こんにちは、かえるさんです。今回は「第1ハウス」のお話です。
「第1ハウス」って言うことは「第1ハウス」の意味のお話だね。「カスプ」が何座だと、どんなイメージか、と言うのも大切だね。
そうですね、そういうお話です。
「ハウス」は「その人の行動様式」って言うのかな、実行動に影響しやすい。
そうですね、その人の慣れたモードとも言えるでしょう。
でも、「惑星」と矛盾しちゃう可能性もあるね。
それは、ありますね。でも、そういうズレが対応力の向上や成長につながるとも言えます。
なるほどね。
実際に鑑定するときは、そのズレなどを理解して、イメージ出来るとよりリアルな鑑定が出来ますね。
「第1ハウス」は、ホロスコプス Horoskopus とも呼ばれます「時の見張り番」と言う意味で「ホロスコープ」の語源ともなっています。
へー。
では、今回は「第1ハウス」のお話です。
- 牡羊座的ハウス
- 第1ハウスのカスプ「牡羊座」
- 第1ハウスのカスプ「牡牛座」
- 第1ハウスのカスプ「双子座」
- 第1ハウスのカスプ「蟹座」
- 第1ハウスのカスプ「獅子座」
- 第1ハウスのカスプ「乙女座」
- 第1ハウスのカスプ「天秤座」
- 第1ハウスのカスプ「蠍座」
- 第1ハウスのカスプ「射手座」
- 第1ハウスのカスプ「山羊座」
- 第1ハウスのカスプ「水瓶座」
- 第1ハウスのカスプ「魚座」
牡羊座的ハウス
「第1ハウス」は、牡羊座的なハウスです。
どう考えればいいの?
その人にとって、の「基本的な行動パターン、行動様式」を示します。
牡羊座の意味を考えてみましょう、自分が何者かハッキリさせたい、知りたい、だから、速くやってみたいし、速く結果を見たい。
そのイメージの延長が、怒りっぽく見えやすい、ってことだよね。
そうです、急いでいるから怒りっぽく見えやすいだけで、何をもって「怒っている」と定義することは難しいですからね、相手から見てそう見えやすい、と言うことです。実際には全然怒りっぽくない人もたくさんいますけどね。
だから「第1ハウス」の意味は、「牡羊座的なハウス」だから、その人の慣れた行動パターン、を示す、とも言えるね。
そうですね、そして、目標を目指す時に、どういう行動をとるか、選ぶか、と言う意味も含みます。惑星が入っていない方が無意識的になります。
牡羊座と言えば、直感的に動くよね、その人にとって、直感的にどう動くか、が、「第1ハウス」のカスプの星座や惑星が影響していくんだね。
牡羊座、と言えば「火星」とか「皇帝」のイメージもあるよ。ちょっと戦いのイメージもある。
そのイメージはありますよね、でも実際には牡羊座に「太陽」や「ASC」にあっても、おとなしい人はいくらでもいますよね。
速く結果を見たい、と言う欲求はやはり、短期決戦を含みますから、戦い、と言うイメージはありますね、でも、即ち「戦い」ではないのです。
あと、牡羊座の人の考え方は「勝ち負け」「0か100か」と言うようなシンプルさがあるので、戦闘的な態度を見せる人も多いです。
だいたい、すぐに結果が見たい、と言う時点で、相手の気持ちがおざなりになっている部分もありますからね。
「第1ハウス」の「直感での行動」と言う時点で、子供のころからの慣れた行動方式、と言うことになりますね。
あー、子供のころは直感的だよね。
それで慣れた方式だから、その人の行動になりやすい、だとしたら、他者からみたら、その人はそういう人だ、ってことだ。
そうです、ですから、「ASC」が、その人のインターフェイス、と言うのと一致しますでしょ。「プラシーダスハウス」では「ASC」と「第1ハウス」のカスプは一致していますからね。
なるほど。
その意味で「第1ハウス」を考えると、「第1ハウス」は「自分の考え」を行動にする時のモードとも言えるね。
そう言うイメージですね、では、その「第1ハウス」のカスプの星座によって、どう変わるか考えて行きましょう。
よく言われる「その人の姿かたちが表れる」と言うのは、本当ではありません、たまたま一致する人がいるだけです。
第1ハウスのカスプ「牡羊座」
とっさの自分が牡羊座、自分らしさが牡羊座。
その人らしさ、自分の考え、直感で動く時の、姿勢が「牡羊座」ってことだ。
そうですね。その人らしい星座が、牡羊座とも言えます。
ちょっと気が強い、強気なイメージだな。
そういう人もいますが、惑星との兼ね合いもありますからね。
惑星が双子座だらけや、魚座だらけかもしれないじゃないですか。
あー、なるほど!
