後の世界に残すもの 乙女座と水瓶座 占いえほん

　こんにちは、にわとりさんです。今回は、後の世界に残すもの　乙女座と水瓶座のお話です。

　後の世界に残すもの、って、ちょっと大げさだね。

　どちらの星座も、後の世界に何かを残したい、という願望が、行動の原因を作ります。

　ただ、自覚は無い人が多いです。

　自覚が無いのに、後の世界に何かを残せるの？

　思ったって行動しなくちゃ何も残りません、思わなくたって行動すれば残せることもあります。

　今回は「後の世界に残すもの」というキーワードで乙女座と水瓶座を考えてみましょう。

　では今回は、乙女座と水瓶座のお話です～☆彡

乙女座「慎重」「利益」「富」

　乙女座の最初の10度、真ん中の10度、最後の10度のことだね。

　タロットカードのスモールカードの名前でもあるよね。

　そうです、乙女座は、獅子座の続きの星座です、獅子座はみんなで一体になろうとした蟹座をストレスに感じ、自己表現、自分の特別性を追求します。

　獅子座は、すごくなろうとして頑張るイメージだね。

　しかし、すごくなろうとするため、どうすれば評価されるか、という視点を持ちます。

　人の評価だけを求めるので、逆に何も残らない。そんな反省から乙女座は、実力と役に立つことを強く求め、訓練、修行、熟慮を重視します。

　その流れで乙女座は始まります。

　だから「慎重」で始まるんだね。

　そうです、乙女座は「実」を意識してカンペキを目指し訓練、精度を上げるイメージです。

　乙女座は謙虚な人が多いよね。

　カンペキを目指すので、うぬぼれにくいんです。

　真面目だ。

　そして、乙女座の次の段階は「利益」です。

　お金が欲しいんだね。

　そうも考えられますが、お世辞でない形で「認められる」と発生するのが、お金ですよね。

　そうか、「利益」は形になった感謝、とも言えるのか。

　そうです、乙女座の人は褒めてあげても、謙遜することが多いでしょ。

　確かに！

　そうして役に立つことを意識しながら向上しようとします。

　そして「富」では、その「利益」を求めていくことで、力を合わせるイメージが生まれてきます。

　会社みたいな感じかな。

　家族経営的な、専門家集団的なイメージです。そして高いレベルの達した技術を、

　後の世界に残そうとするんだ！

　しかし、安定して技術を残すことは簡単ではありません。

　乙女座は、感覚的な星座だから、職人的に見て覚えなさい、的な所があるよね。

　そういう面がありますね、技術が高度過ぎてやってみないと体得できないことが乙女座的ですからね。

　なるほど。

　そういう意味で、個人の限界に達した乙女座は、個人ではなくシステム的に社会のレベルアップを意識するようになります。

　乙女座は最後の「個人星座」だね。

　そうです、そして「言葉の世界」の天秤座になって行くのです。

　それは「社会星座」が始まるってことだ。

悪魔からの解放　水瓶座

「悪魔」って、要するに山羊座ね。

　そうですね、山羊座はタロットカードでは「悪魔」です。

　射手座で、専門化した特殊な知識、哲学は役に立ちますし、新たな展開をもたらします。

　しかし、あまりにも専門家した知識は一般性を失います。

　どういうことなの？

　射手座の深い興味から始まる専門技術は、大きな知識群から出て来る閃きにより構成されています。

　そんな知識は、みんなで共有することは出来ません。

　そして、自己犠牲を受け入れて、山羊座になって行くんだ。

　そうです、山羊座は自分のやりたいことをガマンして社会に居場所を求めることが出来ます。

　それはすなわち、射手座的な創造性は抑えられるイメージです。

　射手座は創造性はないの？

　実は山羊座の最初のタロットカード「変化」は、工夫や思考によって安定を作るイメージで、創造性が無いわけではありません。

　しかし、「社会で役に立ち、居場所を確保する」目的から外れると大きな不安を持ちます。

　そのために、無難な上手く行くであろうと思える手段を選択する結果になりやすいです。

　じゃあ、不満だね。

　そこまでガマンして「結果」が出なければ不満ですよね。

　なるほど。

　山羊座はとにかく社会に居場所を求めますが、その犠牲は自分の代や次の代などで終わって行きます。

　人生を賭けた犠牲で何か残せたのか？という疑問もあるのか。

　それは、目先の成功。結果にこだわり過ぎて「何も生み出せなかった」からです。

　だから、同じ自分を犠牲にするのなら、「新たな知恵や知識」に向かうってこと？！

　そうです、無難さ、だけを求めがちになった自分を山羊座の「悪魔」から解放します。

　だから、水瓶座はタロットでは希望を示す「星」なんだね！

　そうです、しかしその「星」はすでにないかもしれないのです。

　夜空の「星」の光は、何億年も前に発せられた光かもしれないってことか。

　でも、有るか無いか判らないからこそ、大きな進歩や発見につながるかもしれないんだね。

　そうですね、「結果」だけを追いかけては、他の人の作った道をたどるだけになってしまいますからね。

　それを「何も残らない」と考えるんだね。

　山羊座の「支配星」は社会性の「土星」ですが、かつては水瓶座の「支配星」も社会性の「土星」だったわけです。

　水瓶座の悩みと言えば、転職と長続きしない、でしょ？

　それは、「後の世界に残すもの」を探しているからです。

　ですから、水瓶座は絶えず頭を使い続けていないと安心できません。

　だから、すぐにやめちゃうのか。

　逆に言えば、良い題材を探さないから留まれないのです。

　なんか、射手座に似てるね。

　そうです、とにかく頭を使い続けることが重要です。「四要素」の論理と言語の「風」の星座ですから、理想を目指し続けます。

　天秤座に似てるね。

　違いは、みんなで理想を目指すために頭を使う天秤座と、知恵が先にあってその使い道を探すようなイメージが水瓶座です。

　「後の世界に残すもの」か、ロマンがあるな。

　確かに。

「太陽」を目指して

　「太陽」を目指す？

　人生の成功、認められる結果、願望のイメージが「太陽」です。

　乙女座のイメージは、哲学の「木星」から「乙女座」で役に立つ、形でその創造性を形にしようとします。その目的地が「太陽」です。

　乙女座は「役に立ちたい」イメージが強いんだよな。

　もちろんです、しかし、その範囲内で創造性豊かに精度を高めていくのです。

　その工程は芸術などに適しています。

　そうか、乙女座は芸術のイメージもあるな、乙女座の芸術は独りよがりな感じが無いかも。

　水瓶座は、漠然と「頭を使いたい」「閃き」を結果である「太陽」に結びつけようとします。

　アレ？結果を目指してるんだ！

　しかし、行き過ぎて、次の「発見」に向かうイメージです。

　水瓶座だなぁ。

　水瓶座だよなぁ。

　乙女座と水瓶座の喜び、充実って何なの？

　乙女座は一心不乱に集中している最中、水瓶座は、頭を使っている、その時です。

　なるほどねぇ。

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