こんにちは、かえるさんです、今回は「ドデカテモリー」のお話です。
ドデカテモリーはひとつの星座を12分割して考える技術だね。ひとつの星座の中の各星座が2.5度づつだね。
そういうことです。
「ドデカテモリー」と「デカン」は対応しているんでしょ、でも、10度づつで考えた場合、例えば「デカン」だったら牡羊座の中でも獅子座的、同じ10度でも「ドデカテモリー」は牡羊座の中でも獅子座、乙女座、天秤座、蠍座になるじゃん。
そうですね、そういうこともご説明していきましょう。「サビアン」は度数切り上げですが、「ドデカテモリー」はそのままの数字でみましょう。
それでは今回は「ドデカテモリー」のお話です。
生命の樹「ケテル(王冠)」「コクマー(叡智)」
「生命の樹」?
そうです。10度づつ分ける「デカン」と「ドデカテモリー」の意味が重なるのは、「生命の樹」を考えると判りやすいです。例えば、蠍座の30度は「ドデカテモリー」では以下のようになります。
一色で10度づつだね。10度ごとに4つに分かれていて2.5度づつだね。
そうです。「デカン」(10度づつ)の場合は、蠍座は以下のように3つに分かれています。
要するに最初の「ドデカテモリー」の2.5度の星座がそのまま「デカン」の星座に対応していることが判ります。
そうね、そう考えると一致しているね。
こういう感じだ。2.5度づつ、4つで10度だね。12個合わせると蠍座全体になるんだね。
蠍座の最初の10度を「生命の樹」で表すとこうなります。
要するに10度づつに分けている「デカン」は「ドデカテモリー」の最初の星座をそのまま使っているんだね。
そうです、それは「生命の樹」で重要視している「1」「2」「3」要するに「至高の三角形」に注目します。
「無意識」の部分を表すね。「惑星」にすると「トランスサタニアン」のイメージだ。「1冥王星」「2海王星」「3天王星 土星」に対応するね。
このことは自分でコントロールしにくい無意識である部分の影響がどれだけ大きいのか、ということを示しています。
「冥王星」の部分は究極の価値観、「海王星」は能動性の源泉のイメージだから、その2か所の星座のイメージが「デカン」では10度全体を示す星座として採用されているんだね。
そうです、逆に言えば、その後の変化のイメージを星座で表しているのが「ドデカテモリー」なのです。
「ケテル(王冠)」「コクマー(叡智)」の影響の強さを示していると言えるんだね。
無意識は自分でコントロールしにくいので影響が大きいのです。ですからホロスコープを読む場合も「土星」より遠くの「惑星」の「トランスサタニアン」をしっかり分析することが重要です。
タロットカード
星座を10度づつ分けた「デカン」は「タロットカード」の数札とも対応するよね。
蠍座の最初の10度は「杯の5」「蠍座に火星」のイメージだよね。
そうです、生まれ変わり、究極を求める星座「蠍座」に直感で生まれ変わりに直進するイメージの「火星」が入っているイメージです。
星座じゃなくて「惑星」なんだね。
「惑星」ですから、直感で目指す所に向かって行きたい自覚を蠍座的なやり方で実行したいイメージが表れています。ですから「杯の5」は「失望 Disappointment」という名前が付いています。
「惑星」ってことは、そういう意味がキチンとあるのか。
で、通常の「デカン」では「蠍座的な蠍座」なんだね。
そういうことです、「火星」はかつての蠍座の「支配星」ですからね。
では次回からホロスコープでの「ドデカテモリー」の使い方をご説明します。
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