「ハウス」と「惑星」と「星座」で考えるお仕事 占いえほん

　こんにちは、にわとりさんです。今回は「ハウス」と「惑星」と「星座」で考えるお仕事　と言う内容でお送りします。

　仕事、適職については、今までも取り上げたよね。

　そうですね、ただ、今回はホロスコープ全体から適職を考える、と言うイメージでお話を進めたいと思います。

　え、今までもそうじゃないの？

　〇座は、何の仕事が合っている、と言う考え方は判りやすいですが、実際にはそんなに簡単ではありません。

　他の方法があるの？

　そもそも、〇座だから、って何の仕事が向いているなんて言うことが現実なんだったら、苦労して仕事を探すのはおかしいでしょ。

　それを言っちゃおしまいじゃないの？

　いえいえ、今回は、現実的に役に立つホロスコープの考え方をご紹介していきたいと思います。

　へ～☆　それでは「星座で考えるお仕事」と言うお話でございます～☆

惑星とハウスのギャップ

　まずは、とても大切なのは、星座以前に「惑星」と「ハウス」の違いですね。

　それが、ごちゃ混ぜになっちゃうんだよね。

　まず、ひとつだけ星座を見る「星占い」は理想と願望が示される「太陽」のみだけで占いますよね。「惑星」１つでの占いです。

　※西洋占星術では「太陽」や「月」「冥王星」も「惑星」と言います。

　要するに「こうなったらいいのにな」と言う本人の気持ちだけで占ってるわけですね、そりゃ、なかなか当たらんわけですよね。

　「惑星」は「気持ち」なんだよね。自分がそう思う、と言うことだ。

　で「ハウス」は「行動」だよね、「気持ち」とはズレがあるんだ。

　そうです、しかし、そのズレには気づかないこともありますが、自分で気付いて直すことも可能です、無意識に「惑星」と「ハウス」で綱引きになってしまって悩みになっている場合、綱引きにならないように、具体案を考えるのが占い師の仕事なわけです。

　なるほど。

　そして、占いを見なくても自分の中の両面性を理解して、調和させていくのが一般に言う「成長」ですね。

　「ハウス」と「惑星」は別だけれど、結局は影響しあうんだ。

　そうです、イメージを現実にしっかり当てはめることが占いの技術と言えます。

　そのイメージから、この「ホロスコープ」で、現実に今この状態なら、こう思っているだろうな、ここが苦しいだろうな、って占い師は考えるわけです。

　だから、例えばアスペクトが良い、悪い、と言うような安直な考え方では無く星座と惑星とハウスからストーリーをイメージするために、星座の知識が必要なのです。

　ここを飛ばして楽しようとするとアスペクトは良さそうに見えます。しかし、実際は「良い」「悪い」では現実に当てはめることは出来ません。当たることもあればハズレることもあるでしょう。おみくじ的な気晴らしの役割しか果たせません。

　「ハウス」がこうで「惑星」がこうで、今、現在こうだから、こう思う。こうしたいのなら、こういう行動が必要、その時にはこう思うはずだ、ってストーリーで考えるんだね。

　簡単に言えばそう言うことです。

お仕事を「ハウス」で考える

　ハウスで仕事を考える、ってまあ「MC」で見るのかな。

　そうですね「MC」は、第10ハウスのカスプですから、山羊座的なハウスですから、仕事を考える意味で、すごく重要ですね。

　社会性とか職業、自分がどうあろうとするか、が現れるよね。

　そういうイメージです。

　しかし、他のポイントも重要です。

　例えば、実感の第２ハウス、牡牛座的なハウスですから、実感できるものに価値を感じますから、第２ハウスのカスプ（ハウスの入り口、境目）の星座的なことが頑張りやすいわけですね。

