輝きの源 理想、無意識、思考 太陽「レシュ：頭」「太陽」

　こんにちは、かえるさんです。今回は太陽と対応したタロットカード「太陽」のヘブライレター「レシュ：頭」について考えます。

　ヘブライレターは、タロットの大アルカナの意味や惑星や星座の意味をヘブライ文字１文字で表した象徴文字だね。

　そうです、占いは〇〇座だから〇〇。と言う考え方では、いくら覚えてもきりがない上、杓子定規な現実味のない鑑定になってしまいます。占いで判るのは原因です。

　原因をしっかりつかんで、〇〇と言う理由で、こうなる。と言う形で原因から結果をイメージしていくことが大切です。

　そうでないと、原因に対策して自分が望むようにコントロールすることが出来ないので、占いを見る意味がありません。

　相性が悪いからダメ。みたいになっちゃうんだ。

　そうです、何が悪いから、こうする。まで考えないと意味がないですよね。

　では今回は、そんな原因をつかむのに便利なヘブライレターの「レシュ：頭」のお話です～☆

星占いは「太陽」の星座だけでみる

　惑星の「太陽」と言えば、星占いは「太陽」の星座だけで占っているね。

　※占いでは「太陽」「月」「冥王星」も惑星と言います。

　そうですね、一番馴染み深い惑星ですね。

　「太陽」はその人の願望や理想が表れる惑星ですから、影響が大きいですからね。

　こうなったらいいな、が判るから、その人の行動がある程度予測出来る、ってことだよね。

　そういうことです。

　その人の理想、願望って何でそうなるんだろう？

　そう言うのは「生命の樹」を見ましょう。

「美：ティファレト」

　生命の樹では「太陽」はこんな感じです。

　「６」の「美：ティファレト」は本当に、ど真ん中にあるんだね。

　タロットカードの「太陽」の「レシュ：頭」は「８」と「９」の間だね。

　その両方を考えることで「太陽」のことが判ってきます。

　では「６」の「美：ティファレト」を見ていきましょう。

　…。

　どうしました？

　いや、つながりすぎでしょ。「６」。

　「10」以外みんな、つながってるよ。

　そうなんです。そこが大切で、たくさんつながっている、と言うことは、頭にいつもある、考えている、意識している時間が長い、と言うことなんです。

　だから、出来れば充実感があるし、ダメだったら上手く行っていない、と思うのはそう言うことか！！

　その通りです。

　そうか、その人にとって、大切ってそういうことなのか。

　例えば「悩み」だってそうです「悩み」始めればそのことばかり考えてしまうので、余計に悩んでしまうんですよ。「重要な気がする」訳です。

　同じことばかり考えると言うことは「６」の「太陽」が思考の集まる場所で、拡がる中心の場所だから、「太陽」のある星座が重要になるのと同じことで、考える時間が増えて重要度が高まると言うことなんだ。

　だから、それを利用すれば「悩んだ時」に「考えない」と言うのが有効な対処法の１つであると言うのがお判りいただけると思います。

　悩み相談を受けた場合、単に片っ端から〇〇座が火星、〇〇座が水星、アスペクトがイージーだから、とか並列的にデータを並べていくとかえって判らなくなります。これは初学者のやりがちなミスと言えます。

　悩みの状態によって、考える時間も変わって、重要性の大きさが変化しているから、優先度がイロイロ変わるんだね。

　だから心の中のストーリーを感じ取って、何にどういう風に悩んでいるかをつかむことが大切です。

　それは、占いのデータが使えるの？

　占いのデータがないと、何が欲しくて、何が無いとどう悩むか、のデータが無いのでイメージのしようが無いんです。

　悩みの原因が判らないと、求める答えの形がどういうものが適切か、と言うのが限定しにくいですから、クライアントの納得を得ることがむずかしいですね。

　だから「アスペクトがいいから大丈夫」みたいな回答じゃ本当に悩んでいる人には何の意味も無いもんね。

「レシュ：頭」

　「８」と「９」の間の赤い部分が「レシュ：頭」だね。タロットの「太陽」とも対応しているね。

　「８」は「水星」情報やコミュニケーションなどを意味しますね。

　この場合「８」を様々な情報と考えれば、それが「９」の「イェソド：基盤」「無意識」につながっている、「９」は占星術の「月」蟹座的な安心感、その人の当たり前などが表れるね。

　そうです、ですから、それをつなぐ「レシュ：頭」がどう言うものだったら、つじつまが合うか、ってことですね。

　それが判れば「太陽」とは何か、が判ってくる。

　そうです。「レシュ：頭」ですから、当然「頭」が意味としてあるわけです。「レシュ」は頭と言う意味もありますが、考える、と言う意味もあります。

　おー、じゃあ、さっきの話と一致するね、様々集めた情報を自分でよく考えて、それが自分の当たり前になっていく、ってことか。

　そうですね、そして「９」の無意識から「サメク：支柱」を上がっていくと「６」の「美：ティファレト」に着きます。

　なるほど！そして「無意識」から、自分で考えたこと、思ったことを上げて行くと「願望、理想」になるんだ。

　このサイクルが正にその人らしさ、やってみたいこと、ワクワクすることを意味します。

　こういう人間の基盤的なところに「射手座」が挟まってくるんだね、まさに「サメク：支柱」だ。で、それを支えているのが、無意識と理想と願望なんだ。

　そして、それらがお互いを支えあっているとも言えますね。

　人間として、実感や充実を感じるためには、基盤となるべき知識を増やしたり勉強をして自分を拡大することも生き甲斐を探すためにも役に立つね。

　知識がないと、何を求めてよいかも、求め方も判らなくなってしまいますからね。

　考えることが人の輝きを生むんだね。

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