タロットとホロスコープを一緒に学ぶ理由

　こんにちは、かえるさんです。今回は「タロットとホロスコープを一緒に学ぶ理由」と言うお話です。

　ホロスコープは、星座占いを深めていく感じだし、自分とか自分の身の回りの人とかを分析する感じだよね。

　勉強しやすい気もする。

　なるほど。

　タロットも、イロイロな本とか、ネットとかで勉強すればいいと思うけど、

　そう思っちゃうと、落とし穴にはまりやすいです。

　タロットもホロスコープも、実用したい、と思って学ぶ場合と、そうでない、楽しむ、おみくじ的な使い方を自覚しないと、趣旨の違うものを見て学ぶと、良く判らなくなってしまいます。

　実用する場合は、合わせて勉強した方がいいの？

　そういうことです、今回はそう言うお話です～☆

キーワード「木星」

　まず「〇〇座は〇〇」「〇〇と言うカードは〇〇」と言う感じでキーワードが書いてあります。

　そうだね、それで勉強する。

　そして多くの方が「現実」にかみ合わなくて、挫折します。

　例えば？

　「木星」は「幸運の星」とか判りやすさや面白さを追求しすぎて、非現実的なキーワードを鵜呑みにするためです。

　ここで「幸運の星」をそのまま受け取らず、何が「幸運」なのか？何をもって「幸運」と言っているんだろう？と言う疑問が必要です。

　そうなの？

　例えば「木星」は、自己肯定、向学心、哲学、ゆるさ、などのキーワードもあります。

　「幸運」って言い切っちゃうと、何だか何をやっても上手く行くみたいですけど、ホロスコープで「木星」は誰にでもあるわけですよ。

　あっても、上手く使えていない人も居るわけだよね。

　でも「幸運」だけど、使えてないだけ、って言うことだとすると、他の惑星はどうだと思います？

　あ、そうか、他の惑星だって、みんなそうだ。上手い使い方があるわけだよね。

　そうですよ、各惑星を上手く使えるように、現状と、なぜ上手く使えていないか、の原因を考えて、具体的対策を作るのが実用的な占いの使い方です。

　「幸運」と言う言葉自体には、あまり意味が無いんで「木星」＝「幸運」では占うことは出来ないんですよ。「幸運」は原因ではなく単なる感想ですからね。

　あー、だから、現実に当てはまらないから、なんか当たってない感じになるのか。

　「木星」は「幸運」、「土星」は「不運」なんて感じで、ホロスコープを書き出していけば、全く非現実的な文章が並ぶので、全く意味が判らなくなります。

　なるほど、じゃあ「木星」は、自己肯定、向学心、哲学、考える、などを当てはめればいいの？

　所が、そうも行きません、「木星」は全ての人のホロスコープにあります、自己肯定、なんて言葉はどう考えても当てはまらない人だって居ますよね。

　「木星」が強かったら、自己肯定が強い？

　じゃあ、例えば、「木星」が射手座（射手座の支配星は木星）で、第９ハウス（射手座的なハウス）にある、星占いのポイントである、願望と理想の「太陽」も射手座だったとしましょう。

