こんにちは、かえるさんです、今回は、カップの王子「コートカード」たのしい占星術TAROTと言うお話です。
「カップの王子」は「トートタロット」の名前だね。
そうですね、「ウェイト版」などでは「カップの騎士」ですね。こっちの方が一般的ですね。
どうして「王子」なの?
その話は「生命の樹」の知識があると判りやすいのですが、「王子」の「コートカード」は「不動宮」の星座と対応しています、それは即ち「5」「6」「7」の「ピップカード(数札)」と対応した星座です。
なるほど「王子」の「コートカード」は「4」「5」「6」と対応しているね。
そうです、目標であるイメージの「6」を目指しているので、「太陽」に向かって成長するイメージが戦車に乗っていることで表されていて、それは「王」と「女王」の子供である「王子」で表されています。
でも、「トートタロット」は「王」は「騎士」でしょ?
トートタロットを作ったクロウリーは「王」という位を「能動性」にふさわしくない、それこそ「騎士」である、と考えたわけです。
なるほどねー。すぐ忘れちゃいそうだけど。
「カップの王子」は「天秤座」の最後辺りから「蠍座」と対応する「コートカード」だね。
そうですね、では今回は、カップの王子「コートカード」たのしい占星術TAROTというお話です。
カップの王子
「カップの王子」は「ピップカード(数札)」では「剣の4」「杯の5」「杯の6」と対応します。
「ホロスコープ」上だと「ソードの女王」の続きだね。
そうです「天秤座」で理想を追いかけてきたわけですが、「剣の4」で柔軟性を手に入れて、人と繋がるイメージを高めます。
「天秤座」もつながりたい感じでしょ?
そうなんですが、つながって「自分の意見」を聞いてもらいたかったのですが、結構難しいので、相手の気持ちや気分、タイミングを考えるのが「剣の4」です。
「ホロスコープ」の「天秤座」には「剣の4」は必ず入っているんだね。
そうです、「剣の2」「剣の3」に「惑星」などがあっても「剣の4」も含めて考えます。ただ例えば「剣の2」に「太陽」があっても「剣の4」も含まれますが、やっぱり「剣の2」がメインになります。
「ホロスコープ」で言うと「天秤座の1~10度」が「剣の2」です。
ふーん。
そして、そのまま、「剣の4」で人とのつながりを重視しながら、「蠍座」に入って行きます。
「杯の5」では、限界に挑戦して、大きな期待を抱きます、そして、様々な反省を生かし「杯の6」に入って行くことで人との適度なつながり方を考えます。
じゃあ「杯の5」はダメなの?
限界に挑戦してこそ人は成長します。「剣の4」で理想から人との繋がりを図って、「杯の5」で限界に挑戦し、「杯の6」でちょうど良いつながりを考えるのです。
それが「カップの王子」なんだね。
多くの場合「人と強くつながろうとすることで生まれ変わるイメージ」です。
「死」(死神)との違い
「蠍座」というと「大アルカナ」は「死(死神)」と対応するね。
「死」も、「限界に挑戦して生まれ変わる」イメージです。
「ピップカード(数札)」で言うと「剣の4」は含みません。
なるほど、「蠍座」と対応するから「杯の5」「杯の6」はそのまんまのイメージだね。
「死」は「アテュ(大アルカナ)」ですから「無意識の根源からの変化」のイメージで「コートカード」は「キャラクター」「行動」のイメージですから、その時点で大きく違いますが「ピップカード」で言うとそういうことです。
そして「蠍座」ですから「杯の7」もあります、「杯の6」でしっかり人と繋がってこそ「自分は本当は何をやりたいんだろう」という方向に移行していきます。
そうか、「蠍座」の最後だから「射手座」に向かって行くんだね。
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