こんにちは、かえるさんです。今回は「オーブを考える~アスペクトを通してホロスコープを知る」というお話です。
アスペクトはたった2つのポイントで考えようとする時点で、星占い的な楽しむ占いなんでしょ。
そうです、マジメに実用する時は使わないです、しかし、複数のポイントから、ストーリーを読み取る、という練習問題として考えれば初学者には有益な部分もあります。
「ハウス」「惑星」「星座」のポイントを考えたポイントを2つ組み合わせてみる練習ですね。
それだけでも「3×2」で6つも見てるじゃん。
ちなみに「ハウス」の情報が無い場合は、「惑星」と「星座」だけで見ますから、やはり全体を良く見て組み合わせていくことで対象の人間の思考をくみ上げてから、悩みや問題の原因を探していくことになります。
しかし、最初は「星座」「惑星」の2つのポイントを2つ組み合わせるだけでも練習になります、しかし、実際の鑑定では「ハウス」情報が無い方が上級者向けと言えるでしょう。
なるほど。
それでは今回はアスペクトのオーブを考えるお話です~☆彡
アスペクト
2つのポイントの角度で良いか悪いか判る、って安易で非現実的だけど、「これで合ってたらいいなー」って気持ちは判るよ。簡単だし、
そうやって求めたデータは、それが結論ですから、原因が突き止められないんですよね、「どうしてそう思うのか?」が判らないと状況をつかめませんから。
ホロスコープはその人の考え方や、具体的にどう思うか?が判らないと意味無いですからね。
でも、アスペクトはプロの人も使っている人もいるんでしょ?
まあ、簡単ですからね。ただ、使ってる人はやっぱり星座や惑星の理解が低い傾向があるのは否めないでしょう。知識があったら必要ない技術ですからね。
でもさ、ある程度は当たってる気もするんだよね。
いや、言いたいことは判りますよ、角度では細かいことは判りませんが、「二区分」「三区分」「四要素」の一致や違いによってある程度なら傾向は出せますからね。
例えば、いわゆる吉座相の60度なら、ぴったりなら「二区分」が同じ、
あ、なるほど、ピッタリならね。
凶座相の90度なら、ぴったりなら「三区分」が同じ。
吉座相の120度なら、「四要素」が同じ。
そこから、どういうことが言えるの?
実際には、「惑星」同士がそうであっても「ハウス」の違いなどもありますし、「ホロスコープ」は全体で見て考えるものですから、2点だけを見ても何も言えない、というのが本当の所ですが、
「二区分」は能動的な「男性星座」、受動的な「女性星座」が同じなら、行動や価値観に関して、2つのポイントの方針が一致しやすい、とも言えますね。
なるほど。
「三区分」は、対応方法ですから幅がある方が極端にならずに良い、とも言えますね。
あ、確かに。
でも、上手く行くかって言われたらさ、
そりゃ、頑固な方が上手く行く場合もありますし、そうそう当りはしませんよ。
でも、まあ、そういうことか。
「四要素」は?
モノの具体的な理解や感じ方の違いが判るわけですけど、同じ「四要素」の方が、力が合わさりやすいです、違うと競合してしまう場合がありますからね。
理屈的には、そういうことか。
ただ、こういう話も許容角度の「オーブ」を取れば例外も出て来ますよね。
そうだね、だいたい「オーブ」って「アスペクト」を見る時に、お互いのポイントがズレててもいいよ、っていう範囲だよね。
そうです。
人それぞれ違うのが怪しいんだよな。「ここは強いポイントだから、」とかいう感じで。
それは簡単です、星座や惑星、ハウスの知識が無いんで、「太陽」や「アセンダント」などの重要そうなポイントは「出来ればアスペクトがあって欲しいんです」吉凶、善悪、で話が出来ますからね。
なるほどね、そういうことか。
星座などの知識が無いと話すことが無いんですよね。質問にもあまり答えられないし、質問されると論点をずらす占い師も多いです。
星座が判ると、やっぱり、たくさん話せるの?
サビアンとかも使ってしっかり専門的な説明をすれば10時間じゃ終わらないですよ。
そんなに聞きたくないよ!