そうなったら、いつも控えめなようだけど、行動的だったり、怒ると激しいなんてこともありえますね。
そうか、だから、直感的に思いついたことを行動に移す時に「第1ハウス」のカスプが影響しやすい、そこが牡羊座なんだから、直感的に行動に移しやすい、と言うことだ。
怒りっぽいとか、短気とかは、ホロスコープ全体を見て、「第1ハウス」の「カスプ」が牡羊座ですから、思いついたことをとっさに行動にしやすい、と組み合わせて、全体的に激しいイメージなら、そうなりやすい、と言うことですね。
結果が欲しい星座が多ければ、上手く行っているか、いないかでも大違いだね。焦っちゃうし。
そういう視点も大切です。
第1ハウスのカスプ「牡牛座」
とっさの自分が牡牛座、自分らしさが牡牛座。
牡牛座だから、感覚的、感じたことを伝えたい、感覚が強いから、感じたままにそれが行動になりやすい。
そうですね、とっても感覚的ですから、食べたい!欲しい!気持ちいい!などがとても大切です。
楽しいのを表現するのはいいけど、不快な感じはあまり出しちゃうと良くないね。
良くないですが、どっちも出やすいでしょうね。第1ハウスが牡牛座なわけですから、感じたことを伝えるのが、自分らしいと言うことになりますからね。
素直にも見えるけど、ワガママにも見えそうだな。
でも、言葉で言わない方法もありますよ。
おお!美術、芸術か!
そういうことです。一緒にいて楽しいと言われるのも牡牛座らしいですね。
第1ハウスのカスプ「双子座」
とっさの自分が、双子座。自分らしさが双子座。
とっさには、決めない感じかな。とりあえず、先送りしたい感じだ。空気を壊さないためにガマン強い感じもある。
人間関係には良いことも多いですけど、そういうイメージですね。
そして、人とつながる行動を取る、取りたい、わけですな。
そして、好奇心が強く興味を色々持ちやすい。
その代わり、そこそこやると満足しやすいって感じかな。
双子座は群れる欲求がありますから、そういう行動を取りやすい、と言うことですね。
それが双子座らしさだもんね。群れにいたい。
あとは、どんな人と群れるか、はホロスコープ全体を見たいですね。
あと、必ずしも、群れに入れてもらえるとは限りませんからね、あくまでも、群れにいたい、だけですから。
それを恐れるから、自分を出さないでガマンする人が多いんだね。
でも、それが優しさに映りやすいわけです。
第1ハウスのカスプ「蟹座」
とっさの自分が蟹座、自分らしさが蟹座。
とにかく、仲間が大切だ、そうしないことは良くないと思う。
もう一歩踏み込んで、仲間との一体感が大切だ、と言う方がいいかもしれないですね。
それは、仲間より、仲間との一体感を重視する意味かな。
そういうこともありますね、破綻しやすいパターンです。
仲間より、仲間との一体感が大切って、本末転倒だよね。
その通りですが、「蟹座」は「四要素」で感情の「水」の星座ですからね。
「水」のカードは「吊られた男」だから、逆に考えやすいのか。
そう言うことです。
でも、大切にする人もいるでしょ。
もちろんです、現実に眼を向けることが出来れば、そうなるでしょう。
もちろん一体感を得られなくて、ヤケになったり、諦めたりすることもありえます。
仲間との一体感を大切に考え方、行動を取りやすい、と言うことだ。
第1ハウスのカスプ「獅子座」
とっさの自分が獅子座、自分らしさが獅子座。
目標に向かったり、認められたい気持ちが強そう!
