こんにちは、かえるさんです、今回は「虎がバターになる話 にわとりさんぼうけんのおはなし」第五回です。
かえるさんはナレーションを担当します。
にわとりさんが主役なんだね。
ところで、もう虎はバターになっちゃったよ。終わったんじゃないの?
このお話には続きがあるんですよ。
あ、そうなんだ。どんなお話なの?
「にわとりさん」の「双子の弟」が出てきます。
へー、それは「双子座」と関係あるの?
そうです、「水星」のお話とも言えるストーリーです。
「水星」の!
それでは今回は「虎がバターになる話 にわとりさんぼうけんのおはなし」というお話です。
双子の弟
にわとりさんがお父さんからもらったトンカチで作業をしていると、お母さんに呼ばれたので、にわとりさんが行ってみると、なんと双子の弟が生まれていました。
「おお!!うれしいな!うれしいな!」
にわとりさんは双子の弟をとても可愛がりました。
そして、にわとりさんは、双子の弟にそれぞれ赤いリボンと青いリボンとコップをプレゼントしました。
そして、ある日、お母さんがにわとりさんに頼みごとをしました。
「にわとりさん、羊の肉を焼くから薪を集めてきてちょうだい。」
「はーい。」
にわとりさんは薪を集めに行きました。
しかしその時、高いヤシの木の上の二匹の悪いサルが双子を狙っていたのです。
「双子がノーガードだ!さらっちゃおう!」
「うきー!うきー!」
双子はあっという間にサルにさらわれてしまいました。
お母さんも双子の声を聞いて一生懸命追いかけましたが、サルたちはあっという間にいなくなってしまいました。
にわとりさんが薪を集めて帰ってくると、なんと双子がいなくなってしまっていたので、一生懸命探しに行きました。
「どこに行っちゃったんだろう?サルたちはどこにいるんだろう?」
「あ!、コップが二つ置いてある!!」
そのコップはにわとりさんが双子にあげたものでした、にわとりさんがコップに近づくと、上からしずくが落ちてきました。
「このヤシの木の上に双子がいるに違いない!!」
にわとりさんはこのヤシの木の上に双子がいることに気づいたので、どうやってヤシの木を登るか考え始めました。
お話と象徴
せっかく双子の弟が出てきたのに、すぐにさらわれちゃったね。
「にわとりさん」があげたプレゼントにはどういう意味があるの?
コップはタロットに出て来る「聖杯」のイメージ、要するに「感情」です。
なるほど、可愛がるから、感情的な繋がり、ってことか。
「リボン」は?
「虹」のイメージがあります、作品の後半で出て来る使い方を見るとそう判断できます。
「虹」ってどういうことなの?
射手座的な、自分の気持ちが定まって目標を目指す、イメージです。射手座的、という言い方も出来ますが、「生命の樹」の「9 イェソド」から「6 ティファレト」を目指すイメージです。
ちょうど「射手座」のタロットカード「技(節制)」と対応するね。
そうです、自分の力をしっかりつけて、目標に向かって頑張るイメージです。
それを、何で双子にあげたの?
双子座と射手座のつながりは重要ですからね。
そういえば「水星」のお話って言ってたけど。
もしかして「悪いサル」は乙女座なの!!
「悪いサル」は乙女座ではありません、「サル」が乙女座です。
そうなんだ、びっくりした!!
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