「感謝」を限定してとらえる 蠍座 嫌われパターン

　こんにちは、かえるさんです。今回は蠍座の「嫌われパターン」です。

　蠍座は、見返り無しで一生懸命がんばる人が多いよ。

　そうですね、それは一般に良いことと、言えますね。

　しかし、本当に「見返り」を求めていないのでしょうか。

　物で求めてないだけ、っていうこと？

　では、今回は蠍座のお話です～☆

思い通りにしたい気持ち

　思い通りにしたいのは誰でもそうじゃないの？

　一般にお金持ちになりたい！と言う人の、ほとんどは具体的な努力はしないですよね。

　だって、なりたいけど、どうしたらいいのよ、宝くじでも買う？

　それは、一時、夢を見るのが主な目的ですから、むしろお金は減っちゃいますね。

　お金持ちになりたい→お金持ちになる。と言う図式はムリがあるでしょ。

　その途中、途中をきちんと分割して段階的に計画を立てないと話は始まりませんよね。

　うーん、もう判んないからいいや。

　実際にはそういうものですよね、思い通りにするなんて、思うだけで実行しないものです、ガマンした方が簡単ですから。

　蠍座は、それを「する」っていうこと？

　「お金持ちになりたい」と言う形より「気持ち」の面で、それを行うことが多いです。

　蠍座は、相手にとって自分がすごく重要な人物であることを望みます。

　そうだよね、だから、感謝されたいから頑張るんだよね。

　そうです、しかし、本人が頑張っても思い通りに感謝されるとは限りませんし、

　認められるとも限らない。

　そうですね、そこで、ヤケを起こしたり、相手に感謝を強要するようになると嫌われパターンもありえるわけです。

　感謝って相手がすごく感謝してても、証拠が無いって言うか、数字で量れないじゃん。

　そうです、そこが問題ですよね。

　こんなにしてあげているのに！！

　って、蠍座の人が思う、場合についてですが、

　じゃあ、どうだったら満足なの？と聞かれると蠍座の人も結構困ります。

　なによ、それ！めんどくさいね。

　なんて言うかこう、言わないで判って欲しいんですね。

　言った通りにやってくれただけじゃダメなんです。

　すげぇ、めんどくさいじゃん。意味判らないけど。

　相手が自分のことを良く考えてくれて、自発的にそれをしてくれた、と言う形が好ましいんですね。

　そんなの判る訳ないじゃん！

　そうですよね、でも、それに気付けない蠍座は、

　何で判らないんだ！！こんなにしてあげたのに！

　って思ってしまったりして、ヤケを起こしたり怒りっぽくなるわけです。

　えー！困ったねぇ。

　蠍座は、自分がそんなことばかり考えるので、相手にも、もう少し判って欲しい、考えて欲しいと思うわけです。

　逆に言うと、困った人の気持ちを考えて、何かをやってあげる、などが出来るので、介護や医療に向いているんですね。

　ああ、そうか、世の中には必要な能力なんだ。

　要するに、自分がいつも相手のことを考えているから、それが普通で、それを相手にも求めるわけだ。

　ま、そう言うことです。

　でも、ハッキリ言って、これは価値観と性質の違いであって、相手を大切に思う気持ちや、愛情の大きさとは関係ないですよね。

　なるほど、相手をとっても大切に思っていても、判らないものは判らないよね。

　そうです、むしろ自分の求める感謝や愛情にこだわりすぎず、相手の相手なりの優しさ、感謝を自分に向けてくれていることに気付くのがとても大切です。

　自分の欲しいもの、じゃ無くても、相手の気持ち、そのものを感謝して受け取れる気持ちって言うことか。

　…。じゃあ、蠍座の人も苦しんでいる人は『相手の気持ち』が判ってないんじゃない？

　そういうことになりますよね。

もっと、もっと

　蠍座の嫌われパターンには、この「もっと、もっと」もあります。

　相手が譲れば譲るほど、もっともっと、となってしまう性質です。

　キリが無いんだね。

　付き合う前は、付き合ってさえくれれば、と言う感じなのに、付き合ったら、常に一緒にいようとして、プライベートな時間を全て奪おうとしたりするのがダメなパターンです。

　いくら好きでも、そんなことされたら友達と遊べなくなっちゃうじゃん。

　そうですよね、そう言うのは「社会的な束縛」と言ってDV（ドメスティックバイオレンス）になりますからね。

　譲ってくれら、譲ってくれた相手に対して敬意を払わないと上手く行きませんよね。

　そうだよね、普通は人は「そのまま」を望む、と言う基本を忘れちゃいけないよね。変化してくれたら認めないと。

　自分の願望をどんどん押し付けるのは、それこそ相手の気持ちを考えていない、と言えるよね。

　そうですよね、とは言え、人はそれぞれです。

　現実に暴力を振るう恋人と別れない人もいますよね。

　Mだね。

　実際問題、暴力だろうがなんだろうが、相手が自分に相対してくれている状況に依存するようになっているわけです。

　幼少期に暴力を受けた人、安心感がなかった人などは脳が萎縮しているので、自己肯定感が持ちにくく、優しくされるより、虐待の方がある種の安心感があるのです。

　自分を見てくれさえすればいいわけだ。ちょっと怖いな。

　でも、実際は暴力は自己抑制が出来ない人、と言う意味しかないよね、愛情ではありえないよね。

　そうですね、愛の鉄拳、と言うものは脳科学上も否定されています、単に悪影響しかありません。

　その意味で蠍座の良くないパターンとしては、加害者側、被害者側どちらもありえます。

　どんなに大切でも、同じ人間ではないのだから、礼儀や相手を「個人」として尊重する気持ちは必要だね。

　そういう健全な考えを強く持てば、人のために役に立ちたい気持ちが強い蠍座は、大きな力を発揮して充実した日々を送ることが出来るでしょう。

　せっかく頑張ったら感謝されたいしね。

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