そうですね、しかし、目標は持ちやすいですが、全員が目標に燃えるわけではありません。
その場合は、特別視されたい、などが表れます。
非日常、イベントなど「特別」を求めるのが獅子座です。
そうか、獅子座が目標に燃えるイメージなのは、認められたい、特別視されたい、を実現するための手段なんだ。
力を発揮したい、力を形にしたい、と言う欲求が強いのです。ですから、認められている他者をみて、自分の方が!と言う気持ちになりやすいとも言えます。
あ、だから、妬みっぽくなる人もいるんだ。
恋愛やブランド物好き、に出ることもありますね。
特別視されたいからか、なるほど。
第1ハウスのカスプ「乙女座」
とっさの自分が乙女座、自分らしさが乙女座。
とっさ、って言うのが乙女座らしくないな。
たしかに。言いたいことは判ります。
でも、「ちょっと待てよ?」って、とっさに思うのは、
乙女座っぽいな!
「あ!いいこと思いついた!」
「ん、待てよ、違うか…。」
みたいな。とっさに1回止まる、もう1回考える。
それも、カンペキに、きちんとやりたいからですね。
良く考えて、じっくり取り組みたい、そしてカンペキに仕上げたい。それが行動に出るってことか、まあ、慎重になりやすい、ってことだ。
何かを作り出したい、作るなら、役目を果たせるしっかりしたものを作りたい、と言うのが乙女座ですからね。
ちょっと恋愛などはタイミングを逃しそうだな。
そういう所はあるかもしれませんね。
第1ハウスのカスプ「天秤座」
とっさの自分が天秤座、自分らしさが天秤座。
天秤座は、理想があって、そこに向かう感じ。
とにかく論理的に考えて、それが正しい、と思うイメージ。そういう行動パターンになりそう。
そうですね、そうなりやすいでしょう。
このモード、やり方が身についているのは、良いことなのかな?人と上手く行くかな?
良いことは、論理思考が身につくこと、良くないのは、論理思考出来ないことを理解出来ないことですね。
学問、仕事には良いよなぁ、本当にいいと思う。
かなりいいです、しかし、クリエイティブか?と言うとそうでもありません。
え!そうなの?
理解力が高いのが論理思考ですからね。教わって覚えられても、自分で生み出すのは大きな違いですよ。
その意味で、教える、創造する、は、また別の能力です。論理を理解出来ない人を理解出来ないケースも多いです。
論路能力の違いが、判りにくいのか。めっちゃ頭良い感じだけどなぁ。
頭良いのと、あまり関係ないとも言えます、言語化して理解する力が高いのであって、そこにたどり着く、様々な感情の動きなどがイメージ出来ていない、場合も良くあるケースと言えます。
天秤座は唯一の「物の星座」ですからね。
理想に向かって、論理的に方法を考え行動する、そこに惑星などの影響が加わってくる。
言うばっかりで自分はやらない人もいるし、人には厳しくても自分には甘いかもしれない、
でも、自分には厳しいけど、人には優しいかもしれない。
そうですね、第1ハウスのカスプが天秤座、で言えるのは、論理的に言葉で方法考え、行動しようとする、自分の思う理想に向かう気持ちがある、ということですな。
第1ハウスのカスプ「蠍座」
とっさの自分が蠍座、自分らしさが蠍座。
感情的に強く結びつきたい、「絶対」を求める、「究極」「本物」を目指すべきだ、と言う気持ちがある。
星座のイメージで言うと、実際に、こんな人いる?強い気持ちでつながりたい、は判るけど。「究極」って。
普通の人が人生の中で「究極」を目指す、と言うのはピンときにくいですよね、ですから、研究や学問より恋愛に出やすいんですよ。
多くの人に絶対的に認められる、と言うのは普通の人生ではありえません、しかし、恋愛なら、対象が1人の人間ですから、リアリティがありますよね。
とは言え、1人でも相手は人間ですから、支配は難しいですよ。
なるほど、そこは獅子座の「みんなの王様」は難しいから、1人に圧倒的に認めて欲しい、ってなって恋愛に行きやすいのと同じか。
「第1ハウス」のカスプが「蠍座」であれば、何かを深めて、自分の思う究極を目指そうとします。まあ、恋愛、など人間関係に出やすいです。
目指そうと?目指す、じゃないの?
