今回は、星座って何だろう?性格の原因を考える、と言うお話です。
星座ってさ、当たってる、とも思うけど、絶対じゃ無いじゃん。
例えば、優しい、空気を壊さないと言われる双子座の人でも、他の星座の影響でそうはならない人もいますよね。
じゃあ、観ても意味無いじゃん。
そんなこと無いですよ、せっかく双子座が有るのに、キレやすくて上手く行かないんだったら、原因を見つけてコントロールした方が良いでしょ。原因を見つけないと対策が作れませんから。
それに、双子座を持っていても使っていない場合、かえって不満の種になりやすいので、逆に「不満」と「星座配置」から、どの星座が使えていないかを特定できますので、使えていない星座をどうやったら使えるかを考えれば良いわけです。
それに「優しい」と言う評価は主観ですからね、あくまでも「結果」ですから、それが人間に備わっているわけではありません、あくまでも「優しい」と感じる人が多い要素を持っている、と言うことに他なりません。
それが相手に合わせる、双子座ってことか。
そうです、実際は、双子座は、合わせる、と言うより、場の空気にビンカンなのでで、合わせる人が多い、ということです。合わせ過ぎて辛い思いをする場合も多いので結果を考えて調整すると良いでしょう。
全然気付かなければ合わせようが無いからか。
実際には、自分の感覚が強い牡牛座を双子座と同時に持っていれば、言語表現が苦手な双子座になることもあります。ちぐはぐになりやすく、人間の性格としてはつかみにくくなることもあります。強く自己主張をしたりしなかったり、判りにくいキャラクターになることもあります。
そう言えば「四要素」の「風(双子座、天秤座、水瓶座)」と「地(牡牛座、乙女座、山羊座)」は相剋(そうこく)で調和しにくいってタロットの記事で言ってたね。
双子座は解決能力はあまり無いので、ひたすら棚上げをして、かえって問題が大きくなることもあります。
星座ひとつひとつは「結果」じゃないんだね。実際には組み合わせなんだ。
それだけに「原因」としての星座をしっかりつかまないと人の性格を理解するのは難しいのです。
十人十色、とよく言いますが、人の数だけ性格があるのではなく、組み合わせの数が無数にある、と言うのが占いの考え方ですし、その方が現実を説明するのにも適していると思います。人の数だけ性格がある、と言うのは分析不能ってことですから、判らない、と言っているだけですからね。
それでは、今回は「星座」のお話です。
星座って何の違いなの?
そうだよね、星座って生まれた、その時の星の位置で性格が変わる、と言うこと自体が不思議だよ。
そこは、本当に不思議ですね。最終的には医学的、物理的に証明出来るもので神秘とかそういうのは全く無いと思うのですが、今の所は完全に不明です。
ですから、占いは信じることなく、性格分析が合っている、と思った時にデータとして活用すれば良いというのが、かえるさんの考えなのですが、今はこう考えています。
人間が生まれてから精神的、認識能力の成長や変化が起こるわけですが、その過程の特定の部分が強調されるのが「星座」では無いかと思っています。
どういうこと?
子供の頃のことってどの位、昔のこと覚えてます?
3歳~5歳くらいかなぁ、何となくだよね、きちんとは覚えていない。
だいたい、みなさんその位らしいですよ、それ以前は覚えていない。その記憶を「最早期記憶」と言います。
へー、そうなんだ不思議だね。
その前は「自分が自分」ってことが良く判らないらしいんですよね、ですから、一度自分が自分と判ってしまうと、システムが変わるので、その前のことが思い出せなくなるらしいんです。
へー、そうなんだ。
だから、その前は何となく「けんちゃん」と呼ばれるから「けんちゃん」と思っているのが、自分が判るようになると「ぼく」とか「わたし」と言う意識が芽生えだすらしいです。
なるほど。その辺で変化してるんだ。
星座で言えば、牡羊座的、牡牛座的だった所から、双子座的に変化してますよね。
あー、自分が判るようになって他者にも興味を抱くようになっていくのか。
双子座は始めての、論理、言語の星座(「四要素」で「風」)ですから、そこで人間は言語思考が支配的になるんだと思うんですよ。
逆に、牡羊座、牡牛座の人は、その前の感覚が強めに残ってるってことか。
そうです、ですから、牡羊座と牡牛座ばっかりのホロスコープの人は言語思考が少ないんで、自分は判るけど人に説明できない、記憶の時間軸が入れ替わりやすいなどの特徴が見られることがあります。
でも、それじゃあ不便じゃん。
実際にかなり不便みたいです。記憶が入れ替わってしまうのでウソツキ、と思われることもあるようです。
しかし、本人は悪気じゃないし、本気でそう思っているから余計怒り出したりして上手く行かないようです。
ただ、言葉に出来ないけど、何故か判る、と言うような感覚があるみたいです、実は、みんなが経験しているけど、忘れてしまっている感覚を持ち続けているのが、牡羊座、牡牛座と言えるかもしれません。
何となくピュアな感じなのはそういうことかもね。
そして、3~5歳位で、双子座的な、自分と他人、言語、論理思考が始まるから、好奇心を持ちやすいし、人とも触れたがるのか。
その感覚を強く持ち続けるのが、双子座の人ってことですよね。
その後は、自分の家庭に目を向けます、自分と一体だった父と母が実は自分と別の存在であることに気付きます。
どういうこと?
