない心」です。
水瓶座は自分でも自分の気持ちが判らないイメージがあるよね。
ただ、水瓶座は「無意識」に従っている、と言えます。
へー、そうなんだ。
じゃあ、何で自分でもよく判らないの?
それは「無意識」に素直に従っているから、とも言えます。
えー!どういうこと?
逆に言えば、普通は自分の「無意識」ではなく、社会の常識に従っている、いわゆる「知恵」に従っているからです。
では、今回は「大アルカナ」のお話です☆彡
「17 星」
「星」は「17」「ヘブライレター」は「へー」の「水瓶座」のカードです。
へー(窓)
「星」の「ヘブライレター」は「へー(窓)」だね。
そうです、「水瓶座」の客観性をよく表していますね。
「水瓶座」の人は頭が良くて冷静なイメージがあるね。冷静で「へー(窓)」から見ている感じ。
そして、「水瓶座」は冷静に「窓」から見ているだけではありません。
その「窓」は「生命の樹」の「至高の三角形」の「窓」、要するに「無意識」が見ている、と言えます。
「無意識」の「窓」?!
そうです「水瓶座」の人は「無意識」が見えているので「無意識」に従って行動します、しかし「無意識」は言葉にすることが難しいので本人も自覚が難しいのです。
何でそうなっちゃうの?
「言葉」にすると「常識」「知恵」「社会」的に理解できる形に変換せざるを得ないので、どうしても実際の行動と矛盾が出てきます。
じゃあ、「無意識」は普通の「常識」と違うことを考えてるの?
そうなりますね「無意識」はいわゆる「得」を目指しているわけではありませんから。
へー。
「星」が見ている「希望」はそういう「無意識」、要するに「心の奥」から求める「希望」なのです。
「17 星」
エリファス・レヴィの「ヘブライレター」の対応では「星」は「ペー(口)」です。
ぺー(口)
「ぺー(口)」って、「トート版」や「ウェイト版」の「塔」と同じなんだけど。
そうです、それは「ペー(口)」または「舌」と言われますが、やはり「言葉」が「無意識」を上手に表現できない言葉、要するに「行動と逆の言葉」がキーワードになります。
エリファス・レヴィは「識別不可能で、超自由な意思、に依存しない未来を予測する」と記しています。
もう全く意味が判らないよ。
「水瓶座」の言葉をよく示していると言えます。「生命の樹」の「至高の三角形」の言葉、と言って良いでしょう。
でも、「水瓶座」の人は、時に行動と逆のことを言うじゃん。
ですから、注意深く、反対の意味を意識しながら分析することです。その手段にはタロットカードが有益です。
「17 星」
「ウェイト版」では「ヘブライレター」は「ツァダイ(釣り針)」が一般的だよね。
ツァダイ(釣り針)
そうです、有名な「ゴールデンドーンタロット」でもそうなっています。
それらのカードでは「水瓶座」の「星」は「ツァダイ(釣り針)」なの?
そうです、アレイスター・クロウリーが「へー(窓)」と「ツァダイ(釣り針)」を交換するまで、この配置が一般的な配列でしたし、今でも十分主流と言えます。
何が「ツァダイ(釣り針)」なの?
「水瓶座」が「無意識」から「本心」を釣り上げるイメージです。
「本心」って「無意識」の「生命の樹」の「至高の三角形」の中からってこと?
生命の樹
赤い部分が「至高の三角形」
そうです、釣り上げるイメージですが、いざ釣っても大物を釣り上げるのは難しいですよね。
あー、なるほど、せっかく「無意識」の「自分の本心」をヒットさせても、「常識」や「知識」がジャマをして釣り上げられないこともあるってことか。
そうも言えますし、表現としては「自分の」は不要かもしれません。
「自分の」が不要って!?
「無意識」とはそういうものなのです。
ふーん。
それは「自分の役割」と言っても良いでしょう。
役割!
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「タロット 大アルカナ」「みずがめ座」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