もちろん、そういう大きな情報から必要な所をお話するのも占い師の仕事なんですよ。
10時間は大げさにしても、ホロスコープはすごい情報があるんだね。
大げさじゃなくて単なる事実ですよ。実際に占いの授業としてやったらその位でした。
へー。
オーブ、許容角度を考える
でも、実際問題どうなの?「オーブ」って?
不思議な考え方でもないですよ、「ホロスコープ」は階層的になっていますからね。
階層的?
だって、度数としては360度あるけど「十二星座」で分かれている、ということは「内容は違うけれど」30度づつ、ほぼ同じ扱いをしているんですよね。
言われてみれば。
でも、この考え方だと、境目の1度違うと急にそんなに大きく変わるのか?って疑問が出ちゃう。
変わるんです。
急に?
ゆるやかに、急に変わります。
は?ちょっとよく判らなかったけど。
星座の最後では、その星座に行き詰まり不満が出て来ますが、変われません。
そして、不満と諦めの中で結論を出して、次の星座に移ります。
それで「急に変わる」のか。
柔軟に「受け入れ、諦め」をして、次の星座になったら「本能的な欲求」により活動的になるイメージですから「急に変わった」ように見えますし、本人もそう感じます。
へー、そうなんだ。何で?
星座は30度で1つの星座ですが、このブログではタロットカードの「スモールカード」と同様に3つに分けて扱っています。
10度づつ、タロットのスモールカードは分かれているね。だから星座1つにつき3枚ある。
そうです、それは、それぞれ「生命の樹」によって管理されています。
「生命の樹」
例えば、星座の最初の10度なら、こういうイメージで配置されています。
そこに1つ1つサビアンが当てられるのか。
そうです、例えば、7度と9度なら、タロットカードの「皇帝」、牡羊座のカードでつながっています。
タロットのスモールカードは40枚あるんだよ、すごい量だね。
四枚の「1」、要するに「エース」はホロスコープに対応しませんから、36枚全て完全に7度と9度は「皇帝」でつながっています、その研究を通して「皇帝」を学ぶのです。
もちろん、サビアン無しでも研究出来ますが、サビアンを使った方が早く深く研究出来ますし、タロットカードを体験できます。
体験?!
実感出来るということです。
そして、同じ「生命の樹」の中では情報が循環していますから、どの点を重視するのか、に違いが出ても考え方や感じ方は同じと言えます。
「生命の樹」惑星対応図
「皇帝」は「金星」と「月」に挟まれている所に対応するんだよね。7度と9度だ。
「生命の樹」はスモールカードごとにありますから、「皇帝」は17度と19度もつないでいますし、27度と29度もつないでいます。
なるほど。
特に一番てっぺんの「1」の所、「惑星対応図」では何も書いていない所は「ケテル(王冠)」と言って
ここは特に、その「生命の樹」全体に大きな影響を与えます。
この知識なしにサビアンを読むと、単語のイメージにに流されてしまいサビアンの本質をつかめません。
要するに、サビアンは10度づつ「ケテル(王冠)」が同じだってことだ!
そうです、このことによって「アスペクト」の「オーブ」がある程度許容されるとも言えます。
ちなみに、「ケテル(王冠)」は、タロットの「アテュ(大アルカナ)」「エース」が対応します、要するにタロット占いで「大アルカナ」や「エース」が出てきたら、価値観が根本から変わることを意味するのです。
だから、だいたいの本には「アテュ(大アルカナ)」や「エース」は重要だ、って書いてあるんだね。
ですが、タロットは「世界情勢」から「今日のおやつ」まであらゆることが占えます。
「今日のおやつ」を占って「アテュ(大アルカナ)」が出ても人生にはそんなに影響が無いと言えるよね。重要とも言えない。
それぞれの価値観に違いはあるでしょうが、だいたいそう言って良いでしょう。
そして「アテュ(大アルカナ)」がたくさん出過ぎるのは、考えが定まらないイメージにもなりますね。
ボンボン考えが変わっちゃう、とも言えるのか、「重要」って言い切れないね。
じゃあ「アスペクト」の「オーブ」は、星座の切り替わりなどを意識すればいいのかな。
まあ、そうしても良いですけど、慣れたら使わなくなるのが「アスペクト」ですからね。そんなもんかな、位でいいですよ。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「占いのお話」「アスペクト」「サビアン」「タロット 生命の樹」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