ホロスコープとタロットを初めから教えて欲しい!
こんにちは、にわとりさんです。
サビアンって、十二星座を360分割した技術でしょ。
そうですよ。
ホロスコープとタロットを初めから、っていうシリーズで扱うものなの?360だよ、360!
360個覚えればいい、って単純なもんじゃないですよ。一つ一つが多角的な情報を持っています。
余計悪いよ。
「初めから」なだけで、どこまでとは言っていませんし、
「サビアン」は「ホロスコープ」「タロット」にも重要な技術ですから。
でもさー、
どうせ通る道ですから、
まじでー。
どうせ通る道ですから、雰囲気だけでも是非。
今回は「サビアン」のお話です~☆
「Sabian サビアン」
サビアンは「水から出るあざらし(牡羊座1度)」とか「観光バス(蠍座1度)」とかよく判らない言葉で星座の各度数を表現しているやつだよね。
そうです。
とりあえず簡単に言うと「十二星座を360分割して考える技術」です。
「ホロスコープ」の各星座は30度づつあるから、十二星座で360度だね。
そうです、要するに各星座の1度づつに意味を求めた技術なのです。
でもさー、同じ星座でそんなに違うかな?
実際、各星座が30種類ある。と思うと違和感あるでしょうね。それは間違えたものの捉え方です。
サビアンの解説本などで「この度数は〇〇座らしくありませんが」という解説を見かけたことがあります。
そういうこともあるの?
あるわけ無いじゃないですか、単に研究不足ですよ。そういうクオリティのものが多くあるのでサビアンの評価は微妙なのです。
なんでそんなことが起こるの?
サビアンは「象徴文」で表現されるからです。
「象徴文」?、ああ「観光バス」とかね。
「サビアン」は、その度数の意味を固定的にせず、しかし本質を表現するために直接表現になっていません「象徴文」なのです。
それを画でやるのが「タロット」です。
タロットやホロスコープの星座や惑星と同じで、本質を固定し、その後の展開を正確に予測するための羅針盤的な存在でなくてはいけません。要するに使い方や状況の変化による幅を持ってないといけません。
簡単に言うと?
「象徴文」に状況を当てはめると、適切なイメージが自然にわいて出てくるようなイメージです。
ですから、タロットカードに近いですよね。
タロットカードってそうなの?
慣れると、カードが意味を教えてくれる感じです。
にわとりさんは、カードを一枚一枚調べる感じだよ。
最初はそれでいいですよ、そういうもんです。
ですから、「象徴文」について、この度数はこういう意味、というような説明はあまり意味がありません。1つ意味を見つけて満足するのは意味が薄いです。
こういう意味もある、という言い方が適切です。当たっている、当たっていない、というような、おみくじのような使い方は意味が薄いのでやめましょう。
ですからホロスコープで「太陽」のサビアンを見る場合も他のポイントもしっかりみて「あなたの場合」は「こういう意味です」となる感じです。
そうか、同じ度数で同じサビアンでも、人や状況でニュアンスが違うこともあるわけだ。
あと、サビアンの象徴文を読み取りなれていない人は「象徴文」が言葉であるために、どうしても単語自体に流されてしまうのです。
例えば「寺院」という言葉をみたら宗教性を強く感じすぎたりしてしまうようなミスです。「寺院」から出てくる意味が重要なのに「寺院」にとらわれてはいけません。「寺院」とはどういう場所なのか、を考えないといけません。
でも、サビアンは象徴文で書かれているから、言葉以外に何を頼りにすればいいの?
ですから、サビアンはタロットをやっている人間の方が使いやすかったりします。
「生命の樹」を使います。
生命の樹 SephirothicTree ホロスコープ・タロット - かえるさんの星占いらぼらとりー
そうなの?!超、難しそうじゃん!!ここでさらに「生命の樹」ってイヤな予感がするよ!
大丈夫ですよ。
大丈夫なの?
多分…。
「生命の樹」と「サビアン」
サビアンは印象的な「象徴文」などもあるので、言葉に振り回されがちですが、あくまでも「部分」であることを忘れてはいけません。あくまでも星座の30分の1なのです。
印象的な?
