こんにちは、かえるさんです。今回は「格式 Dignity」の「太陽が天秤座に入った時」のお話です。
「太陽」は天秤座に入ると影響が弱まるんだよね。「衰 Infall」だね。
そうです、天秤座が弱まっている、とも言えますが。
天秤座は頭も良いし、別に大丈夫な気もするんだけども。
いや、頭は良いですよ。しかし人生の目標である「太陽」にして良いのか、って話ですよ。
良いんじゃないの?
上手く使う人もいますけど「太陽」は絶えず、と言って良いほど動き続けるイメージですからね。
その辺がポイントなのね。
それでは今回は「太陽」が天秤座に入った時の「格式」のお話です~☆彡
「太陽」を考える
でも、人生の目的、働き続ける「太陽」って言ってるのに、影響が弱まる「衰」って言われたらイヤな気分じゃないの。
実際は上手に使っている人もいますよね、でも、上手に使うには制御しないといけませんよ。
あ、「太陽」が「敗」の水瓶座と同じ感じか。
まあ、そうなりますね。
「太陽」だけで星占いって見るでしょ?しかも結構イイ線行ってると思うんだよね。
「太陽」の星座的なことはいつも考えちゃうから、「太陽」が重要になる、って言うでしょ、
全くその通りです。
具体的にどの位たくさん考えちゃうの?
重さか長さの単位に例えて具体的に教えてよ。
いくら何でもそれはムリですよ、だって個人差はありますからね。
えー!じゃあ何で「たくさん考える」って言えるの?
ただ、出来る限り具体的に言うと、
「太陽」はイメージとしては「月」と「双子座」「乙女座」「天秤座」「蠍座」「射手座」「山羊座」「水瓶座」とつながっています。
他の星座は?
直接はつながっていません。
牡羊座のタロットカードで「棍棒の3」「徳」って「太陽」の影響を受けるって、言ってなかった?
それは、「太陽」が牡羊座に入っているイメージなんです。
要するに、ホロスコープ上の「月」と「双子座」「乙女座」「天秤座」「蠍座」「射手座」「山羊座」「水瓶座」が動く時は「太陽」に影響を及ぼしますし、「太陽」も影響を与えます、この時「太陽」が何座なのか、を見ればその星座の影響が大きいことが判りますよね。
要するに「3ハウス」「4ハウス」「6ハウス」「7ハウス」「8ハウス」「9ハウス」「10ハウス」「11ハウス」も影響を受けますし、当然、「太陽」ですから獅子座的な「5ハウス」も影響を受けます。
なんだか、ほとんどじゃん。
ですから、脳がその考え方に慣れて染まってしまうんですよ。
じゃあ「ほとんど全部」でいいじゃん。
所が、「月」的な安心感や自信がなかったり、「太陽」的な目標などをとても抱けない状況だと動きが鈍くなります。
じゃあ、辛い状況だとそうなっちゃうのか。
そうです、本人の責任ではなくても文化や家庭の事情などもありますし、戦争のある国や難民の方などはそう言えるでしょう。
「太陽」だけじゃなくて「月」も動かなそうだね。
「太陽」と「月」は密接に連動していますからね。
紛争のある国の子供が「幸せとか、そんなことはどうでもいい、自分は弟や妹に何か食べさせてやることの方が大切なんだ」って言ってました、かなり「土星」的ですよね。
にわとりさんは、自分がお腹いっぱいになることばっかり考えちゃう。
「太陽」は獅子座の「支配星」ですから「四要素」の「火」的で直感的で、自分の所有している蓄積データから非論理的に考え方を決定しますし、
「月」は、蟹座の「支配星」ですから「四要素」の「水」的で自分の所有している蓄積データと状況を合わせて「こうであるべきだ」を作り出すことで感情を作り出します。
これが自分の考え、の核を成すわけです。
外部状況がひどすぎると、その状況に合わせるしかないから自分の考え、気持ちどころじゃないのか。
その意味では、そういう状況ではなくても、あまりにも成功体験が無い人も「太陽」は使えません、「太陽」は成功を求めるので上手く行かない、と思うと動かしにくいのです。
だから、ある程度の楽観思考も必要なのか。
そのためにも成功体験が必要なのです。自信が必要ですから。
「太陽」は色々難しいんだね。
そうですね、「太陽」は本人の成功のイメージであり、充実感を生みます、そのような大きいメリットはプレッシャーを越えないと得られないのです。
だからこそ、人生にある程度余裕があれば「太陽」の欲求は頭から離れないのが普通なのです。
なるほど☆
何故天秤座で「太陽」が「衰」なのか
「太陽」が望ましくない「格式」なのは、水瓶座の「敗」に続いてまた「四要素」の「風」の星座の天秤座なのね。
別に実際にダメって訳じゃないですからね。
でもさ、水瓶座が欠点が出やすい「敗」で、天秤座が影響が弱まりやすい「衰」ってどういうこと?
同じ論理の「風」の星座なのに、なんで双子座は大丈夫なの?
何が違うの?双子座は何者なの?どうなってるの?
ナカナカ良い質問です、まず「風」の星座は当然、言葉でものごとを考えます、その時点で「言葉に出来ない要素」が取り除かれていることに注目します。
言葉にした時点で「言葉に出来ない要素」は取り除かれている?
魚座の繊細な感受性とか、牡羊座の瞬間の直感とか、乙女座の何かがおかしいなどの感覚とかそういう予感みたいなものかな。
そういうイメージです。そして「風」の星座は判っている範囲で思考を組み立てますから他の人の「何となくイヤだ」を許さない計画を立てたりすることがあります。
要するに、良くも悪くも「合理的な計画」かな。
というわけで非合理なもの、を見逃してグイグイ推し進めようとしたらものごとは上手く行かない、反発を受ける、という結果は目に見えていますね。
だから双子座は大丈夫なのか!グイグイ行かないのが双子座の仕事だから!ふんわり平和だから!
ま、まあ、そういうことですよ。
え、じゃあ、天秤座は「衰」で水瓶座は「敗」なのは?
どっちも理想を目指して行く感じだし似ているよね。
天秤座は最初の「社会星座」ですし、社会の平和、安心を求めます、ですからその場でカンペキで論理的な理想を目指します。
水瓶座は、社会に身を捧げた山羊座の次の星座ですから、社会に身を捧げる意味では山羊座の続きで社会をさらにアップグレードしようとします。
理想どころじゃないレベルなんだね。
水瓶座は「三区分」で「不動宮」ですから、そう簡単には引きません。
あ、それで「太陽」は目的だから、それが目的の人生って考えると、グイグイ行くと欠点が出やすいってことか。
え、でも、天秤座は弱まるって?
天秤座は「活動宮」ですから、本能的に理想に向かうイメージです、ですから活動しますが、理想を社会に求めるのはいつでも難しいことですよ。
まーねー。
そして天秤座のイメージはタロットで言うと「平和」「悲しみ」「休戦」です。
「平和」(剣の2)で理想に向かって行き、「悲しみ」(剣の3)で突き進み、
水瓶座と一緒じゃん。
「休戦」(剣の4)では、相手に合わせます。
お、違うじゃん。
天秤座的な理想を求めれば、この「相手に合わせる」になりやすいですね。
あー、だからかー。
そうなると、天秤座の論理能力を発揮しにくい面が出てしまいますね。
え、天秤座の最後の部分の「休戦」は良くないの?
いや、実際使う分にはちょうどいい面もありますよ、ただ、「太陽」だと人生の目的になってしまいやすいですからね。押しすぎると後悔の方が多いでしょ。
それで「影響が弱まる」か、悪いとは言ってないのね。
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