それでは今回は、蟹座「戦車」タロットで考える「4ハウス」のお話です~☆彡
タロットカードで「ハウス」の特徴を考えるシリーズだね。
蟹座と言うと家庭的で仲間を大切にするイメージ!!
そうですね、一般的にそのイメージでしょう。
しかし、現実には星占いで蟹座でも全然違う人もいらっしゃるでしょう。
むしろ獅子座っぽい人もいるんだよな。
そうなんですよね、今回はそんなお話も致しましょう~゜
それではタロットで考える「4ハウス」のお話です~☆彡
このブログの「ハウス」は常に「プラシーダスハウスシステム」を意味します、ご了承くださいませ。
「ハウス」の「カスプ」とはプラシーダスハウスシステムの場合、ハウスの入り口、最初の度数のことです。「カスプ」は「尖点:せんてん」とも呼ばれます。
「上昇宮」「アセンダント」「ASC」は「1ハウス」の「カスプ」、「MC」は「10ハウス」の「カスプ」のことだね。
このブログではタロットカードは基本的に「トートタロット」を扱っております。コートカードの名称などはご注意ください。ウェイト・ライダー版は補助的資料として扱っています。
「水」と蟹座を考える
「四要素」で感情の「水」はタロットでは「カップ」「杯」だね。聖杯のイメージ。
感情は「蓄積情報からわき上がってくる思い込み」と言って良いでしょう。
状況に左右されにくい優先順位のつけ方をしますので、その人の気持ちという形で表れることが多いです。
一般的には「愛情」や「憎しみ」、「結果に関わらず大切にする」「えこひいき」などが含まれます。
状況じゃなくて自分に蓄積した情報からわき上がってくる気持ちのイメージだね。
これはウェイト版のタロットの「エースオブカップ」のパクリのイラストだね。
本物は「にわとりさん」じゃなくて「白い手」なんだよね。
そうです、「白い手」は「生み出すもの」を表しています。
まあ、「にわとりさん」でも問題無いと思うけど。
さて、今回見て頂きたいのは、背景の「泉」です。
水というものは、器の形に合わせて変化する、分子の運動量の変化で、気体、液体、個体に変化する、他のものを吸収放出する、淀み腐る、生命の維持に非常に重要な役目を果たす、などの特性は人の感情と一致する特性ですね。
水は相手に合わせて変化するし、
熱、要するに温度などで状態が大きく変化する。蒸気、水、氷だね。
突然ものすごく優しくなったり、厳しくなったりしますよね。
二酸化炭素を吸収したり、放出したりするね、塩や砂糖などを溶かすことも出来るね。
色んな相手の気持ちを吸収したり、放出したりします。
そして水は溜めておくと腐りやすいですね。そして流れる川では水は腐りにくいです。
そして、生きるためにすごく大切な物質ですな。
「エースオブカップ」はそういう感情が、わき上がってくる「根源」のようなイメージなんだね。
この「エースオブカップ」はタロットの「カップのスモールカード」の「1」です。蟹座の「カップのスモールカード」はそれに続く「2」「3」「4」に当たります。
それぞれ「愛」「豊富」「贅沢」なんて呼ばれてるね。つながりたい「愛」、仲良くしたい「豊富」、もっと評価されたい、もっと仲良くしたい「贅沢」は感情を良く表した名前だね。
でも、その「蟹座」の「アテュ(大アルカナ)」は「戦車」!
イメージが違いすぎじゃない?
「蟹座」の「コートカード」は「クイーンオブカップ」から「プリンスオブワンド(ウェイト版ではナイトオブワンド)」です「戦車」はこの移り変わり、変容を表しています。
要するに「蟹座」から「獅子座」へ変わって行くイメージです。
がっちりくっついて、「王」になるべきものを守っていく、支えていくイメージです。
「王」は「獅子座」だね。そうか「王」には国民や信頼できる部下が必要だから、周囲で支える人が必要なんだ。
「蟹座」の仲間を支える「団結」のイメージは、誰が「王」になるにしても必要な「団結」なのです。
その意味で、集団の中で脱皮して自分の殻を破ることが出来たものが「王」になります。
それは「仲間」でも良いし「自分」でもいいのです。
だから「獅子座」っぽい人もいるのか。
中には「自分」が「王」でないとイヤな人もいますし、「仲間」に「王」になってもらいたい人もいます。
「戦車」と「4ハウス」
「戦車」は支え合う「安心感」の中で成長して殻を破って出撃していくイメージかな。
そうです。
じゃあ、「4ハウス」はどう読めばいいの?
「4ハウス」と言えば普通は「家庭、仲間、安心感」でしょ。
それは間違っていません、いずれも蟹座的、月的に重要な要素です。
しかし、それが何のための「安心感」なのか、なぜ仲間を大切にするのか、を考えた上での「家庭、仲間、安心感」なのです。
自分が殻を破らなくても、お子さんの殻を破らせてあげたい、と思えば「家庭」的なイメージになりますよね。
そして、支えてあげる側も、自分の役目をはたしている「安心感」「満足感」をえられますね。
なるほどね。蟹座っぽい。
そういう意味での「安心感」なんだね。
「4ハウス」は自分を成長させるための要素という面も非常に重要です。
それのどこが「安心感」なの?
「蟹座の安心感」は「月の安心感」です。
あ!その人の「当たり前」だから「安心感」か!!
そういうことです☆彡
例えば「4ハウス」のカスプが「牡牛座」だったら心地の良い環境、「天秤座」だったら、論理的、言語的なつながり、「射手座」だったら自分の成長要素に哲学が重要だったり、自分の考えが生かせる環境が大切なんだ。
色々なキーワードが実は「根」ではつながってるんだね。
占いでは、その「根」である「原因」を知ることが大変重要です。結果だけに目を奪われると星座が判らなくなりますよ。
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