　射手座的だな。

　自分のアイデアを実行して、自己肯定感にあふれる人もいるでしょうが、現実にはそうではない人もいるでしょう。

　簡単に考えても、自分のアイデアを試してみたくて、転職ばかりして落ち着かず、結果を出せず、焦っている人もいるはずですね。

　あー、射手座が多い人にはけっこうあるね。考える習慣があるから、悩んでいる人も多い。

　例えば、同時に「自由」と「変化」を求める、水瓶座が強ければ、さらに安定しにくいとも言えます。

　でも、実際には水瓶座の本質をつかむ力と射手座のひらめきを上手く生かしている人もいるでしょう。

　えー！むずかしい～。

　と言う訳で、射手座、木星的な「自己肯定」の意味も考えなくてはいけないんですよ。

　えー！キリないじゃん！

　では、簡単に、射手座、木星の「自己肯定」は、射手座の「考える」から発生した「試してみたい」からの「チャレンジ精神」によるものです。

　あー、挑戦したいから、上手く行くはず！ってなるんだ。自己肯定だ。

　そうです、ということは、その人の調査能力、訓練能力、などによってそれが生かされるか、生かされないか、が決まってきますね。

　あ、なるほど。

　さらに、悲観的な考え方、カンペキを求める、やるからにはムダにはしたくない、と言う気持ちが強ければ、成功例が無いことはやりたくないですよね。

　まじめな山羊座的だな、そう言うバランスもあるのか。

　バランスと、現状をチェックすることで、今後の行動を決めるために有益なデータが得られるわけです。原因が判っているので「じゃあ、こうしましょう」が作れますね。

　具体的に認識することで、事実に基づかない悲観論や、自分の計画が実際に適切なものでないのに、上手く行くと勘違いしているのではないか、などと再チェック出来ますね。

　場合によっては、計画自体より、単に現状を変えたい欲求による現状変更計画であることも考えられるわけです。

　そんなの見分けつくの？

　動機より、計画が適切なのか、と言う視点も重要ですね、ただ変化を求めるだけの場合、ふわっとした計画が多いです。

　「チャレンジ精神」自体はどこから来るの！！

　良いご質問です、そう言うのは「生命の樹」で研究すると深められます、言葉の意味を深めていけば、現実に当てはめる時に意味が判るので、惑星や星座の意味も現実にあったキーワードが即座に浮かぶようになります。

　そして、「ホロスコープ」のために「生命の樹」を学ぶ時は「タロット」と一緒に学ぶと大変スムーズです。

　なるほどね。

タロットの「リアルな」意味をつかむ、「好き」って何だろう？

　タロットカードの本を見れば、キーワードには「大勝利」「運命の出会い」「恋愛成就」「結婚」「愛が芽生える」などステキな言葉が並んでいますね。

　でも、カードが出たら、その通りになる、って思います？

　なって欲しいな、って思う。

　そうですよね、でも「ホロスコープ」的に考えてみましょう。

　結果じゃなくて原因を考えようってこと？

　そうです、そう考えることで、ただ「結婚」ではなくて「結婚」の言葉の意味も、カードによって違うわけです。

　時には「幸せ」を意味するでしょうし、時には「束縛」を意味するでしょう、

　はるかかなたの希望かもしれませんし、当然来るべきイベントかもしれません。

　たしかに、どれもありうるな。

　依頼者にとって「結婚」とは何を意味するのか、そんなことを考えるきっかけになるかもしれません。

　そして、恋愛の「好き」と言う言葉にもイロイロな意味があります。

　ＤＮＡの型が違うと人は匂いが変わる、と言う話があります、そのＤＮＡの型が違う、遠い方が、良い匂いに感じ、その時に「好き」と感じやすい、と言う説があります。

　しかし、この考え方だと、片方から見てＤＮＡ型が遠いのであれば、相手から見ても遠いはずです、全てのカップルは相思相愛になるはずです。

　あ、そっか！

　えー！じゃあ、どういうこと？

　好きになる１つの要素でしかないわけです。匂いが重要な人とそうでない人もいる、ということですね。

　なるほど。

　恋愛感情としては、ものすごく相思相愛でも、きっかけが無くて、そのまま終わるカップルもあるはずです。

　その人とくっつけなかったショックで、次の出会いを大切にしようと強く思いすぎて、恋愛感情より、チャンスを重視して結婚するかもしれません。相手自体より結婚を重視した行動もありえます。もちろんそのこと自体に善悪、優劣はありません。

　現実って難しいよね。

　こう考えていくと、例えば「運命の出会い」と言う言葉なら、論理的に定義のしようが無いことは判ると思います、しかし、感情的には最新の出会いをそう思うことはありえるでしょう。

　まあ、ずいぶん感情的な言葉だね、でも、ステキな響きだよ。

　言いかえれば、その恋愛に対し、そう言う感想、願望をもつ人がいる、と言う考え方も出来ますね。

　と、言いますと？

　感情的になっている、想像の世界に入っている、理想化している、と言うような意味も当てはまるかもしれません。

　タロットカードは、どうしてもドラマチックなキーワードばかり目に付きます、それらを現実的なものに置き換えることをする場合、

　タロットカードは、ほとんど「ホロスコープ」に対応していますので、カードの意味、ボキャブラリーを「ホロスコープ」のデータから得ることが出来ます。

　今度はホロスコープから得ることが出来るんだ。自分や身の回りの人の現実的なデータだね。

　じゃあ、結局「生命の樹」になるのか。

　そうですね、そして「生命の樹」を学ぶには「タロット」「ホロスコープ」が一番と言えます。

　例えば、タロットの「杯の２」「愛」なんて、カード名だけで考えると、とてもステキなイメージしか出てこないでしょう。

　しかし、ホロスコープで言えば、蟹座に金星が入っている状態、や、蟹座の全体の最初の３分の１の部分に当たることが判ります。

　意味が共通してるんだよね。そこから「杯の２」を学ぶことが出来るんだ。

　そして、タロットで、占うことで「杯の２」から「蟹座」を学ぶことが出来るのです。

　そして、そう言う作業を続けると、言葉の理解力が上がっていきます。それが占う力になっていきます。

　占う力って何だろう？

　認識力と理解力と伝達能力ですね、「原因」を理解して具体的に、どうすればどう変えられるか、を考えて依頼者に伝える作業、仕事ですからね。

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