こんにちは、かえるさんです。今回はカルロス・ゴーンさんのお話を通して「成功」や、占いで言う「良い」「悪い」を考えてみたいと思います。
最近イロイロ話題の人物だね。
そうですね、最初に日本に来た時のインパクトがすごかったですしね。
1999年、日産がもうダメだ、って時に来て、日産をV字回復させたんだよね。
そうですね、日産は、もう潰れてもおかしくないレベルでしたよね。
あんな有名な会社がなんでそんなことになっちゃったの?
天下りやOBなど、イロイロな過去のしがらみなどがものすごく、利益を上げることが出来なくなっていたからです。コスト管理も大変がさつでした。
そこで、しがらみのないゴーンさんがフランスのルノーから来たんだね。
そうですね、日本人では、もうどうしようもない状態でしたからね。
最近のゴーンさんの逮捕や、検査不正問題も、ゴーンさんが官の天下りをあまり受け入れなかったから、と言う説もありますが、
当時の日産は、官の天下りや、日産のOBの天下った会社とのしがらみがひどく、部品などがぜんぜん安くならなかった、とも言われています。
じゃあ、そう言う人たちを一掃したのがゴーンさんだったのか。
有利子負債2兆円の借金を短期間で返済しましたからね。
逆に言うと、当時の日産は、そんなにムダをしていたんだね。
でも、日本の大きな会社で天下りを排除したら、いつかは今回のことのようなことになるのは判っていたこととも言えます。
ああ、そうか、国に逆らっては、目を付けられちゃうね。
官の天下りは、もちろん仕事の役に立つことは無いですが、国からイロイロ見逃してもらう、目を付けられないためには税金みたいなものですからね。日本の競争力が低いのはそう言う面が伝統になっている面もありますね。
でも、ゴーンさんは、たくさんの社員の人もクビにしたんでしょ。
それは事実です、しかし、あのまま潰れていたら日産の社員全員が転職を迫られたかもしれませんよ。
とは言え、恨まれはしているでしょうから、そこは突きやすいですよね。
自分はこんなにすごい年収なのに、って社員をクビにするなんて、って言えるね。今も言われているね。
言いかえれば、日本でコストカットなんかしたら、今回のことのようになる、と言う、お話かもしれませんね。
「成功者」
でも、ゴーンさんはと言えば「成功者」のイメージが強いよね。
そうですね、大変有名で多くの方に尊敬されていましたね。
ホロスコープでも「成功者」って出てるの?今回の事件とか。
今回のような事件があると、イロイロ、ホロスコープには、こういう兆しが出てた!占いではこう出てました!だから捕まったんだ!みたいな文章を見かけますが、事後的に言うのは何とでも言えるでしょう。あまり意味は無いと言えます。
そういう、当たり外れの占いは、どうせ当たった時の話しかしませんからね。当たらないときの研究をしないから占いは遊びと言われるわけですね。だからかえるさんは性格分析、現実の原因のみに目を向けます、性格、考え方が、現実にどう影響を与えたか考えます。
例えば「冥王星」がトランジット云々かんぬん、と言う表現をよく聞きますが、逆に全部の逮捕者がそうなのか、を考えないと説得力はありませんね。もしそうなら素晴らしいデータですが、実際にはそうではありません。
捕まった人に「冥王星」が何となく関係していたら後から騒ぐ、と言う程度なのが実際と言えます。そんなものは実用できません。
そこで思い出されるのは「タロット」の「王女」は「ホロスコープ上に無い」と言うことです。
「王女」は、現実にとっても近いよね。ホロスコープは「心の葛藤」「価値観」などを意味しているんだね。
そうです「ホロスコープ」は心の中の葛藤を表現しているので、結果に大きな影響を与えはしますが、本人が自覚してコントロールすることが可能です。
当然、意志の弱い人には「運命」と言えますけどね。しかし、もう「結果」になる時、その寸前には何をしても手遅れと言うことです。
今回のゴーンさんのことは、どう思う?
日産が潰れかけていた時は、天下りの拒否なども仕方なかったですが、いつかこうなることは決まっていたと言えるでしょう。
でも、ゴーンさんがもっと少ないお給料で、がっちり警戒していたら?
それは大変難しかったでしょうね、占いではなくても「人間」として。
みんなに恨まれながらコストカットして、会社が回復した暁には、自分が高いお給料を欲しがるのは自然なことと言えます。
しかし、恨まれているんだから、相手からすれば倒しやすいとも言えるかもね。
ホロスコープに「成功者」とは出ていません、「成功者」とは観察者や自分が決める「主観的」なことですからね。
「成功者」と思われるには時代の流れや、その場に居合わせることなどが大変重要ですからね。本人が簡単に満足しない、と言うのも大きな要素です。
ゴーンさんの星座
ゴーンさんの星座は?