飽きっぽい星座や、深めるのが苦手な星座が強ければ、目指しているようには見えませんからね、「本人は目指していても」です。
そうか、たしかにそうだわ。
第1ハウスのカスプ「射手座」
とっさの自分が射手座、自分らしさが射手座。
射手座は考えるのが好き、そして、何かを試したり、決まりきっていないことが好き、って感じかな。
そうですね、大切なのは「本人がワクワク出来ること」です、ですから、本当は奥深く、決まりきった答えが無いものでも、学校で習うと、つまらなそうに見えやすいですよね。
例えば数学ですね。
もう聞くだけで、ため息が出るほどイヤ。
学校は、つまらなく教えますからね、実際は奥深い一生の趣味に出来るような有意義な学問だと思います。
でも、つまらない、と思ったら終わりだよね。
射手座はそういう所ありますね。
まあ、射手座はそういう所がありますね。役に立つ、とか、必要に迫られるより、面白いことをしたい!楽しむ感じですね。
「第1ハウス」の「カスプ」が、そんな射手座ですから、面白そうならやりたい、面白くなければやりたくない、と言う感じになりやすいですね。価値を感じなくなりやすいです。
興味の持ち方は、様々ですな。
だから、射手座は、なんか判りにくいんだな。
第1ハウスのカスプ「山羊座」
とっさの自分が山羊座、自分らしさが山羊座。
山羊座は、結果、とにかく結果。
山羊座は、生きるために備える、と言う生存本能的なもので、楽しもうとか、充実感とか、達成感などと言うものは、あまり求めてもいません。
そう聞くと、山羊座の強さが判るな。ストイックだ。
そうです、とてもマジメです。達成したい、やり遂げたい、と言うのとは少し違っています。
生きるためなんだ。
そうです、ですから、すごく頑張るとも言えますが、上手くいかなそう、と思うと、時間のムダだと思って、持続しないことは結構あります。
夢に向かうのは向いてないのかな。
いや、山羊座のマジメさを利用して上手く行く人も多いです、でも、挫折時のリカバリー技術は他の星座で補える場合の話です。
そういう意味を込めて、公務員、大会社の社員などが向いている、と言われる訳です。
言われた通りにやる、レールが敷いてあるのがいい感じかな?
そうですね、生きるためですから。
山羊座が強いと、生きるためでないと力が入らないと言う所があります。
そうだと、趣味を持ちにくいね、星座を満たすのが難しいかもね。
第1ハウスのカスプ「水瓶座」
とっさの自分が水瓶座、自分らしさが水瓶座。
自由を愛する人だね。あと、すぐ飽きる。
知的興味が尽きると、飽きやすいですね。あと、何か型にはめられるのが嫌いですね。
流行の服とか、制服が嫌いな人もいるね。
まあ、現代社会で、自由と個性を求めると、そんな感じになりやすいですね。
「変化」を求めるのが水瓶座ですが、実際に生きていると「変化」はあまり必要ないと言うのが正直ですよね。
だから、転職とか引越しなんかをしやすいんだね。
何か知的興味を持つのが宜しいでしょう。「変化」のポイントを探すための「見抜く」と言う能力を使っていれば、水瓶座は、それなりに満たされます。
それはどうして?
「変化」の準備行為が「観察して本質を見抜くこと」だからです。
それに気付くまでは、落ち着かない感じになりそうだね。
そういう人も多いです。
第1ハウスのカスプ「魚座」
とっさの自分が魚座、自分らしさが魚座。
魚座らしい行動って何だろう?行動しないのが魚座らしい気もするけど。
行動力にあふれている感じではないですが、目的は別に無いと思います。
周囲の人の心の傷に引き寄せられるような感じですね。
あー、魚座と言えば「癒す」だね。
あと影響を受けやすいので、周囲の環境が大きいです。
なるほど。
魚座は周囲に合わせる感じかな。
そうですね、良いも悪いも無くそういう感じは強いでしょう。
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