「王家の紋章 A royal coat of arms(乙女座22度)」などですね。かえるさんも持っているサビアンです。
お、ちょっとうらやましいじゃん、すごそう。
しかし、あくまでも乙女座の22度ですよ。
どうやって見極めるのよ。
乙女座の22度ということはタロットの数札なら「ディスクの10」「富」に当てはまるわけです。
そこからハミ出ることはありません。
乙女座の21度から30度に対応するタロットの数札の「ディスクの10」の「富」が「生命の樹」1つで表現されます。
まず1度づつ「セフィロト」に対応します。
それじゃあ、タロットの数札の枚数分だけ「生命の樹」に対応するの?
いや、「エース(数札の「1」)」はホロスコープ上に無いんで対応しません。
ですから36の「生命の樹」を学べば「大アルカナ」や「コートカード」の理解も深まります。
その一つ一つの「生命の樹」でも、全ての「大アルカナ」や「セフィロト」も学ぶことが出来ます。
何で?どうして?
「サビアン」が「セフィロト」に対応してますから、当然その「径(パス)」には「大アルカナ」が対応しています。
じゃあ「サビアン」と「生命の樹」は完全に対応してるの?!
そうです、完全に、という所が重要です。
かえるさんのセミナーでは、その方法でサビアンを説明しますので深い理解が得られると好評です。「初めてサビアンでしっくり来た」「プロの方に自分のサビアンを聞いてもモヤモヤしていたけどやっと納得した」などと言われます。
自分の人生を深く感じられた、というご感想もよく頂きます。
そして、「生命の樹」に当てはめないといけない重要な理由があります。
ほう。
例えばサビアンで自分の「太陽」などの度数だけを調べるとわけが判らなくなります。まあ大した情報は引き出せないでしょう。「ふーん」という感じです。
ですから「生命の樹」の原則に従います、まず「至高の三角形」を見なくてはいけません、そしてどんな願望にどうやって向かうかを理解してから、自分の度数に着目します。
そして「至高の三角形」を見る時も必ず3つの「サビアン」の意味を一緒に理解することが大切です、単語に流されず、単語の持つ意味、本質を見つけることが大切です。
重要なのは「至高の三角形」は常に不可分です。
じゃあ「生命の樹」の下の方の度数に自分の「太陽」があっても「生命の樹」全体を見ることが大切なんだね。
そうです。「至高の三角形」は根本部分ですから全体に影響します。
ですから、その星座の最初の3度、すなわち最初の「至高の三角形」を見れば星座全体のテーマが判ります。
おお!なるほど。
そして、サビアンは星座の最後の30度に近づくにしたがって次の星座の影響を受け始めますが、次の星座まではあくまでもその星座なのです。
あ、そうそう、いろんな資料に星座の最後の方は次の星座に変わり始めるみたいに書いてあるよ。
結局「至高の三角形」の影響を受けるので、30度であろうが、どんな気持ちになろうが、どんな状況になろうが星座は変わらないのです、しかし気分は次に向き始めます。
しかし決定的に目的、本質、根本が変わるのは「ケテル(王冠)」が変わる時、要するに「至高の三角形」が変わる時です。
それは星座が30度から次の星座の1度になって星座が変わる時です、29度から30度とは全く違う大きな変化が起こります。当然、10度から11度、20度から21度も大きく変化します。
それはすなわちタロットで言うと「大アルカナ」「エース」と同じ効果を意味します。
だから「大アルカナ」は大きな変化を意味するのか。「至高の三角形」の入れ替わりなんだ。
「大アルカナ」は星座の変化という大きな変化を意味します、数札が変わるだけの場合は「エース」です。ちなみに「エース」も星座の切り替えの変化も意味します。
うーん、ごちゃごちゃになってきたけど、だから「ホロスコープ」と「タロット」を一緒にやるのか、両方判らないとキツい!!
そして「サビアン」は度数を切り上げか、切り下げか、という点で本などでも違いがあります。
見分け方は簡単で、その星座の最初のサビアンが0度となっているものは切り下げ、1度となっているものは切り上げで表記されています。
どちらが正しいとかそう言うものではありませんが、かえるさんのブログでは、切り上げで表記しております。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「ホロスコープを使ってみよう」「タロットをしてみよう!」「タロット 生命の樹」「サビアン」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