タロットとの対応 ホロスコープを使ってみよう！

　ホロスコープを初めから教えて欲しい！

　こんにちは、にわとりさんです。 

　と言う訳で今回は「タロットとの対応」のお話だね。

　ホロスコープとタロットカードは対応しているんだよね。

　そうです、完全に対応しています。

　同じってことじゃないよね。

　そうです。単に同じではありません。

　では今回は「タロットとの対応」のお話です～☆

「タロットとの対応」

　対応って言葉は意味が広いよね。

　そうですね、今回の場合は「同じ本質を持ちながら別の表現をしている」ということです。

　ですから「別の表現に見えるが同じことを表現している」と言うことです。

　どういうこと？

　ざっくり言うと「ホロスコープ」は人の考え方、価値感を積極的に表現します。

　「タロット」は出来事や、その時の気持ちを積極的に表現します。

　おー、なるほど。

　しかし「出来事」というものは、関わる人の考え方や価値観で捉え方が変わります。

　ですから「出来事」を理解するには「考え方、価値感」を理解する必要があります。

　ですから占い師は「A」という出来事が起こったでは無く「A」という出来事は「B」さんはこう受け取るし、「C」さんはこう受け取る、という理解をします。

　そうか、普通「A」という出来事を自分で評価したら、みんながそう受け取る、と考えちゃうね。

　なぜそんなことが起こるかというと普通は「違い」を理解しないからです。

　「違い」？

　人間は、今までの経験や学んだことを元に物ごとを判断します。しかし、その経験や学んだことの受け取り方でさえ「違い」ます。

　もう判らなくなっちゃうね。

　そうです、だから「自分基準で判断してしまうのです」

　なるほど。

　ホロスコープとタロットが示しているのは、その「違い」そのものです。

　「違い」そのもの！

　目指すゴールは「違い」そのものですが、ホロスコープとタロットは、アプローチ方法が違うのです。

　じゃあ、違うの？

　しかしゴールは同じなのが重要で、双方を学び深めると「違い」そのものがより深く見えてくる、ということです。

　ホロスコープとタロットは両方必要なの？

　例えば、ホロスコープで牡羊座は「A」だ、と仮説を立てた時に、単なる思い込みでないのかを確認するためにタロットの方でも矛盾無く同じことが言えるのか、をチェックすることで客観性を保つことが出来ます。

　注意深く研究を進めることが出来るということです。

タロットとホロスコープを学ぶ

　でも、具体的にはどうやって勉強するの？

　そうですね、まずはどちらかを一生懸命学ぶことが大切です。

　そうすれば、きっと行き詰ります、そこで挫折したり、もうこれで良いや、となるのが普通です。プロでもここで進歩が止まる人は珍しくありません。

　で、そういったカベを乗り越えるには「タロット」→「ホロスコープ」、「ホロスコープ」→「タロット」のようにカテゴリーをずらすと良いでしょう。

　ずらすとどうなるの？

　まず、自分が今まで学んできたことが「こういうことだったのか！」と言う体験をたくさんします。「ホロスコープ」を「タロット」で確認し、「タロット」を「ホロスコープ」で確認します。

　それは興味深く楽しい体験であります。

　そうなると、行き詰って、どう学んで良いか判らなかった所から学びたいことがたくさん出て来ますから、

　学ぶ時間が伸びます。

　そりゃ、そうでしょ。

　それが重要なことなんです。その分、脳が慣れる、ということですからね。

　ハッキリ言って「ホロスコープ」は人の考え方の仕組みを理解する複雑な学問で語学に似た面があります。

　理解できなかったことが、ある日突然理解できたりします、それは脳のニューロンネットワークが成長しつながったことを意味します。

　そこに持っていくために時間を伸ばす必要があるの？

　そして、多くの知識、データが必要です。

具体的に勉強する 

　具体的にはどういう感じに勉強するの？

　例えばホロスコープを学んでからタロットの本を見ると、カードのキーワードに違和感を覚えるでしょう。

　どうして？

　非現実的だからです。極端に良い、極端に悪い表現が多く、実際のことを占うにはこれで占い通りになるの？って感じでしょう。

　なるの？

　もちろんなりません。本に書いてあるキーワードを現実的なものに直す必要があります、そのためにホロスコープの知識と照らし合わせながら作業をすると良いでしょう。

　　例えば「数札」の「ソードの３」「悲しみ」と呼ばれるカードです。

　いかにも占っている時に出て来て欲しくない感じだね。

　しかし「ソードの３」は天秤座の真ん中の10度に対応しますから、その場所に人生の充実である「太陽」がある人だっているわけです。

　そうだよね。

　「ソードの３」は当然「ソードの２」の続きです、「理想に燃えて良い状態を保つ、良い状態をもたらす」ことに頑張るイメージです、それを実現するために「人々と論理によって深く関わろうとする」のが「ソードの３」のイメージです。

　なんだか大変そうだな。

　良い方法、と言う論理的な方法で人と結びつこうとすることは大変難しいことです、それには相手も同じ考えを持っていなくてはなりません。

　非常に感情的な目標を論理的に成し遂げようとするイメージが、注意深く行わないと「悲しみ」になりやすい、ことから「悲しみ」というタイトルなのです。

　じゃあ、悲しいじゃん。

　しかし、共により良い理想に論理的に向かっていける同志がいたらどうでしょう？

　あ、なるほど「太陽」が「ソードの３」にある人はそういう時に充実するってことか。

　こういうことを理解してタロットのキーワードを幅広く現実的に広げていく必要があります。

　なるほど。

　でもさ、だったらホロスコープだけでいいじゃん。

　ところがホロスコープだけでは知識が深めにくいです。天秤座なら天秤座、って考えますからね。

　そして、タロットと照合していくことでホロスコープへの理解度がものすごく向上します。

　タロットみたいに「天秤座」＝「ソードの２」「ソードの３」「ソードの４」「調整（正義）」ってなってる方が勉強しやすい？

　細かさなら１度１度分かれている「サビアン」もあるでしょ。

　「サビアン」の理解にはタロットの知識が無いと上辺のものになってしまいます。言葉の多面性を理解することがスタートなのですが、キーワードから意味を１つしか引き出せない説明が多いです、それは「本質」を理解しないからです。

　「サビアン」にはタロットの知識が必要なのね。「本質」から無数の意味を引き出せてこその象徴文なのか。

　バラバラに考えると真意が伝わらず、象徴文に振り回されてしまって得るものが無いです。だから高い本を買っても皆さん何となくしか判らないって言うんですよ。

　難しそうだな。

　まあ、そのお話はまたの機会にいたしましょう。

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