こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードのコートカード「剣の騎士」です。
注:このブログでは、タロットカードは「トートのタロット」を基準にしています「トートのタロット」の「騎士」は、一番有名なウェイトのタロットでは「騎士」ではなく「王」のことです。
じゃあ、ウェイト版のタロットを使っている人には「剣の王」の記事なんだね。
そうです。
「剣」は「風」で、騎士は「火」だよね。
そうです。ではお話を始めましょう。
「剣の騎士」
ホロスコープ上では、牡牛座の20度以上~双子座の20度未満になります。
星占いの日付けで言えば、5月11日~6月10日になります。年によって多少のずれがありますから、境目の日付けの方はホロスコープで度数を確認して下さい。
その日の生まれの人は、牡牛座と双子座が混ざった感じか、全然違うな。
牡牛座から、双子座への展開を考えて行きましょう。
星座のつながりのストーリーのイメージはこちらにまとめてあります。
今回は「剣の騎士」の流れは「スモールカード」の「数札」を観ていきます。
円盤(金貨)の7、剣の8、剣の9と言う流れになっています。
「円盤(金貨)の7」から始まるんだね。
そうです。では「剣の騎士」の流れを観ていきます。
「円盤(金貨)の7」「失敗」
星占いで言うと5月11日~5月21日です。
牡牛座の20度以上~30度未満です。
それにしても「失敗」はインパクトあるな。
「失敗」する、と言う意味ではなく「失敗」を強く恐れる、意識する、と言うことです。そう考えると普通でしょ。
たしかに、特に日本人はそう教育されるよね。優れた特徴より、全部平均。成功より失敗しないこと。
争いなく閉ざされた集団を上手く運営するには適切ですからね。年功序列もそう言う文化です。
そして「失敗」を意識することで「失敗」を減らせたらそれは良いことでしょう。
ま、しないに越したことないかな。
でも「失敗」を意識しすぎて安易な方法を選んで後悔することもありえます。
例えば?
お金のために取り返しのつかない安易な方法を選んでしまったりすることもあります。
目先の勝利にこだわるケースか。
「7」は生命の樹では「ネツァク(勝利)」ですからね。勝ち負けと言う単純な図式で考えることの良い所と悪い所、両方有るわけです。
しかし、人生全体で考えると、そういう単純な割り切りは適切でないとも言えます。割り切りすぎると、勝てなくても地道に負けないようにする、と言うような選択をしにくいと言えます。
そうなると逆境に弱そうだな。
生命の樹
「剣の8」「妨害」
星占いで言うと5月22日~5月31日です。
双子座の0度以上~10度未満です。
ここからは双子座だ。
双子座のカードはインパクトがヤバイ!「妨害」「残酷」「破滅」だよね。
双子座の現状維持の欲求から出てきた名前で不吉な意味はありません。ただ、自然な変化をそう感じやすい、と言うことです。
うーむ。
でも、だからこそ空気を読んで現状維持に努めます、ある意味それが優しさを形作っています。
そうだよね、双子座が我慢するのは、現状維持や、気まずさを嫌がるからで、腹が立たないとか、全部納得しているわけじゃないんだよね。
現状の変化を恐れているからガマンする、と言うだけのことです。
そしてこの「8」は生命の樹では「ホド(栄光)」「水星」と対応します。
好奇心、情報、コミュニケーションのイメージだね。
双子座と言う好奇心の強い星座にとっては、ささいな「情報」がノイズに働きやすいです、ですから「妨害」と言うのは「妨害」されているとも言えますが「妨害」に感じる、とも言えます。
「妨害」に感じる?
大事な試験の前の勉強中に友達が遊びに来た。
断ればいいけど、つい着いて行っちゃう、と「妨害」された、とも考えられるのか。
断ればいいけど、ノリの悪いやつ、と思われる方が怖い、でも、それは言い訳で自分も後のことを考えずに遊びたいだけ、と言われても仕方ない。
でも、その時は、人付き合いも大切だ、と思うよね。人は自分には甘いよね。
「剣の9」「残酷」
星占いで言うと6月1日~6月10日です。
双子座の10度以上~20度未満です。
「残酷」って、もうちょっと名前無かったのかな。
「9」は生命の樹では「イェソド(基盤)」です。無意識の惑星(ホロスコープでは「太陽」「月」「冥王星」を「惑星」と呼びます)「月」と対応しますからね。変化の寸前の絶望感や嫌悪感にはピッタリなんですよ。
なんかいい例ある?
例えば学生時代の大親友、が引っ越す、その時は、すごく絶望的だけどすぐに慣れるし、手紙なんか出しても続かないでしょ。
あー、反論したいけど、その通りだわ。その瞬間は大人になったら、また絶対会いたいとか思っても、実際にはめんどうで探そうともしないわ。今は正直どうでもいい。
可能でもいちいち会わないでしょ、めんどうだし。今の友達の方が大切でしょ。
でも、その別れる瞬間の強い気持ちは「残酷」でいいでしょ。
なるほど、運命に引き裂かれる感じだ、その瞬間、その時は。本人の気持ちの持ちようか。
「剣の騎士」
今の3枚の数札の流れが、剣の騎士のカードの意味、性格の説明になるんだね。
そうです、そしてホロスコープ上では、牡牛座の20度以上~双子座の20度未満の説明にもなりますので「太陽」以外の惑星も、もちろん対応しています。
性格的に言うと、どうかね?
「数札」も重要ですが「剣の騎士」と言うことも大切です。
風と火か、激しさもあるかな。
思いつきで何かを始めて、あっという間に挫折する、という見方も出来ますし、始めてみてから知識を広げつつ上手くやるかもしれません。しかし、持続力に欠けがちな面はあるでしょう。
始めてみて「失敗」と言う考えを強く持つことで、きちんと備えて上手く行くかもしれないし、「失敗」を恐れて、やめてしまうこともあり得るか。
不愉快さが何かを始めたり、今の場所を移動したい、と言うモチベーションになりえることもあるでしょう、気が散りやすい面は大いに気をつけたい所です。
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