こんにちは、かえるさんです。今回は「ムダなことはしたく無い!最短距離で成功したい!」と言うお話です。
それはそうだよね、占いはそのためにみるんでしょ。
そういう気持ちは判りますが「最短距離」と言う言葉は人によって意味が違うのではないでしょうか。
え、一番短い距離だから、同じじゃない?
成功までの最短距離=楽で確実な道、と言う考え方もあるのでは無いでしょうか。
それは違うの?
全く違います、楽で確実、だけど成功するなんてありえないのが普通ですよね。
たしかに「カンタン」「誰でも」「〇ヶ月で」なんて話は、だいたい上手くいかないよね。
今回はそんなお話です。
「カンタン」「誰でも」「〇ヶ月で」
「カンタン」「誰でも」「〇ヶ月で」、そんなに甘くないとは思っても心惹かれる。
でも、誰にでもカンタンに出来ることにお金を払う人はいませんよね。
「〇ヶ月で」先生になれるとか、師範になれるとか、そんなにカンタンになれるなら、価値無いじゃん、とは思うけどさ。
自分の人生が行き詰っていたら、そこに活路を見出したいと思ってしまう気持ちは判ります。人間は追い詰められると思考能力が下がりますから。
そこを狙っているのか。
あと、短い期間と言うのは惹かれるよね。
継続することは多くの人が苦手とする行為ですからね。ですから、それをしないで良い、と言うのは現実的では無くても魅力に感じますね。
しかし、何かに精通しようとすれば継続は必要です。
たしかに。
と、言うことは「最短距離」でも「継続」を回避することは出来ないのでは無いでしょうか。
そうなっちゃいますよね。
占いで「最短距離」を探す
こう考えると「最短距離」の意味が変わるのではないでしょうか。
省いてはいけないことを省くのは「最短距離」とは言え無いね、目的にたどり着かないから。
そうなんです、そこが大切なんです。
じゃあ、占いで「最短距離」を探す、ってどういうことかな。
繰り返しになりますが、必要な努力は省略できません、ですから、努力しやすい分野、自分の価値観に合った方向を探すことが出来ます。
だから、かえるさんは占いで運気のようなものは基本的に観ません、運気が良ければ、必要な努力が省略できる、と考えるのは現実には合いませんから。
例えば、恋愛で言うなら、自分の思い通りにならないとガマンできない人、の場合、基本的に合う人はいません。
ひたすら相手に合わす人も要るでしょ?
存在としてそういう人は居るとは思います。しかし、自分の思い通りにならないとガマンできない人、の場合は、自分が不機嫌な時などにも相手のせいにして怒りを爆発させたりするので、自分から関係を終わらせたり、相手も愛想をつかして結局去っていく可能性が高いです。
結局、続かないのか。
そういう人が、どういう人が相性が良いのか?と質問することは現実には意味がありません、原因が自分だからです。
どうすればいいの?
そういう人は自覚が薄いので、むしろ自分はガマンしている、自分は苦労している、と思っている人も多いので、現実を直視して、良く考えて行動する必要があります。
それはすごく難しいことだよね。
そうですね、最初は「どんな人がいいか?」と言う質問から「自分が変わる必要がある」となると、なんとかそれは受け入れず何とかしようとするので「この人だったらどうだろう?」みたいな形で質問がそれることが多いです。
もちろん具体的に相手が判れば、何に気をつければ良いか、は判りますが、自分の改善点を省略することは基本的に出来ません。
うーん、仕方ない気もするけど避けては通れないか。
そこを、自分の努力以外で何とかしたい、と思うと、運命の相手探し、の様なものが始まってしまうのですね。
実際には、くっついて離れてを繰り返し、年齢的に諦めた時に近くに居る人と結婚する形になるでしょう。
それで一件落着か。
結婚はゴールじゃありませんけどね。
自分のせいじゃない
同じ理屈で「失敗を受け入れたくない」と言う欲求があります。
まあ、それは判る。
そうなるとこの失敗は「運命」や「宿命」であって自分ではどうしようも無かった、って思いたいわけですよね。
まあ、解決できなければ考えたくないのが正直な所だよね。
出来るとしても考えたくないでしょう。
その考え方で有名なものは「前世」では無いでしょうか。
あー、いかにも自分じゃどうしようもない感じだもんね。
あと昔は理不尽に人生が終わることが日常茶飯事でしたから「前世」と言う考え方は数多くの宗教で取り入れられました。
最初は「前世」等は扱わない宗教でも、いつからか急に扱ったりするよね。
宗教の力は信者の数ですから、その辺は大変柔軟なのです。
でも「前世」の影響では無い、と証明することは出来ないよね。
当然です、逆に「前世」の影響です、と証明することも出来ませんね。
どちらも証明出来ないものを存在すると考えるのは、軽率な感じもしますが、この辺は個人の自由と言えるでしょう。
占いだって、〇月〇日に生まれたから、こういう性格、価値観を持っているはずだ、という仕組み自体は説明できません。
よって、占いでは、こうなっていますが、実際に貴方はどう思いますか?と言うアプローチになります。
それで、本人が納得したなら、その短所をどうカバーするか、長所をどう生かすか、を考えるんだね。
そうです、心の状態を言葉にしていますので、合っていなくても、深層心理ではそう思っているはずだ、と言うような論法を使えば、どうにでも言えてしまいます。心理学が科学では無い、と言われるひとつの理由です。
占い師がそんなこと言っていいの?
どんなに偉そうなことを言っても、占いや心理学は「反証可能性」がありません。
「反証可能性」:はんしょうかのうせい どんな手法によっても間違っていることを示す方法が無いものを「反証可能性が無い」と言う。反証可能性が無いものは科学ではない、と言う考え方があります。心理学、占いはこれに当たりますね。
じゃあ、役に立たないの?
いえ、経験的に的中していることが多いですし、信じなくて良い、と言いたいだけです。聞いて納得できれば有益なデータにはなりますね。
たから、それを踏まえて自己分析に使う道具である、と言う考え方をオススメします。
信じなくて良いの?
信じなくて良いです、むしろ疑うことを忘れないで欲しい、と言うことです。あくまでも新たな視点を手に入れる道具なのです。
相手が悪い、と決め付けていたけど、この状況を作っているのは自分では無いだろうか?と言う発想を持つことが出来ること自体が大切なのです。
実際にホロスコープの中の一部のデータのみを使った「星占い」で様々なことを鑑定しても、あれ、そんなことないぞ、と言うことは多いと思います。
もちろん、ホロスコープ全体を観ることが出来れば、かなりの精度で鑑定できますが、ある程度の勉強が必要です、ですから「星占い」から役に立つ教訓を引き出せれば、それで有益と言えますよね。
占いにはいろいろな種類があります、楽しむ為のものも多いですし、現実を直視する為の道具と言うタイプもある、と言うことです。
このブログでは後者を扱っているんだね。
その通りです。でも、今日のラッキーカラーなどは、長い人生の中の24時間だけその色が何か大きな影響を与えるなんて考えにくいですが、実際に服を選ぶ時間や思考選択のコストを減少させるのにも役立ちますから、意外な利益もありますよね。
まあ、人生柔軟性も必要か。
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