正義と死神 天秤座と蠍座 占いえほん

　こんにちは、にわとりさんです。「正義と死神」という、天秤座と蠍座のお話です。

　天秤座のタロットカードはウェイト版では「正義」、トート版では「調整」

　蠍座のタロットカードはウェイト版では「死神」、トート版では「死」だよね。

　なんだか、「正義」と「死神」って正反対じゃない？

　そうでもないですよ、どちらも「自分で相手を裁く」所は似ていますよね。

　ああ、そうか、「正義」は裁判とかのイメージもあるし、「死神」は天国へ行く魂と地獄に行く魂を分別するイメージがあるよね。

　自分の意見に自信がある感じはするね。

　それでは今回は天秤座と蠍座のお話です～☆彡

「蠍座」

　天秤座と蠍座が一緒にあったら有能そう！

　論理的に考えて、しっかり追求しそう！

　そういう風に使えるといいですよね。

　でも、蠍座で恋愛で嫉妬して、天秤座でチェック、という流れもあり得ます。

　あら、やだ！

そうなっちゃうの？

　なる人もいますし、ならない人もいます。

　天秤座は、論理的に素晴らしい理想を追い求めるイメージですから、そうでないことが気になって仕方ないのです。

　人間に論理上の理想を求める、って難しいよね。

　そうです、さらに蠍座もあるわけですから、

　究極の愛を求める、的な。

　もちろん、蠍座も簡単に分ければホロスコープの度数10度づつ、３つに分けられます。

　最初の10度は「失望」人と強いつながりを求め、期待が大きく早く仲良くなりたいイメージです。星占いでいうと10月24日～11月2日あたりです。

　最初の日がマーガリンの日だ。

　初めて知りましたよ。

　真ん中の10度は「喜び」とにかくしっかりつながりたいので、考え耐え抜くイメージです。星占いでいうと11月３日～11月12日あたりです。

　最初の日が文化の日だ。

　たしかに。

　最後の10度は「堕落」人とくっつきたいけど、自分の目的、本当にやりたいことに向かう中で迷いのあるイメージです。星占いでいうと11月13日～11月22日あたりです。

　最初の日が茨城県の県民の日だ、覚えやすい。

　よく知ってますね、「覚えやすい」には共感しにくいですが。

　でも、最後の10度は蠍座っぽくない気もするね。

　「四要素」で言えば感情の「水」で運営してますが、行動は、すでに次の星座の射手座に向かってます。

　だから、蠍座っぽくないのか。

　でも、本人の自覚は蠍座的なんです。

　そうなの？

　やってることは射手座ですが、考え方は感情的な蠍座なんで。

　へー、じゃあ、「究極の愛」についてはどう思ってるの？

　求めてはいるけど、まあ、しょうがないわ、って感じですね。もちろん苦しんでいる人もいるでしょう。

　自覚は蠍座なんだもんね。つながれないと困るよね。

　そんな蠍座な人が天秤座が強かったら、相手のせいにしてしまいそうですよね。

　うわー、しちゃうかもね。

　頭が良いからこそ上手く行かないイメージかな。

　まあ、上手く行ってなければ頭が良いようには見えないでしょうけどね。

「正義」

　天秤座のイメージか。

　何で「正義」なんだろう？

　最初の「社会星座」ですからね。法律と罰則が必要ですから。

　それを天秤座は個人でやっちゃうの？

　まあ、やっちゃいがちですね。

　でも、法律だから言葉にこだわるのか。

　まあ、こだわっちゃいますね。

　でもちょっと、こだわり過ぎじゃない？

　本人は正しい日本語を使っているだけだ、と思っていてむしろ他の人がいい加減に感じるのです。

　なるほどねぇ。天秤座も３つに分かれているでしょ。

　最初の10度は「平和」理想を目指しつつ、人とつながりたいイメージです。星占いでいうと９月24日～10月３日あたりです。

　最初の日がゴリラの日だ。

　真ん中の10度は「悲しみ」とにかく理想を保ちつつ、しっかりつながりたいので、仲間を選ぶイメージです。星占いでいうと10月４日～10月13日あたりです。

　最初の日がいわしの日だ。

　１（い）０（わ）４（し）、たしかに。

　最後の10度は「休戦」人とくっつきたいから、自分の理想を抑えてあれこれ受け入れるイメージです。星占いでいうと10月14日～10月23日あたりです。

　最初の日がＰＴＡ結成の日だ、覚えやすい。

　初めて知りましたし、それ、今日忘れますよ。

　天秤座なのに最後の10度は理想をちょっと諦めてるんだね。

　まあ、「理想」と「人とのつながり」なんてどう考えてもバランスが難しいですからね。普通、人は「理想」は口でいうものであって実行するものではないですからね。

　まあ、そうだよね。

　そして、最後の10度では、モードは天秤座ですから「四要素」の論理の「風」ですが、もう行動は蠍座になっているのです。

　天秤座は、人とくっつきたいから、理想は抑えていくんだね。

　「悲しみ」では大きな覚悟を持って進まないと理想を目指しても全く進まないことを知ってしまったからです。

　それを「論理的に自分の理性」で行っている、という自覚になります。

　どんな感じなの？

　どうせみんなには判らないから諦めよう、って感じですね。

　なるほどね。

「正義と死神」

　なんか結局、天秤座も蠍座も人とつながりたいんじゃん。

　まあ、そうですね。

　でも、結構、我が強いね。

　まあ、悩みになる時はその辺が大きいですね。

　自分の意見を通したい、天秤座。

　思い通りにしたい気持ちが強い、蠍座。

　なんか同じじゃん。

　天秤座は言う通りにして欲しいし、蠍座は言わなくても判って欲しいんです。

　天秤座は話し合った上で自分の意見を通したいです。

　なんかそういうとちょっと強引だね。

　そう思われないための、話し合いの体ですし、論理とも言えます。

　天秤座は牡羊座の「対向星座」ですからね。

　あー、似ている面もあるんだ。それが裁判官的な強引さでもあるんだ。

　でも、「天秤」でバランスをとって、天秤座は蠍座になって行くことで、理想を捨てて人とつながろうとするんだね。

　しかし、人とのつながり方に「理想」が入って行きます。

　それが、言わなくても判ってくれるほどつながっている、ある意味「究極」なんだね。

　言葉で裁く「正義」、言わないで裁く「死神」のお話でした。

　蠍座の人もけっこう言うでしょ。

　蠍座が言う時には相当不満が溜まってますよ。修正の為より終わるために言う感じです。

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