こんにちは、にわとりさんです。今回は「ホロスコープ、タロット、生命の樹、サビアンの一致」というお話です。
これはね、にわとりさんも不思議なの、何で違う人が作った占いが対応してるの?
一致しなきゃおかしいですよ。
え?!何で?
マジメで実用的な占いは人生の様々な問題を乗り越えるのに有効ですが、
決して、未来は直接示しません。
それは占い師が言っちゃっていいの?
占いで判る未来は、人間の思考パターンと状況から、完全に論理的に弾き出されたもので、占いデータに具体的に未来が示されているものではありません。
もし具体的に示されているなら、そんなものどうやって納得するんですか、事前検証も出来ません。
だから、占いで有名人のトラブルや災害や社会問題を当てる、という類のものは、下手な鉄砲、数打てば当たる、または事後に無理やりホロスコープに当てはめる無意味なものです。
人間の性格とかでも事後に当てはめてるとは言えないの?
そういう占いは多いですが使えません。実用的な占いでは、そのデータで過去を明確に説明し、依頼者が納得した上で、
そのデータに基づき未来予測をするので、アドバイスも、どういう理由で出て来たのか、も説明出来ます。
それは何を意味するかと言えば、実用的な占いは「人間の考え方」を精密に分析するために発展、進歩しますので、違う方法であっても同じゴールにたどり着くのです。
あー、なるほどね、同じゴールを目指してるからか。
そうです、ですから、地震や災害が判るわけではありません。ただその地震や災害をどう受け取るか、はある程度判ります。あくまでも考え方しかわかりません。
なるほどね。では今回は「ホロスコープ、タロット、生命の樹、サビアンの一致」というお話です~☆彡
では何故、占いで全てが判ると思いたいのか?
何でもかんでも判るわけないのですが、判ると思いたい人が多ければ、商売やエンターテイメントとしては成立します。
というわけで、判ります、というスタイルの占い師も出て来ます。それはそれで需要はあるものです。的確かどうかは知りませんが。
でも、結構当たる人もいるんじゃない?
仕事でやるのに「結構当たる」ってなんですか、「結構当たる」って、
とはいえ、人が未来を知りたい、と思う気持ちは理解しますよ。
昔は農耕の種をまくタイミングや、航海の時の目印にしたり、夜空や占いと言うものを通して何かを知る、という文化があったことは確かですし、
だから、何かを知りたい時に占いに求めたりするのか。
しかし、理由もなく全部判る、などと言うものを自分の人生に活用するわけには行きませんね。
かえるさんって占い師だよね。
もちろん、ホロスコープで人の性格が判るメカニズムは判りません、ですが、性格と状況を精密に分析することが出来ますから、なぜそう思うのか、この行動を取ったら、相手はどう思って、こういう結果になる、などが判りますから、未来が判る、と言えます。
その意味で、ホロスコープ、タロット、生命の樹の対応は素晴らしいですし、ホロスコープを細かく理解するにはサビアンも重要です。
そして、サビアンを理解することは生命の樹の理解に大きな助けになり、生命の樹を手に入れれば、ホロスコープ、タロットの世界観、精度が飛躍的に向上します。
それではホロスコープ、タロット、生命の樹、サビアンのお話をしていきましょう。
ホロスコープとタロット
いわゆる簡易版の「星占い」がなじみ深いでしょう。
「星占い」はホロスコープの「太陽」の星座だけで占うんだよね。
そうです、生まれた時間が判らなくても簡単に占えますね。
ただ、人間の性格の種類が12種類しかない、という時点で判ると思いますが実用性は低いです。
実際は「太陽」の星座は、その人にとっての、自発的な願望、目標を示します。その方向性をしっかり理解するには、情報の扱い方や、収集方法などを示す「水星」を見た上で、どんな情報を集めてくるか、を考えつつ、その人の「太陽」を考えるのが大切です。
それが難しいんだよな。
そうです、ホロスコープは難しいものなんです。だって人間の精神構造、モノのとらえ方、考え方、結果の出し方、などの仕組みを示しているんですから、簡単だったらおかしいですよね。
簡単な占いは現実と合っていない、と言うことか。
よく「複雑なら良いというもんじゃない」という占い師もいますが、そりゃそうですが「単純なら良いというものでもない」と返したいですね。そこは重要ではなく、現実に対応しているかどうかが重要です。
要するに、自分の日常などの「思考のすべての説明がつく」占いが適正なものだ、ということです。
よって占い師は自分の思考のすべてを理解し、その時、何座がどう動いたか全部説明出来る言語能力が必要なわけです。
ホロスコープとタロットは対応してるよね。
そうです「惑星」「星座」「四要素」が完全に対応しております。
ホロスコープを学ぶことで、「星座」や「惑星」の情報、知識を深く人間の性格などから学びやすいです。
最初は自分の性格とかから勉強するよね。
そうですね、「星座」などの理解を深めてからタロットに入ると、「星座」や「惑星」の本質を考えることがしやすいです。
本質って?
