天秤座 蠍座 水の中の風 杯の王子「タロット研究」

　こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードのコートカード「杯の王子」です。

　注：このブログでは、タロットカードは「トートのタロット」を基準にしています「トートのタロット」の「王子」は、一番有名なウェイトのタロットでは「王子」ではなく「騎士」のことです。

　じゃあ、ウェイト版のタロットを使っている人には「杯の騎士」の記事なんだね。

　そうです。

　杯は「水」で、王子は「風」だよね。

　そうです。ではお話を始めましょう。

「杯の王子」

　ホロスコープ上では、天秤座の20度以上～蠍座の20度未満になります。

　星占いの日付けで言えば、10月14日～11月12日になります。年によって多少のずれがありますから、境目の日付けの方はホロスコープで度数を確認して下さい。

　その日の生まれの人は、天秤座と蠍座が混ざった感じか。

　天秤座から、蠍座への展開を考えて行きましょう。

　ストーリーの流れを観て行きましょう～☆

　星座のつながりのストーリーのイメージはこちらにまとめてあります。

www.kaerusan01.com

　今回は「杯の王子」の流れは「スモールカード」の「数札」を見ていきます。

　剣の４、杯の５、杯の６と言う流れになっています。

　「剣の４」から始まるんだね。

　そうです。では「杯の王子」の流れを考えます。

「剣の４」「休戦」

　星占いで言うと10月14日～10月23日です。

　天秤座の20度以上～30度未満です。

　「剣の４」の「休戦」は、ただ戦いをやめる、と言う意味ではありません。

　「剣の２」で「平和」と言う目的を掲げ、それは大きな困難である難しさを知り「剣の３」では「悲しみ」になります。

　「３」は「２」を形にする所だよね、そこが「悲しみ」って。

　「平和」とはそれほど難しいものなんですね。何とも定義の難しい言葉ですから。

　「３」は生命の樹では「ビナー（理解）」「土星」に対応します。現実や結果などを強く意識します。

　その「３」が「悲しみ」なのか。

　そうです、ですから、現実を知ったことによる大変大きな「悲しみ」なのです。

　「剣の２」の「平和」は理想論ということかな。

　しかし、現実を知ったからこそ「４」では「休戦」にたどり着くのです。

　そうだよね、とにかく戦わないのはいいことだ！

　現実的な考え方、と言える意味がこの「剣の４」にはあるのです。

生命の樹

「杯の５」「失望」

　星占いで言うと10月24日～11月２日です。

　蠍座の０度以上～10度未満です。

　ここからは蠍座だ。

　「杯の５」は「失望」です。

　「杯の４」は蟹座の「贅沢」だよね。

　「蟹座」は、みんなとの一体感を求めます。「蠍座」は自分との一体化を求めます。

　その変化が「失望」を招く、っていうこと？

　「５」のカードは生命の樹の「ゲブラー（力）」と対応します。すなわち「火星」と対応します。

　「杯の５」では激しい動き、強い自己主張につながるんだね。

　裏を返せば期待が大きいとも言えます。それだけに「失望」しやすい状況とも言えますね。人に対する強い自己主張ですからね。

「杯の６」「喜び」

　星占いで言うと11月３日～11月12日です。

　蠍座の10度以上～20度未満です。

　「喜び」か急に変わったね。

　「６」のカードは常に理想を示します。「５」で「失望」し、行き過ぎたバランスを調整すれば「６」にたどり着くことが出来るとも言えます。欲しいものをひたすら目指した「５」と「喜び」を目指しバランスを取った「６」とも言えます。

　なるほど。

　この「５」から「６」の流れは、理解による成長、それによってたどり着く「喜び」ですね。

　「５」の期間に生まれた人は「６」に着けないの？

　もちろんそんなことありません、ただ「５」の人は「５」に対するこだわりが強くなりやすいと言うことです。

　強い「自己主張」「承認欲求」と言う行為から「喜び」と言う一時の感情に目的が変わったことで「喜び」を得た、と言う点が大切です。

　強い「自己主張」「承認欲求」だけでは、「喜び」にはたどり着けない、と言う意味でもあるか。

「杯の王子」

　今の３枚の数札の流れが、杯の王子のカードの意味、性格の説明になるんだね。

　そうです、そしてホロスコープ上では、天秤座の20度以上～蠍座の20度未満の説明にもなりますので「太陽」以外の惑星も、もちろん対応しています。

　性格的に言うと、どう？

　良く考えるために、自分が全てを判っている、と言う考えにとらわれやすいですね。

　ああ、頭のいい人にあるミスとも言えるな。

　そして深く考えるゆえに欲望も深まりやすいとも言えます、そして自分の願望に対し、正解であれば実現できる、と言う確信を持つことで実現できることもあれば大きな失望をすることもある、と言えます。

　どこを目標とするか、どういう手法をとるかで結果は大きく変わるわけだね。

　そもそも他の人の気持ちを直接コントロールすると言う目的はロクな結末にたどり着かない、とも言えます。

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