「太陽」は、魚座、
「月」は、牡牛座、
「水星」は、魚座、
「金星」は、魚座、
「火星」は、射手座、
「木星」は、双子座、
「土星」は、蠍座、
「天王星」は、蟹座、
「海王星」は、天秤座、
「冥王星」は、獅子座、です。
魚座だらけで、「月」が牡牛座なんだ!!!意外だなぁ!!牡牛座は物や財産に対する執着があるかな。
魚座なだけに、必要なことを感じ取って、牡牛座らしく頑固にそれを追求したとも言えます。
そして改革の「天王星」は、仲間を重視する蟹座ですからね。会社の改革のイメージは十分です。
「冥王星」の獅子座も、支配欲の強さを示していると言えます。力を持つことに喜びはあったでしょう。
「火星」の射手座も、不可能と思えることに自分で考えて挑戦することに燃えそうだね。
そう思うと、能力、性格的に、まっすぐに「日産再建」に向かって行ったと言えるでしょうね。
「土星」の蠍座は、国家権力を無視してしまったことと大いに関係していると思えます。
なるほど。官の天下りを拒否してたら危ないよね。
とは言え、こういうチェックは事前に行って、自分で自分の性格に納得しないとあまり意味がありません。
自分の人生の過去と照らし合わせて、納得して未来をコントロールしていくことだね。
そうです、運命ではなく、考え方のみがホロスコープから判ります、運命や未来が判る訳ではありません。要するに変えられます。
仮に運命なら、災害や戦争で多くの人が同時に被害にあうことを合理的に説明しなくてはいけません。
戦闘部隊の全滅などは、同じようなホロスコープの特徴の人だけが集まっていないとおかしいよね。ホロスコープが「結果」を保証するなら爆弾の威力なんかあんまり意味が無いことになっちゃう。
そうです、あくまでも、ホロスコープは心の中の考え方、価値観の傾向が判るのみで、何をどう調べようが、未来のことを信頼性の持てる精度で確定的に予言するものではありません。
ただ、考え方が判るので、「こう思うから、この状況なら、こう行動する」が判るので現実には「高い精度で予測が出来る」と言うことです。
ですから、占い師が「こうなるよ」と言った時に「何で?」と聞かれて理由が言えないのならそんなアドバイスには何の価値もないということです。
だから、性格は判っても「運命の人」がいつ現れる、と言うようなことは判らないんだね。
当然、確定的には判りません。だいたい「運命の人」の意味や定義が判りませんし。
「運命の人が現れる占い」は、時期を特定して行動を促すことで、指定した時期に実際に恋人を獲得できる可能性が向上するケースがあるに過ぎません。
ですから、その後簡単に別れるケースもあると思います。
占いで「結果」を予測することが出来ても、「良い」「悪い」が判らない、と言うのはそう言うことだね。恋人が出来た時は「良い」と思うけど、その後に結果によって変わっていくもんね。
そうです、人の人生を考える時「良い」「悪い」は、国語として微妙ですね。2017年まではゴーンさんをうらやましい、「良い」と思っていた人も、今は、うらやましくないし、「悪い」と思っている人もいるでしょう。
要するに、人生は一時は良くても続かなかったり、辛い時期があっても乗り越えることもあるでしょう、そこから多くのことを学んだ場合、それは「悪い」時期とは言えないかもしれません。
だから、占いで「良い」「悪い」と言うのを見るのはあまり意味が無いとも言えるね。
だから、まじめな占いには、何を言いたいのか良く判らない「吉凶占い」や「アスペクト」のような抽象的なものも積極的に使いません。
「アスペクト」は言っていることが具体的でなくコントロール不可能なため、自分の責任ではない、と言う言い訳に使われているに過ぎません。「アスペクトが悪いから、仕方ない」と言う感じですね。
アスペクトはこのブログでは、星座が混じった時の考え方の話になっているね。
そうです。実用するためにはその方法しかないからです。
来年の運勢が知りたい、と言うのも同じことですね、そう言うことに期待をかけたい心境と言うのがどういう心境なのか、も考えてもよいでしょう。
努力したくない気持ちか。
努力は、がんばるだけでなく、努力の仕方が大切ですから、頭も使いますからね。闇雲にがんばっても上手く行かない、と言うのは運気に乗れと言う意味ではなく、考えて工夫しろ、と言うことです。
逆に、何でもかんでも「運」のせいにする人は占いを見る意味がありません。
そういうことで考えると、ゴーンさんの「成功者」か、そうでないか、と言うのも同じだ、
そうです、そんな言葉にはたいした意味は無いんです。変わってしまうものですからね。
一時良くても、一時悪くても、人生は続くんだもんね。
ゴーンさんが、大きな成果をあげたのは日産に来たから、でも、捕まったのも日産に来たからだもんね。
ゴーンさんが日産の負債を返したことは「良いか」「悪いか」なんて今さら決められないよね。あの時、失敗してすぐに日本を去ってたら今回のように捕まらなかったかもしれなかったんだね。
だから現実的に考えれば占いで「良い」「悪い」と言うことが判ると言うのは現実を無視しているってことになっちゃうね。リアルじゃない。「良い」「悪い」なんて見た人の感想だし。
そうですね。
この文章を書いている時点で、ゴーンさんは、こう留されているだけで無罪、有罪は判りません。全くの無罪かもしれませんから、批判的な論調で書くことは避けました。ご了承下さいませ。
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