この場合「結果に対しての原因」と言っても良いでしょう。結果の善悪に関わらずどういう価値観、考え方がそこにあるのかを知ることが大切です。
ホロスコープもタロットもそういう価値観を通して「何が起こったか」ではなく「何が起こったと思うか」を分析することで、本人の心の中、流れをしっかり理解する技術ですから同じことが起こっても人によって感じ方が違うことを実感できます。
そして、その「何が起こったと思うか」をしっかり理解することで、初めて「何が起こったか」を理解できます。
難しい感じだな、どういうこと?
悩み相談の時の依頼者の説明は「依頼者から見た事実」ですから、ホロスコープを見て「性格的な偏りの少ない状態」と「第三者から見た事実」を分けて理解しないといけません。
占い師ってそんなことしてるの?
そうです、それをしながら占い師自体の価値観によってアドバイスや現状認識が偏らないことが必須ですからね。
「第三者」って?
例えば「彼氏」や「友人」「家族」などです。
ホロスコープだけでもいいんじゃない、タロットは必要?
無くても占えますが、やっぱり「星座」や「惑星」の知識を深めるためには必須と言っても良いでしょう。
タロットの知識がある方が「生命の樹」にアクセスしやすいですからね。
生命の樹は難しいんだよな。
慣れれば無いと困るレベルでの便利さです。無いなんて考えられないほど便利です。
かえるさんは占いの授業をする時に、事前準備を一切しません。生徒の方がその場で思いついたことでも、かえるさんが考えたこと無い質問でも答えられなかったことがありません。
生命の樹があるからなの?
そうです、ほとんどの場合質問されて数秒の間に答えを作成出来ますからね、それが単なる思い付きではなく、絶対の安定感と実用性を保証できるのは生命の樹を使っているからです。
タロットと生命の樹、サビアン
でも、タロットがある方が「星座」が細かく判るかな、「星座」はホロスコープで30度あるけど、タロットのスモールカードで10度づつに分かれているのは判りやすいよね。
正直、最初は36星座になっちゃう!って思ったけど。
実際の占い、鑑定では「生まれた時間」が判らない人も多いですからね、「惑星」「ドラゴンヘッド」「ドラゴンテール」の情報だけからでも、人間像を組み立てられないと仕事にならないですからね。
なるほどー。
生命の樹だと「星座」や「惑星」の何がそんなに判るの?
例えば単に「土星」は~である、という覚え方では実際の鑑定には全然使えません。
「土星」は「社会性」「ノルマ感」だから、出来ないと「苦手」と感じやすい、そのため乗り越えれば「自信や安心感」になる。って感じで覚えてるけど、
その「ノルマ感」や「社会性」ってどういうこと?などを説明出来ないと、現実に当てはめられません、そういう時に「土星」にどの「大アルカナ」がつながっているか、そして「どこ(セフィラ)」とつながっているか、などを考えることで説明出来ます。
出来ないよー。
勉強すれば出来るんです。
生命の樹に矛盾することは絶対に間違ってますし、矛盾しないことは容易に現実に当てはめられます。
そういう作業をくり返すことで、本などのキーワードを無理に当てはめなくて良くなります。実際問題、そういうキーワードはいい加減なものも多いですからね。
と、ここで、生命の樹を深く勉強するには、ホロスコープを1度づつ「象徴文」にした「サビアン」がものすごく便利です。
世に出回っている資料は「サビアン」の言葉の単語に振り回され、1度づつ無理やり「星座」を当てはめる感じの物が多く、聞いた人が「ふーん」という感じのものしかありません。
「サビアン」は生命の樹の「至高の三角形」のイメージ、タロットのスモールカードの10度づつの管理でストーリー、流れで理解することが重要です。
あなたの「太陽星座」の「サビアン」はこれです、~という意味です、と言う説明には全く意味がありません、「太陽」の「サビアン」の意味を知りたければ「月」や「水星」のサビアンなどと合成してストーリーを構築しないと「サビアン」の深さは感じられません。
「ハウス」のカスプなどもみんな「サビアン」で意味を深めていくとさらに良いです。
うひゃー。
こうして「サビアン」を理解することでタロットの「スモールカード」を深く理解して「星座」の知識が向上すると「支配星」の理解も深まります。
「惑星」か。
そして「惑星」の概念と、実際にどう表れるか、のイメージを知るためにはやはり「生命の樹」が必須です。
「概念」って何だっけ?
簡単に言えば、同じ類の物に対し持つ特徴的な意味内容を言語化したもの。
対象を言葉で明確に意味付けしたもの、と言ったところです。
めちゃくちゃざっくり言うと「そのものを表す意味」という感じです。
それと、「実際にどういう効果、形」で表れるか、を別に管理しているってことか。
同時に、無意識的、意識的の度合いも表現されています。
まあ、この「無意識的」と言う言葉の意味がめちゃくちゃ広いんで、それを研究するにもやっぱり「生命の樹」なんですよね。
ちょっと、ごちゃまぜになって来たな。
それでいいです、ごちゃまぜにして全部頭に入れて頂いて使えば使うほど脳にしみこんでいきますから。
ホロスコープとタロット、生命の樹、サビアン、は一致してた?
完全に一致してます、って、全部人間の考え方、価値観の構造を追求してますからたどり着く場所は一緒ですから。
一緒なのかー。
一緒です。
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