　おー、なるほど。そう言えば、第２ハウスは財産のハウスなどとも言うね。

　実感が無い仕事をするとどうなるの？

　お金をもらえてもピンと来ないと言うか、つまらないことをしている感じなどです。

　そして、達成感の第６ハウス、乙女座的なハウスですから、きちんとやって達成感を味わうには何をすればいいか、が現れます。

　第６ハウスのカスプの星座的なことをすれば、達成感があるんだ。

　逆に言うと、関係ないことをすると、達成感が味わいにくいんだ。

　え、でも、こんなに全部ぴったりの仕事なんてあるの？

　普通無いでしょ。ですから、趣味などで補うことが重要なんです。

　あと、コミュニケーションの双子座的な第３ハウスも重要でしょ。

　あー、コミュニケーションね、重要だね。

　あれ？コミュニケーションは「水星」じゃない？

　自覚、気持ちとしては「水星」です、しかし、実際の態度は第３ハウスを見ましょう。自覚しにくい特徴を知ることが出来ます。

　あ、こう言うところで混ざっちゃうんだよね。

　間違ってませんよ、結局は混ざっていきますから、

　例えばどんな感じ？

　んーとね、例えば「水星」が双子座で、第３ハウスが獅子座とか。

　全体を見たいところですが、まあ例を言えば、双子座ですから、みんなに気を使って空気を読むことに努力するので、そう言う能力は伸びやすいですね。

　そして、カリスマ性の獅子座ですから、気を使って、カリスマ性、明るさ、楽しさを感じてもらったりする形で出る人もいれば、

　本人はガマンして不満を抑えて頑張ってる、と思っているけど、結構上からな態度がちょいちょい出て、他の人とぶつかったりしやすい、なんてパターンもありますね。

　ちょいちょい、って何よ。

　日ごろ言葉も態度も優しいけど、相手がミスった時などに出るちょっとしたタメ息とかが「あーあー、やっぱりやってくれたわ」って怒った獅子座の雰囲気を充満させてたりします。

　あー、でも、本人の自覚は「水星」の双子座なんだ、なるほどね。

　あと、当たり前ですが「ASC」第１ハウスのカスプも大切ですよね。

　おー「ASC」アセンダント、上昇宮、重要だよね。

　第１ハウスのカスプですから、牡羊座的な意味があります、飾らない自分、いつもの自分、とっさの時の構えない自分、急いだ時の自分、などがイメージできます。

　そりゃ、仕事に影響するよね。

　けっこうイロイロあるね。

　あとは、自己実現感や自己表現には、太陽的、獅子座的な、第５ハウスも重要です。

　もう、最初の方忘れちゃったよ。

　第５ハウスは「太陽」に直接影響しますから、満足度に大きく影響しますから。

　でも、たくさんあるから、例えば、なりたい仕事と「MC」の星座のイメージが一致して無くても、充実感、達成感などがあれば、頑張れるってことか。

　そうですね、なりたい時点で、そこに気持ちがあるわけですからね。

　なるほどね。

そして気持ち、自覚の「惑星」

　あれ、まだ続くの！

　ハウスだけではなく、そこに「惑星」の気持ちが、実行動にも影響して行くわけです、そして上手く調整できなければ不満がつのり、上手く調整できれば、充実感や楽しさが増えていくわけですね。

　「太陽」は大切だよね、自己実現や自己表現、充実感の源だね。

　逆に言えば「太陽」から考えて何の仕事をするか考えてもいいよね。

　そう言う方法もあるでしょう、ただ「太陽」が〇座だから、適職は〇〇、では無くて、

　「太陽」が〇〇座だから、何をすれば、充実するから、それをすることで、得意、長所になっている、と言う前提の下で、

　適職だ、と言っているわけです。

　当然、今後の訓練に対しても意味がありますけどね。

　何の苦労も無く、すぐに上手く行くと思うのは間違いです。

　じゃあ、どんなに向いていても、訓練が必要な業種には訓練が必要なんだね。

　もちろんそうです。

　あと、イロイロな「惑星」や「ハウス」をチェックして長所と短所を、やりがい、楽しさなどをチェックして、一致点の多い仕事を考えたいですね。

　あと、適職以前に、変化を望む気持ちが強い場合、１つの仕事を続けることが難しい場合もあります。もちろん変化を感じられる仕事を選ぶと言う方法もありますが、それだけでは難しいケースもあるわけです。

　適職選び、では「長く仕事を続けられる」を確保できない人もいるんだね。違う所に問題があるんだ。

　あと、「月」や「水星」「金星」などとのつながりも多い方が、楽しい、幸福感などが大きくなるでしょう。

　そう言えば「ドラゴンヘッド」「ドラゴンテール」は？

　かなり影響が大きいです。「惑星」より「ハウス」に近いイメージです。

　「ドラゴンヘッド」は「金星」+「木星」+「地」のイメージで、

　「ドラゴンテール」は「火星」+「土星」+「火」のイメージです。

　この「ヘッド」と「テール」のバランスがとても大切です。バランスが悪いと、イライラしやすい、気力が出にくい、など全体に良くない影響があります。

　あと、「ドラゴンヘッド」は、のめりこみやすいですから、趣味などに出た時にほどほどにするイメージも必要です。

　楽しい「金星」とやってみたい「木星」だもんね、気をつけたいし、上手く長所にしていきたいね。

　こういったことを全体的に考えて「仕事」を考えます、そして年齢や人生プランによって、訓練に費やせる時間も違うでしょうし、ホロスコープを使って上手く計画を立てて行きたいですね。

　長所も大切だけど、短所も知っておきたいよね。

　とっても大切ですね。

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