こんにちは、かえるさんです。今回は、占い師の考え方から、占いの使い方を学ぶお話です。
自分と相手の性格をみればいいんだよね。
そうですね、しかし、性格をみればバッチリよ、って言われても具体的に使うのはまたちょっと違うんじゃないですかね。
あー、当たってるなー、気を付けよ、って言いながら、いい所だけ覚えて終わりになったりするな、相手の悪い所を読んで、相手を責める時につかったり。
そういう楽しみ方もあるかもしれませんが、もう少し実用的な使い方のお話を致します。
まあ、全ての占い師が同じではありませんから、今回はあくまでも「かえるさん」に限ったお話です。
例えば、会社にこんな人がいて困っている、と言う相談があったとします。
困った人をどうすればいいかってことか。じゃあ、相手を鑑定しなくちゃね。
でも、このとき大切なのは、相談者をきちんと鑑定することが大切です。
相手のことより?
その「困った人」と言うのは、実際にかなり「困った人」なのか、どうかは判りません、あくまでも「相談者」からみて「困った人」なわけです。
あー、そうか、相談者自体が、極端な考え方の人かもしれないんだ。
これが善悪の話なら判りやすいんですが、相談者が、めちゃめちゃ頭のいい人で「困った人」が普通な人って言うことは結構あります。
なるほど、仕事がすごく出来る人から見て、普通の人がサボっているように見えている場合って難しいね。
だから、自分の長所を調べるんですよ。自分の長所を知って、自分が普通より出来る、適性が高い、と言うことを知っていれば、相手を見る目を変えることが可能ですよね。
そもそもサボっている!って思うから「困った人」だと思ってたんだもんね。
どんなに教えても覚えなくってさ!とか怒りつつも、自分の教え方が悪いんじゃないか、みたいに不安を覚えてたりするんですよね。
自分のせいかもしれない、って悩んだりしてる位だから、余計腹立つんだね。
この問題で大切なのは、悪者がいないってことですよ。
あー、そうか、だから解決しないんだ。するわけ無いんだ。
だから、事実を直接認識するしかないんですね、そして受け入れる。
でもさ、全然頑張ってないような人は悪なんじゃない?
でも、解雇されてないのに、何を根拠にそんなに悪と言えるんですか?
自分に比べて、半分くらいしか成果を出していないのにお給料が同じ、とか。
そうやって掘り下げるのはいいですね。
でも、それを言っちゃうと論理的には悪いのは自分になっちゃうんですよね。
え、そうなの?
会社は頭数として、それなりの数を揃えたいだけなんです、そのコストは一定でも仕方ありません、文句があるなら自分がやめればいいってことになりますよね。
そうか、会社が認めているレベルの人物、さっきの話で言う「困った人」より自分が著しく優れているから待遇を上げろと言うのなら、転職すればいいのか。相手を攻撃するのは論理的に筋違いなんだ。
待遇を上げて欲しい、って交渉するのはかまいませんが、「困った人」を攻撃するのは違いますよね。まあ、交渉をしたせいで、どうなっても責任は持ちませんけど。
でも、転職はめんどくさいから「困った人」にもっと頑張って欲しい、と言うのは感情的には判るけど、言っていることはメチャクチャなんだ。
そんなに悔しいなら、自分が「困った人」に合わせて手を抜けばいいじゃないですか。
その人が解雇されないんだから、自分だって大丈夫じゃないですか。
あ、そうか。
所が、それは、だいたい出来ないんですよ。
そぉなの?なんで?
まず、仕事の早い人は、ゆっくり出来ないんですよ。疲れていてもゆっくり出来ないんです。そして、ゆっくりやれば、今までだったら終わっていた仕事が、自分が手を抜いている為に終わらないことに耐えられないんです。
そうか、ゆっくりやっているように見える「困った人」は、むしろ自分は一生懸命やっている、位の気持ちだったりして、遅くても平気なんだね。
あと、自分が素早くたくさん仕事をして「困った人」が、その分が楽している、からイライラするんですが、そのことによって、みんなに讃えられたい、と言う欲求もあるかもしれませんね。それはほとんどの場合かなわず、怒りに変わりやすいです。
あー、一生懸命やって、認められたい、でも、たいして認められないから、ゆっくり作業をする「困った人」が悪いように思うんだ。ぶつけどころがそこしかないんだ。
こうやって、自分の気持ちの理由を探して納得していくことが、状況を理解することにつながりますし、解決策を作るにしても状況を理解する前に動いてもムダです。
こんなはずじゃなかった!!ってなるだけですからね。
あー、そういうことあるわ。なるほどね。
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