こんにちは、かえるさんです。今回は「格式 Dignity」の「冥王星が水瓶座に入った時」のお話です。
「冥王星」は水瓶座に入ると影響が弱まるんだよね。「衰 Infall」だね。
あれ?これさ、
何ですか?
「冥王星」は蠍座の「支配星」だよね。
水瓶座の「支配星」は「天王星」だよね。
そうですな。
「天王星」に蠍座が入った時は、影響が強まる「興」だったのにさ、
「冥王星」が水瓶座に入ったら、影響が弱まる「衰」なの?
「衰」なんです。
不思議だなー。
今回はそういうことも含めて考えましょう~☆彡
「冥王星」を考える
「冥王星」はその人にとって大切なものを示すよね。
「冥王星」は蠍座の「支配星」ですから「四要素」の感情の「水」的であり、蠍座の昔の「支配星」は「火星」ですから直感の「火」的でもあります。
ですから、感情的であり、直感的なので、自分の内側から出て来た強い思い込み、ということになります。
だから、その人にとっての「究極」になるのか。
牡羊座的(火星的)な直感なのに、蠍座的な(不動宮、水)持続力もあるわけです。
あ、なるほどねー。
え!じゃあ、めちゃめちゃ影響があるんじゃない!
でも、人は実際には周囲を見て物事を決定、行動しますよね?
する。
でしょ。
あ、「冥王星」的なことは思うけど、人生への影響は結構小さいのか。
思わない人もいますよ、「風」(論理)、「地」(感覚)が強く「火」、「水」が弱い人もいますからね。
そうか、人それぞれなのか。
そうです、ものすごく重要な人もいるし、そうでもない人もいます。
「8ハウス」とか「蠍座」とかがどういう状況か、を見れば、その人の「冥王星」の重要度が判る、と言えます。
「冥王星」「蠍座」のキーワードで「死」ってあるじゃん。
ありますね。
怖いじゃん、何でそんなの入れるの?
蠍座のかつての「支配星」は極限状態で疑うことのない気持ちになると活力の出る「火星」だったわけです。
そして蠍座は感情的な「水」なので「究極」を求めます。
「究極」の体験は「死」である、という感情論というわけですな。
そうか、極限と究極のひとつの形、イメージが「死」なのか。
やっぱり、「蠍座」や「冥王星」は極端なわけだね。
何故水瓶座で「冥王星」が「衰」なのか
水瓶座は頭も良いし「冥王星」で「究極」いいんじゃないの?
蠍座だって「天王星」で「興」だしさ。
でも「究極」って追い続ける、という前提が必要ですよ。
あ!追い続けてこそ「究極」か!
じゃあ、持続力に問題のある水瓶座にとっては「衰」なのか。
それもありますが「究極」は心から認める必要があります。
しかし、水瓶座はいかなるものでも、たどり着いたら向上させようとするはずです。
要するに、究極を味わえる精神構造じゃないってこと?
水瓶座の「究極」は、はるか向こうにある時には感じることは出来ても、手に入れたら興味を失うまでの時間は短いでしょう。そして最短距離で手に入れようとします。
それを作り替えちゃうことを考えるよね。
しかし「究極」だからこそ、作り替える価値がある、と考えることも可能です。
「究極」は常に遠くにあるんだね。
そして、水瓶座にはやはり持続性の問題もあります。
水瓶座は「四要素」で論理の「風」の星座ですから、その場で理解できないことは切り捨ててしまう部分があります。
ものすごく頭が良いけど論理的で客観的だからこそ、深めにくい点があるよね。
そうなんです、結論が早いんですよ。生きることも多いですが「究極」には問題になります。
「冥王星」的にはそれが「衰」になる原因なのか。
しかし、水瓶座の論理性、思考速度、客観的視点を上手く使えば、「究極」や「哲学」を育てることに大きな力を発揮します。
水瓶座のムダなものを切り捨てる性質が「究極」を目指す時には問題になるけど、思考力、着眼点などを上手く使えばいいのか。
そういうことです。
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