それまでは当然のように何でも親に全部やってもらっていたのですが、実はそれは親がやってくれている、と言うことに気付き出し、自分の無力さを知ります。
あー、だから蟹座は、みんなで一体になりたがるのか!そうならないと不安なんだ!1人になるのは力を失うことなんだ。
そうです、持っている、と思っていたものを、実は持っていない、と気付いてしまうことは不安ですよね。
だからこそ、それを乗り越えて、自己実現をしようとします。
なるほど、今度は、獅子座だ。自分の理想を実現したい!ってことだ。
そうか、獅子座の人はその感覚が強いんだ、納得。
そして、自己実現に必要なのは、キチンとした実績、作業ですよ。
なるほど、思い立つのは簡単だけど、実際には積み上げが必要だね、乙女座的だ。
だいたい、ここで自分と言うものは形作られていますよね。
そうか、星座は実際の成長過程の一部をクローズアップしたものなんだ。
だから、なにか、ちょっとした影響なんだと思うんですよ、脳内分泌物の量の比率が少し違うとか成長ホルモンの量が、わずかに違うとか、
なるほどね。
個人から社会へ
そして、自分が固まれば、社会に出て行きますよね。
ルールだね、天秤座だ。
そうですね、あれをしちゃいけない、これをしなきゃダメ、みたいな感じで、何が正しいか、正しく無いかを考える。社会に出たら最初に必要ですよね。
自分が社会の中で生活する為のバランスですよね、まさに天秤で量り続けます。
だから、他の人がそれをせずに、だらしなくしているのとかが許せなかったり気になったりするんだね。
そうなるとは限りませんが、そういうことです。
そして、社会に出ると最初に感じることは何でしょう?
え!例えば?
家庭から幼稚園とか、幼稚園から小学校へ行くと思うことありませんか?
あれ?オレ案外普通じゃん!って思う!
何の苦労も無く、ちやほやされてたのに急に、その他大勢の扱いを受けるよね。ショックだよ。
おー!それで今度は、蠍座か!特別になろうとするよね。獅子座と似てるよ!
獅子座は派手な形、職業とか実績で特別になろうとして、蠍座は人の気持ちに残る形でそれを達成しようとしますね。
たしかに、人の心に残ることに、すごくこだわるよね。
そして、散々頭を使うから、今度は、それで楽しもうとするのが射手座です。
あー、アレコレやってみよう!ってことか。
とにかく頭を使うのが好きだよね。いつ何か考えている感じ。
やっぱり楽しんでばかりいられないのが人生、と言うことで、きちんとしなくちゃ、となって山羊座ですね。
山羊座は好き嫌いに関わらず、きちんとしている、と言うのが目的だよね。自分の年齢に相応でありたい、みたいな。そろそろ結婚しなくっちゃ、とか自分の年齢の平均年収とか気にするね。
ある意味人間社会で生きていく為の本能なんでしょうね。
でも、人生ってある程度、終わりに近づいてくると片意地張ってたことや頑張ってたことが、そんなにこだわんなくても良かったかな、みたいな感覚になったりします。
だったら、あれもこれもして置けば良かった、みたいな。
水瓶座か、それで実績だけにこだわらず、やりたいことをやってみたい、みたいな感じで「改革」や「変化」を望むんだ。
でも、それさえ終わってみれば全部一緒だったな、みたいな感覚が、
魚座だね。言語、論理思考も捨てて、牡羊座とか牡牛座にある意味少し近いような。
でも、牡羊座のような力みは無い感じですね。
こういう、実際的な思考の、どの部分がクローズアップされるか、それが星座なんだ。
そうですね、そしてそれらが重なり合っているのが実際の人間で、それはホロスコープで読み取れるわけです。
でも、やっぱり不思議なんだよなぁ。
本当に不思議なものですね。
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