こんにちは、かえるさんです。今回は惑星の「月」のお話です。ホロスコープで性格を分析する時も重要な惑星ですから、ぜひごらん下さい。
星座の”惑星”ってちょっと良く判らないんだよね。
そうですよね、ちょっとゆっくり説明しましょう。まず、全体じゃなくて、今回は、とにかく惑星の「月」の話をしましょう。
占いでは「太陽」「月」「冥王星」も惑星と言います。ご注意ください。
さて、普通の星占いでは「太陽」の星座のみをみて占っています。これは人生が、こうなったら嬉しいな、こうなったら充実するよ、というのが判るので、一般的に良く使われます。生月日のみでわかるから楽しむためにも便利です。
星座はひとりに1つではありません、くわしくはこちらを~☆
じゃ、とりあえず、今回は「月」の星座をみればいいんだね、「月」の星座は、太陽の星座と同じじゃなくてもいいんだね。
人の星座は、ひとりにたくさんあります。状況によって動きやすい星座がちがいますから。ちがっても同じでもいいんです。「月」と「太陽」は、ルミナリーズ、と言って、影響が強い惑星で、とても重要ですので、ぜひごらん下さい。
「月」と「太陽」は地球を照らす星だから重要なのか。実際にも重要だもんね。
占星術の惑星「月」
月は、その人の無意識、仲間内での考え方、行動、その人にとっての当たり前などを表します。家族に対する態度と言う言い方が一番わかりやすい例ですね。
じゃあ、「月」が、しし座だったら?
無意識や、仲間内への態度、などが、しし座になります。
じゃあ、「月」が、しし座だったら、自分の仲間への考え方、態度、無意識が、しし座だな、ということで、しし座の説明を読めば良いのか。
その通りです。
無意識って何よ?
ものすごくカンタンに言ってしまえば、本人が意識しないほど当たり前になった思考の流れ、ということですね。要するに「考えた」という実感無しに、結果または決定が出るような思考ルートです。
一番使い慣れている思考ルートと言えます。思考にかかるコストも少なく疲労しにくいです。それだけに疲れた時、油断した時、親しい相手には、無意識を使うのが普通です。
なんかあった時、直感的に一番最初に思うことは、無意識のルートをたどって算出された答えってことか。
ある程度、本心、と思われがちですね、実際には、最初に無意識では、こう思ったけど、みんながいるから、こうしよう、などと修正します。
その場合は、本心ではこう思うけど、実際にはこうする、ってイメージか。
そうです、この場合、無意識の星座と、社会に対しての星座などを見れば、その思考の流れが読み取れます。かえるさんは「本心」という言葉は感情的な響きでデータとしては好きではありませんが。
最初は、こう思うけど、結局こうする、ってのが判るんだ。
でも、人間関係は変化していきます、初対面、会話するようになる、親しくなる、恋人になる、結婚する、離婚する、なんて流れは現実に良くあることですが、対応する星座は変わっていきますし。自分の強い星座によって意味も変わってきます。
初対面から会話まで時間のかかる人もいるし、いったん恋人になったら、もう気楽になって無意識をさらす人もいるし、別れた後も親しい態度をとる人もいれば、完全によそよそしくなる人もいます。
なるほどね、そういうのが星座で調べられるんだ。
別れた後、よそよそしいのも恨みなのか、社気的なケジメなのか、の違いもありますからね。
話が逸れましたが「月」の場合は、無防備な無意識、が判りますので、その人の感受性、基本キャラクターが判ります。「月」は7歳くらいまでに成長し、ある程度固定され、一生に大きな影響を及ぼします。
かに座の支配星「月」
支配星ってどういうこと?
まず「月」が、かに座だと、かに座の影響が強まります、家族や会社など、自分の所属する団体に対する重要性が上がったりします。
で、ちょっと判りにくいかもしれませんが、
「月」を良く知るためには、かに座の勉強が有効です。
え?!
かに座と「月」の内容の意味は同じなんです、かに座の、仲間、家族、部活、会社を大切に思う心、は言いかえれば、なれた場所、ということで、無意識でいられる場所、という意味で共通です。まあ、会社はそうじゃない人もたくさんいるでしょうが。
なれた場所=無意識でいられる、ということか。
そうです、そして「月」の影響が固定する期間、年齢域は1~7歳です。
そうか、多くの人は自立する力は無く、家庭などに守られている時期か。だから、無意識が育つのか。
言いかえると、その時期に不安定で十分な保護を受けなければ、無意識の育成に問題が起こりやすいわけです。
かに、ってカラで守られているでしょ、あれもカラの中の無意識を表しています。
ああ、だから仲間と言うカラで守られていないと不安なのか。
そうです、だから「月」の星座を調べると、あなたの素が判るわけですね。
そして人は無意識だけで生きていくことは出来ません、社会に出ればまた他の星座を使いこなしていかなくてはいけません、それは自分のカラを破ることでもあります。
かに、がカラを破ったら死んじゃうぞ。
その通りです、そして神話やタロットでは「死」は生まれ変わり、成長を意味します。
じゃあ、無意識や違う部分も上手に成長してカラを破って大人になるんだね。
その通りです。
「月」の星座
では「月」の星座のお話をカンタンに星座別にお話しましょう。
おひつじ座 判りやすい、活発な性質、周囲のことによく反応し、熱しやすく冷めやすい。
おうし座 のんびり、おっとりした感じ、自分の感覚を頼りにするので、意外と人の気持ちが判らないかも。物欲など判りやすい欲望に流されやすい。
ふたご座 好奇心が強く明るい、しかし深く学ぶことによる変化を避ける、カンタンに言うと飽きっぽい。
かに座 「月」の重要性が上がる。仲間は守り、敵は排除する、自分の世界にこだわっているとも言えるが、家庭を大切にする形で出やすい。人の気持ちにビンカン。
しし座 ドラマチックな展開だと輝くリーダーシップを求めるし、持つことが多いが、認められないと荒れる。
おとめ座 ものごとを深く考えすぎる所があるので、批判的になりやすい。何も考えないほど集中出来る仕事や趣味があると良いでしょう。
てんびん座 愛されやすい、何故かと言うと愛されるための方法を計算する能力が高いためである。しかしコントロールしようとしすぎるとかえって終わる。
さそり座 どちらかというと嫉妬深い、自分もつくすが支配欲も強い。
いて座 明るく楽しい感じ、知的欲求が高くなりやすい。
やぎ座 マジメで用心深い、地位などにはこだわりがあるので成功しやすいとも言える。
みずがめ座 明るく、頭も良いが、論理的に考えるので、友情を重んじるが、冷たいと思われることも。
うお座 理想や幻想に惑わされやすい、自分でもよく判らなくなるようなところがある。
なるほどね。
まとめ
- 「月」は、かに座の支配星
- 「月」は、無意識、仲間意識をつかさどる。要するに一番なれたテリトリー内のことにこだわるということです。
- 「月」は、7歳くらいまでに成長し、ある程度固定され、一生に大きな影響を及ぼす。
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