「皇帝」
こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「皇帝」のお話です、ホロスコープで性格を分析するためにも役に立つお話ですのでぜひごらん下さい。
やっと12星座が出てきたね、やっぱり最初のカードは、おひつじ座なんだね。
おひつじ座らしさを良く表したカード名ですね「皇帝」。
王様とはちがうのかな?
細かいことをいうとイロイロありますが「皇帝」は王の中の王、帝国の君主、複数の民族や、国を治めている国を帝国と言うのが普通です。
例外もありますが、他の国を支配するときの手段は普通武力によるものですね。そういう力の存在なくしては交渉も出来ませんね、それは、おひつじ座的ですね。
でも、おひつじ座=怒りっぽい、って訳じゃないでしょ。
その通りです、しかし、最も早い解決方法は武力による制圧ですね、その発想は、おひつじ座らしさと言えます。
「皇帝」とか帝国っていうと、やっぱり侵略のイメージがあるね。
パクスロマーナ、と言う言葉をご存知ですか。
ああ、「ローマによる平和」か、パクストクガワーナって言葉もあるよね、徳川幕府による平和。徳川幕府は帝国じゃないけど。
そうです、ローマ帝国の全盛期、圧倒的な強さで地中海に平和を作り出したことです。
ああ、そうか、圧倒的に強ければ、争う相手がいない状態を作ることも出来るのか。現実的な気もするけど、平和な世の中を作ろう!みたいな理想は感じないな。
理想はスピードが無いですからね、そして自分の意思で何とかできる範囲ではありません、理想とは他者にも期待していますから、ある意味、現実的ではない遠い話とも言えます。
その点、武力での制圧は現実的とも言えるのか。
ちょっと専門的な話ですが「皇帝」は「生命の樹」では自分の気持ち、と、勝利
と言う部位をつなぐカードです、理想などより現実に近い場所に存在する概念なのです。
*生命の樹 タロットを行う人の必須の図形、星座とカードの関係が記されていて、占い師が自分の全ての鑑定と人生の中で、全ての出来事をその図形にファイリングしていくことで資料として向上していく図形。西洋占星術師にも有益であるが、一般の方は気にしなくていいです。
理想を目指すより、勝利を目指すのか。
だから、おひつじ座は人とぶつかりやすい、と言われるんですね。勝ち負けで考えるので。
まあ、現実はそんなに人とぶつかり合ってたら生きていけないけど、そういう発想方法がある、ということか。
おひつじ座は一番純粋な「火(直感)」ですからね、自分の気持ちに素直な部分があるので、気に食わないとカチンときて勢いで怒ったり、ののしったりしてしまうと、その後の評価に影響しますからね。気を付けるに越したこと無いでしょう。
でも、おひつじ座は大きな力があって、上手く使わないと余った力で八つ当たりなどしやすい、って言ってたけど「皇帝」か、大きな力のイメージも良く表れているね。
「釣り針」
このカードの象徴は「釣り針」です。対象との関係性を意味しています。
釣りだと「釣る側」と「釣られる側」か。
釣る側が、釣り針と言う、金属を使っている点もポイントです。
水平的じゃなくて、上下関係のイメージかな。
そうですね、ものごとの決定には一番スピードがありますよね。
そこも「皇帝」なのか。
釣りも、釣ったら自分の魚でしょ、ある意味、戦いを通してから関係性が決まるような部分があります。
そこも「皇帝」なのか。
「火(直感)」が強いので、なんとなく気に食わない、なんて思ったりするんですね、そういうのも争いの元ですからね。
そういうのも「皇帝」っぽいよね。「余を見くびるものは許さん」みたいな。
「皇帝」の意味
やっぱり、カードの意味には、争いや戦争、支配、破壊などのキーワードがあります。
スピードも関係するよね。
そうですね、おひつじ座的なキーワードは全て含みます。
タロットカードで、このカードを引いたら良くない?
そんなことはありませんよ。そんなカードはありません、現実のストーリーとカードを合わせて読むんです。
むしろ「皇帝」によって上下がハッキリして、ものごとが上手くいくこともあるでしょう。それによって発生する平和もありますし。
あくまでも、現実の話のつながりと、カードにも前後のカードとのストーリーがありますから、両方が完全に調和するストーリーが読み取れないと、タロットカードを使っているとは言えません。
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