こんにちは、かえるさんです。今回は「杯の騎士」のキーワードのお話です。
「杯の騎士」はウェイト版だと「杯の王」だね。
そうです、紛らわしいですがお気をつけ下さい。
星占いの日付けで言えば、2月9日~3月10日になります。年によって多少のずれがありますから、境目の日付けの方はホロスコープで度数を確認して下さい。
水瓶座から魚座の感じだ。
その通りです、では今回は「杯の騎士」のお話です~☆
杯の騎士
生命の樹
「騎士」ですから「7」「8」「9」の流れですね。
「杯の騎士」は「剣の7」「無益」、「杯の8」「怠惰」、「杯の9」「幸福」だね。
「剣の7」「無益」では、頭を使うこと自体にのめり込んでしまうイメージです。
やりたいことを追求したい「風」だからか。
それでかえって行き詰ってしまい、「火星」と対応した「塔」を通って「考えるのをやめます」
魚座の「杯の8」「怠惰」だね。
この「火星」と対応した「塔」による大転換が「騎士」の特徴ですね。
「王子」の目標達成が目的なのと違ってその後の精神的な成長がポイントなんだね。
ゆえに大人のイメージなのです。
そして、実は「怠惰」は怠惰ではありません。
魚座はのんびりのイメージだけど。
水瓶座の思考ので鍛えられてからの「怠惰」は自然な脳の情報処理です。
例えば、白昼夢などのようなイメージです。
魚座っぽいな。白昼夢って普通にしている時に急に寝て夢を見たり、目的と違うことに気を取られたりするような感じだよね。
そうですよね、しかし白昼夢は脳の処理能力が高い人に起こる、とも言われています。
そうなの?
脳の働きが抑えられた方が集中力を発揮しやすいですからね。
そうか、結果どっちがいいかは別だけど、脳の働きが活発すぎると気が散ると言うのは判るな。
実際問題「脳が活性化される、なんちゃらかんちゃら」みたいな本などをよく見かけますが、監修などはいいかげんな人物であることがほとんどです。
え!そうなの?
まともな学者は「脳が活性化されている」という状況をまだ定義できない、と言っています。
なるほど。脳は謎が多いんだね。
ですが、一部のいい加減なものでは「血流量が増加する」ことを活性化されている、と言っているようです。
そうか、だから、何なんだ?と聞かれれば答えられないんだ。
まあ、認知症予防などは需要があるので、効果が怪しくても売れますからいいかげんなものが多いのも仕方ないですね。
その意味で魚座の「怠惰」は、残すべきものか、削除すべきものか、を認識をしないで行います。
認識をしないで?
要らないものは「忘れます」
なるほど。
そして要るものは残してますから、自然に情報が処理されます。魚座は膨大な量の微細な情報を扱いますから空き容量が必要ですからね。
コンピューターと一緒か。
水瓶座的な論理や知恵だけでは処理しきれないので、接し方が大きく変わるイメージです。
だから「杯の9」「幸福」では「状況にかかわらず満足する」ので幸福を味わえます。
その状況にかかわらず満足する、ってのがやる気がない感じがするんだよな。
じゃあ、どうなったら幸福だ、なんて決めることにどれほどの意味があるでしょう?
決めたって、どうせ達成すれば当たり前になってしまうのですよ。
まあ、それもそうなんだけどね。
キーワードとしては「持続しない努力」「優柔不断」「考えすぎ」などがあります。
水瓶座の「無益」のイメージかな。
考えることが目的で考えている感じですよね。
ただ冷静な判断力による「計画」「希望」などのイメージもあります。
そして考える「無益」から「塔」を通って思考することをやめます。
魚座の「怠惰」に入っていくと。
「飽きる」「興味が無くなる」「怠惰」「影響の受けやすさ」「揺るぎやすさ」
この怠惰は?
怠惰に見えますから、怠惰という意味でそのまま取って頂いて結構です。
そして「怠惰」から「アテュ(大アルカナ)」の「太陽」を通って「幸福」に向かいます。
「精神的に満たされる」「幸福」「不満」「利用されている」などがあります。
「幸福」は「杯の9」だから、「9」「基盤(イェソド)」は「月(天体)」と対応するね。
そうです、ですから安心感に基づいた「幸福」と言えます。
そして「太陽(大アルカナ)」を通ってきているので個人的な充実を望むイメージもあり、それが「不満」という形で出ることもあります。
論理思考から魚座的な心の融合を望むように変化するので、恋愛的な意味や愛情なども意味しますが、その行き過ぎ、だらしない方向も意味します。
杯の騎士キーワード
計画
希望
幸福
精神的に満たされる
不満
利用されている
持続しない努力
優柔不断
考えすぎ
飽きる
興味が無くなる
怠惰
影響の受けやすさ
揺るぎやすさ
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