星占いが「当たってない」？！と思う「星占いの仕組み」

　こんにちは、かえるさんです。今回は「星占い」のお話です。

　星占いは、当たってるのと、そうじゃないのがあるよね。

　当たってる、当たってない、信じる、信じない、の時点で楽しむもので、それ以上でもそれ以下でもないですからね。真剣に考えるほどのものじゃないと思います。

　西洋占星術、ホロスコープは、人間の行動を言語化するシステム、ツールだというのが本質という所です。普通の占いと、ちょっと別のものと言ってよいでしょう。

　とは言え「星占い」から入門するのが普通ですし「星占い」だって意味を考えて使えばナカナカ面白味のある道具になります、その面白さを知って西洋占星術、ホロスコープの世界を知って頂き、自分の人生に役立てていただければと思います。

　今回は「星占い」のお話です。

「星占い」は１つの星座だけで占う

　ホロスコープでは自分のたくさんの「惑星」がどの星座に入っているかをみて鑑定するんだよね。

　そうです、「星占い」は「太陽」の星座だけで判断するんです。（西洋占星術では「太陽」「月」「冥王星」も惑星と呼びます）

　「太陽」の星座はその人にとっての理想や目的、こうだったらいいなー、と言うのが表れます、ですから「充実のため」の要素、と言えますので、現実には全く充実していない人は「太陽」の星座を使っていない人も少なくありません。

　１つだけだと判りやすいけど、当たりにくいかな。

　イロイロありますけど、実を言えば

　人の星座は「単体」で表れることはありません。

　どういうこと？

　人はたくさんの星座を同時に持っていて、その葛藤の末、行動を決定します。

　ですから、たくさんのポイントを見て、その迷いをイメージしてこそ「占い」は当たるわけです。

　ってことは、１つじゃ占えないじゃん。どうするのさ。

　例えば「星占い」なら、こんな感じです。

　だから、行動力があるけど、上手く行かないと怒りっぽかったり不機嫌になる人も多い、なんて感じです。

　おー、当たってんじゃん、とか、そんなことない、当たってないや、みたいな感じか。

　でも現実は「星占い」で牡羊座でも、行動力も低く、怒りっぽくもない人もいっぱいいます。

　では「星座」を１つ足してみましょう。

　一気に人間らしくなるな！リアルだ！実際はそうだよね！決めたいけど、明日にしよう、みたいな！

　そして、双子座は空気を読みますので、牡羊座らしさに修正がかかります。

　この時に今までの経験にそって行動が決定されます。そして牡羊座的な決定、即決をして上手く行けば「充実感」とともに、次の行動も牡羊座が優先されやすくなります。まあ、上手く行かなくても「慣れている」星座を使うわけです。

　そのため、即決せずに双子座的に行動した方が良いシーンでも、強引に即決したりして失敗すると双子座を見直すことになります。「慌てると良くないかなー」みたいな。

　とは言え、習慣になってしまうと簡単に修正できません、それが、直したいけど直らない「悩み」となるわけですね。

　とは言え、今度は「双子座」を使いすぎると「牡羊座」が抑えられるので、充実感が感じにくくなるわけですね。逆に「牡羊座」ばかり使えば「双子座」を抑えたために不満、欠点が出やすくなります。持続力の無さ、何となく息苦しい気持ちなどです。

　じゃあ、どうすればいいのさ。

　「牡羊座」の即断即決、行動力を生かせる仕事や趣味を見つけることが大切ですね。

　そう言うことも以後の判断にも影響するんだね。

　なるほど。今回は「星占い」の星座が牡羊座だったけど、逆で「双子座」が「太陽」「星占い」の星座なら？

　今度は、決断の要らない、現状維持的な行動が優先されやすくなります。強引な行動が減るので、人間関係は上手く行きやすいですが、「牡羊座」的には、空気を読んで気持ちをガマンする自分に不満を覚えやすくなります。

　自分の意見を言いたいけど、限界までガマンしてしまうから爆発したりしちゃうんだね。

　そういう流れもホロスコープで総合的に観るんだ。

「星占い」を作る

　でもさ、星占いでも、イロイロ書いてあるじゃん、どうやって書いているの？

　「占い」ってその人の「長所」と「短所」を書きますので「牡羊座」の人が悩んでいそうな「状況」と「星座の組み合わせ」を想定して書くことになります。実際は状況は人それぞれですからね。

　そうすれば「あー！超！当たってる！」と言うのと「そうでもないけど」な人が出て来ます。

　踏み込むほど「深く共感」と「当たってない」の両方が出てくるわけだ。

　だから、悩んでいる人が読む、と言う想定で書く場合と、長所を書くことが求められる場合で書くことが変わるわけです。

　その辺のデザイン能力も占い師の力と言えるでしょう。

　ただ現実には、書いている人でも星座の特徴を良く判っていない人もいて、単体の「星座」の知識自体がごっちゃになっているケースも見かけることもあります。

　でも「星座」って、みんなに、たくさんあるから、現実に「単体」で観ることは出来ないんでしょ。

　実際に「ホロスコープ」と「ホロスコープ対象者」をよく研究すること、は大切です。どういう態度、考え方が、ホロスコープのどの要素に当たってるか良く考えたいですね。本を読んで丸覚えだと、ごっちゃに書いてある本を鵜呑みにしちゃいますからね。

　自分で研究して成分を分離していくことが大切です。

　後はプロを目指す方や深い鑑定をしたい人は「星座」の研究は「タロットカード」「生命の樹」が一番オススメです。

　普通の人はそんなことしないよ。

　それは当然ですよ、ただ、そんな感じで作っているんだな、って判って読めば違いますでしょ。

　あー、当たって無いや、じゃなくて、自分の星座の組み合わせと違うのかな、ってことか。

　そう言うことです。

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