こんにちは、かえるさんです。今回は「欲望」のヘブライレター「テス:蛇」を通して獅子座の仕事を考えます。
獅子座って華やかな感じがするけど、正体が判りにくいと言うか、謎めいているような、なんとも言えない星座だよね。
謎めいていたい、と言うのもありますね。その他大勢になりたくない、と言う願望がありますし、そう言う気持ちを失うと力も失ってしまうような所があります。
魔法使いみたいだ。
獅子座は魔術の星座ですからね。今回はそんなお話です。
獅子座のお仕事
獅子座と言えば「魅力」と「プライド」!
自分に求めるものが高いレベルなので、頑張るか、すねるか、に分かれますね。
それは大違いだよな。
頑張るために「自分の特別性」を利用する形なので「特別じゃないんだ」って思っちゃうと力を失います。
とは言え「思い込み」そのものなんて、何の意味もありません。「思い込み」を利用して実力をつけなければ何も達成できません。
負けたくない!負けるはずがない!!
そんな気持ちから努力を重ねる獅子座は、結局、特別な人になっていくのです!
プラス思考だけじゃダメなの?
頑張るためのプラス思考は良いですよ、くだらないことで悩むより脳にムダな負担がかかりませんからね、消耗を防いで、その分も努力に使えばいいんです。
クヨクヨ悩んだってどうせ大したことしないでしょ、行動しないことで悩むなんてムダですよ、だったらボーッとしてた方がいいですよね。
獅子座の仕事は、自分の特別性を感じられると宜しいです。
例えば?
自分で「やっぱり自分スゴイな!」って思えればいいんですよ。職種にこだわり過ぎなくても自分の能力も考えましょう。
まあ、一般的に非日常、イベント、ブランド、貴金属、なんて言うのも良いですし、芸能関係などのようなキーワードもあります。
ただ、現実「獅子座」があれば、だから芸能で生きていける、ってほど甘くないですよね。
そうだよな、デビューしてもすぐ消える人も多いし。スターになりたい人は数が多いもんね。
厳しすぎる世界は、自分の特別性を信じられなくなりやすいとも言えますからね。
努力をしないで、自分のスター性で何とかなる、と思うならやめるべきですよね。
絶対に勝つまでやるから絶対に勝つ!!
位の気合は欲しいですよね。
では、獅子座のお仕事を「テス:蛇」を通してみていきましょう。
「テス:蛇」
生命の樹
「獅子座」「欲望(力)」「テス:蛇」は生命の樹では「4」と「5」の間の赤い部分が当てはまります。
「獅子座」を学ぶことは同時に「太陽」を学ぶことでもあります。
それが「テス:蛇」って文字に表れているんだね。どういうこと?
「太陽」は星占いの時にチェックしている惑星ですが(ホロスコープでは「太陽」も惑星と言います)それはその人の理想や願望が表れる惑星だから「太陽」だけで占っても、ある程度行動や考え方が判るためです。
でも、この「理想」や「目標」などと言うものが、生物に備わると言うのは、ナカナカ不思議な話です。
まあ生き物は原子の塊なわけだもんね。なんで物には「理想」が宿らないのか、ってことだよね。表現方法がないだけとも言えるけど。
生き物には記憶と言うものがありますね、精神的なものも、DNA的なものも、傷や言語的なもの、も含めて結局は「物理的な記憶」と言うことになります。
精神も?
精神も、記憶と状況からクローズアップされる最新の記憶「判断」と言えるでしょう。物理情報です。
精神に独立性はないのかな。
あって欲しいんですか、だったら、あるって思ってもいいんじゃないでしょうか。たいした害にならないので。
スッキリしないな。
ただ、独立性があるなら、脳を損傷しても変化は出ないはずですよね。
でも、独立している、と言いはるのは簡単です、精神自体は損傷していないが表現できなくなっているだけだ、って言えば反論不可能でしょ、証明が全く必要ないので説得力は無いし科学ではなくなっていますが議論は平行線になりますから。
そんな記憶と言うものから「願望」や「理想」「目的」などと言うものが出てくる、と言うことはナカナカ興味深いです。
ざっくりと言えば、我々が生きていく上で必要な記憶、例えば「人の上に立てば、食料など生きるための優先権が得られる」などの記憶から権力欲が出てくるようなことです。
お金が欲しいのもそうか。
子孫を残すことや、家名を高めるなどもそういった生存、存続の智恵とも言えます。
そういった積み重ねの土台があって「個人的な名誉欲」が発生すると言えます、記憶から生まれる欲望です。
確かに選挙とかでもケチは付けても何となく2世に投票しちゃう様な所はあるよね。本能的なものか。
そうです、仲間との同化もそうですよね、並列的につながることで生存率を高めるのも戦略の1つです。
そうか星座の性格の違いも生存戦略の違いとも言えるのか。
でもそう言うことは日頃意識しませんでしょ?
