ホロスコープを初めから教えて欲しい!
こんにちは、にわとりさんです。
と言う訳で今回は「惑星」のお話だね。
そうですけど、さっき何しに来たんですか?
光ってるからちょっと触ってみたかったの。
まあ、いいですけどね。
ズバリ「惑星」は一言で言うと?
「自分自身」とも「自分のパーツ」とも表現できます。
ほうほう、ちょっと良く判んないですな。
では今回は「惑星」のお話です~☆
- 惑星って何だろう?
- 太陽 充実感、願望、自己表現
- 月 無意識、安心感
- 水星 コミュニケーション、好奇心、情報
- 金星 共感、楽しみ
- 火星 活力、戦う気持ち
- 木星 哲学、考え方
- 土星 社会で目指すべき自分、自信、苦手
- 天王星 自由、改革、変化
- 海王星 想像、癒し、インスピレーション
- 冥王星 究極
惑星って何だろう?
「惑星」は自分なの?
例えば「太陽」なら「自分自身」の充実、願望、自己表現、などを意味します。
ちなみに西洋占星術では「太陽」「月」「冥王星」も「惑星」と呼びます。
その「太陽」がどの「星座」にあるのか、というのが「星占い」だね。
そうです。「太陽」と言う「自分」が充実感を味わうには「太陽」のある星座的なことをすると充実感を得られます。
じゃあ「惑星」が「目標」なの?
そういう言い方も出来ますね、しかし、多くの場合「目標」は複数の「惑星」と「星座」の組み合わせで自覚することが多いです。
そうか「目標」は変わるし、本人がそう名づけるかどうかも違うのか。
そして便宜上「太陽」は充実感や願望などと表現しますが、例えば活力の「火星」などが全く使えていなければ、イライラ感や無気力を感じやすいです。
そうなると「太陽」が使えていて「火星」が使えなければ、現実には本人は「超充実してるけど、無気力感がすごい」とは思わないよね。
そうですよね、恐らく使えていない「火星」の方を意識しやすいですよね。
じゃあ「惑星」全部で「自分」かな。
実は、その意味だと「星座」も「自分」じゃありません?
そうか、活力や充実感の源がどの星座なのかは「自分」とも感じられるな。
人は自分の健康な部分より調子の悪い部分を自分の一部と感じやすいですよね。
お腹痛い時は全身がお腹になるよね、悲しい気持ちでいっぱいになる。
「自分」っていうのも難しいものだな。
ただ「惑星」は「自分」を構成する重要なポイントであることは間違いないですね。
「惑星」のイメージはギリシャ神話の神様などに良く表れていますからギリシャ神話などのエピソードの雰囲気から学ぶのも良いでしょう。
太陽 充実感、願望、自己表現
「太陽」は、主に充実感や願望、自己表現などを示します。
こうでありたい、こう生きたい、生き方のモードとも言えます。
「太陽」は他の「惑星」や「星座」にも大きな影響を与えます。
いかにも重要だね。
そうですね、ですから、何かと使い慣れているモードを形成しますから、重要ということになるわけですが、
ただ、現実には充実感も自己表現も出来ないで不満いっぱいに生きている人はあまり「太陽」を使っていないと言えます。
なるほど、絶対じゃないんだね。あくまでも使えないと辛いから多分使ってるだろうな、ってことか。
他の「惑星」や「星座」をみて使いにくそうだな、と思ったら、不満が多いかな、なんて占い師は考えるわけですね。
あ、なるほど。
多くの場合、占い師に相談する時点で何かに悩んでいる可能性が高いわけですし。
ギリシャ神話では太陽神アポロンのイメージです。
アポロンの誕生 ギリシャ神話「太陽」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
月 無意識、安心感
その人にとっての当たり前を示します。
無意識、でもさ、「惑星」は「ハウス」より自覚が強いんだよね。
その通りです。「ハウス」の方が無自覚なのが普通です。
「月」の無意識は「当たり前」と言うことです。
自分があまりにもいつも使うので、他の人もそうなんだろうなー、と信じて疑わないのが「月」の星座です。
あ、そういうことか「普通さー」とか言うよね。
そんなもの無いんですけど、そう言いますよね。
現実に「普通」が無いので礼儀作法などが安心感のために重要なわけですね。
「月」はギリシャ神話では、アポロンの妹、アルテミス、ゼウスの妻、ヘラが対応します。
水星 コミュニケーション、好奇心、情報
情報?
「太陽」の求めに応じ情報を集めます、そして「水星」の集める情報が「太陽」に影響を与えます。
「水星」はホロスコープ上で「太陽」から28度以上はなれないこともポイントです。
最大離角(さいだいりかく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
「太陽」と「水星」は同じ星座か、おとなりの星座になるのか。
コミュニケーション、好奇心、情報って?どういうこと?
コミュニケーションは広げるとか狭めるとかは決まっていません、ただ情報収集の1つの形ですね。
あ、好奇心も、どんな情報に興味を持つか、だから情報なのか。
そういうことです。ギリシャ神話ではヘルメスのイメージです。
空駆けるヘルメス ギリシャ神話「水星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
金星 共感、楽しみ
「金星」と言えば恋愛でしょ。
そうですね、しかし、それは、共感や楽しみ、からでてくるキーワードです。
感覚的共感と、論理的共感、それによるつながりが恋愛的でもある、ということです。
へー、なるほど。
なるほど、って言っちゃったけど感覚的共感と論理的共感が良く判らないな。
感覚的共感は、一緒に楽しいことをしたり、美味しいものを食べて喜びをともにしたりするイメージです。
楽しそう!
論理的共感は、何かを一緒にするなら必要ですね。別々の意見を一致させたり、相手の意見を聞いて調整したりする能力です。
たしかに重要だね。そして恋愛っぽい、上手くやらないと終わる。
楽しみを持続するには大切な能力ですよね。
ギリシャ神話では、美の女神アフロディーテのイメージです。
軍神アレス ギリシャ神話「火星」「金星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
火星 活力、戦う気持ち
戦う、って普通日常で戦う機会はないけど。
まあ実際に戦わなくても、緊張感や勝ち負けを好む要素、負けたくないと思うなどの表れ方をすることもありますが「活力の源」というイメージで良いです。
ホロスコープ全体の傾向によって表れ方も全然違いますからね。
上手く使えないと無気力やイライラになるんだ。
ギリシャ神話では軍神アレスのイメージです。
ちょっとせっかちなイメージだね。
自分のペースで思いついた時にすぐやりたいんです。だから待たされるのが嫌いなんですよ。
そのすぐにやってみたい!が「活力」のイメージか。
戦いの神 アテナとアレス ギリシャ神話「火星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
木星 哲学、考え方
自分の考えを試すことによる自己肯定感、生き方、哲学などが表れます。
ちょっと判りにくいね。
「木星」が何座なのかによって、こういう生き方をしたい、って思ったりするわけです、そしてそう出来ると自己肯定感につながるのです。
あー、そういう意味ね。蟹座なら仲間を大切にしたい、とか、水瓶座なら自由に生きたい、とか。
そういうことです。
考え方ですから、すごく影響が大きいのですが他者と比べにくくわかりにくい部分もあります。
そういうのが哲学的なんだね。
ギリシャ神話では全能の神ゼウスが対応します。
ゼウス誕生 ギリシャ神話「ティタノマキアⅠ」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
土星 社会で目指すべき自分、自信、苦手
「土星」は「苦手が出る」って書いてある資料が多いよね。
苦手だと感じるにはまず、やらなければいけない、という考えが必要です。
出来る様になりたいから、その必要があると感じるから、出来ないと苦手だと思うし、目を背けたくなるわけです。
だから出来ると自信になるんだ。
なんか「木星」と似てる?
ある意味似ているようですが自覚としては全く違います。「木星」は楽しいお気軽な感じです。
「土星」はやらなきゃいけない、出来ないとやましい気持ちになる感じです。
大違いだね。
ノルマ感覚が強く、自己犠牲的に任務を遂行するようなイメージです。
だから出来ないと苦手のイメージなのか!
ギリシャ神話では、ゼウスの父、クロノスと対応します。
ガイアとウラノス ギリシャ神話「宇宙誕生」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
天王星 自由、改革、変化
ここから先は「トランスサタニアン」だから、すごく遠くで動きも遅い惑星だね。
しかし重要なことには変わりはありません。
自由と改革って人生に表れるものかね?
だから「トランスサタニアン」は判りにくいんですよね。
でも「天王星」の星座を見ることで、どういうことに自由を感じたり変化をもたらしたいか、などが判ります。
そんなもん?
人生って、何に不満か判らないけど不満を持ったりするでしょ。
あー、こういうのもあるのかもね。
ギリシャ神話ではウラノスやゼウスの娘、女神アテナなどが対応します。
現実の向こう側?トランスサタニアン天王星、海王星、冥王星 - かえるさんの星占いらぼらとりー
海王星 想像、癒し、インスピレーション
どういうことで癒されるか、とかが判るわけだ。
特に現実で上手く行っていない時などは良い意味で現実逃避する時などに意識したらいいんじゃ無いでしょうか。
想像の世界か、そんなに癒されますかね。
辛い時に、映画や漫画で元気が出たり、もう1回やってみよう!なんて気持ちになれたらいいんじゃないですか。
あー、なるほどね。
日本の漫画やアニメが世界的に認められる理由に世界が資本主義化して世知辛くて生きにくいせいもあるでしょうね。
あー、必要なんだね。
ギリシャ神話では海神ネプチューンが対応します。
海の王 ポセイドン ギリシャ神話「海王星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
冥王星 究極
よく「死」と「遺産」とか言うじゃん。
あの世、とか死後をイメージさせるでしょ、それが突き詰める、究極の1つの形です。
一番大切なもの、ってこと?
ただ、究極は非日常的ですから一番っていうのもどうですかね。人それぞれですよ。
なんか、すごい!本物!真実の!と思うようなものを示すわけです。趣味とかで出る人もいますし、芸術家なら仕事に持ち込むでしょうけど。
なるほどビミョウだな。だから「トランスサタニアン」は判りにくいのか。
だって日常は「究極」ってどうでもいいでしょ。
日常の究極は、食べ物だよね、食べ物。ラーメンとかB級グルメ!
あとは恋愛とかじゃないですかね。
なるほどね。
あ、最近そう言えばすごいフィットする耳かき買ったよ!!もう究極だよ!!
いいですね、でも気持ちよくてもやり過ぎないようにしませんとね、耳の中はデリケートですからね。
ギリシャ神話では、冥府の王、ハーデスと対応します。
極限、変化、成長 歴史と神話で見る 冥王星 - かえるさんの星占いらぼらとりー
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