しないでしょ、どう考えてもしないでしょ。
だからそう言った「記憶」からはじき出された「方針」は理想の土台になり、目標設定になっていくわけです。
と、言うわけで、その源の象徴が「テス:蛇」です。
聖書でも蛇にそそのかされたイヴが「智恵の実」を食べて智恵を身につけますね。
その後、人間に寿命が設定されるんですよね。
おお。
逆に言うと、生命が誕生した=寿命の設定、そこから「記憶」の構築が始まる、と考えれば「テス:蛇」は「願望」「理想」「目標」の根源、象徴と言うことです。
そうやって湧き上がる気持ち、と言うものに強く価値を感じるのが獅子座なのです。
「テス:蛇」はユルさ、癒しの「木星」と戦いの「火星」をつないでいるんだね。
そうです、そこが大切です。
こうっだらいいなー!こうなりたいなー!の「木星」
絶対勝つ!!倒す!!の「火星」
ああ!!獅子座っぽいな!!王の星座、プライドの獅子座!
それが獅子座、すなわち「太陽」の意味でもあるんだ。
そう言えば生命の樹の左右の柱「3」「5」「8」「峻厳(しゅんげん)の柱」と「2」「4」「7」の「慈悲(じひ)の柱」にまたがっているんだね。
やりたいなー、でも出来るかなー、と言う大きな葛藤があるからこそ、人生に余裕があれば、あるほど浮かび上がってくるのが「獅子座」「太陽」なんです。
え、どういうこと?
生きていくのがやっとだと、自分の理想とか言っている場合じゃ無いでしょ。戦時中とかは考えるヒマもないでしょう。
そうか「太陽」の星座だけで占う星占いは、平和な時代の方が当たりやすいんだ。
そう言えますね。まあ、イライラの表れ方なんかはチェック出来るでしょうけどね。
人生に余裕があるほど、獅子座的なことを考える時間も増えますから、そう言うことでかえって悩む時間も増え、人生の中での重要度は増します。
それが「太陽」の星座の意味なんだ、なるほど。
「テス:蛇」
「テス:蛇」のお仕事
そう考えると、プライドとか勝利とか、その他大勢じゃない、と感じられることを仕事に持てると生き生きするわけだ。
そうですね、ですから「非日常」的な特別感のある仕事などを求めやすいんです。
そして自分をより素晴しく演出したいので、芝居がかった感じなどを好みます。
もったいなぶった言い方とかするよね。
逆に、自分が特別感を発揮できないと引きこもったり挫折してしまうこともあります。
特別な世界は無理だったから、普通になろう、とか簡単に思えないんだ。
難しいですね、でも次の目標を作るよう心がけたいですね。
獅子座の魅力は、自分や夢を信じる心から出ていると言えますので、目標に向かってがんばると輝きが増します。
でも、どんな仕事が浮かぶ?
本人がドラマチックさを感じられて、みんなに認められている感じを受けられればいいので、別に普通の仕事でもいいんですが、
まあ、良く言われるのが、イベント関係、貴金属、ブランド物、芸能関係、踊り、歌、などですが、
なりたいからって、なれるわけじゃないのが、いっぱい混ざってるな。
そう言う仕事は目標にしやすいでしょ、達成は難しいですが。
そう言う目標は挫折もしやすいな。
でも、一生懸命に頑張れば頑張り方が身に付きますよ。
自分で獅子座が強いって判っていれば、ダメだった時は自覚して、切り替えちゃうことが大切です。
なるほど。
「テス:蛇」お仕事、注意点
すねないことですね。
と、言いますと。
ヤケを起こさない方がいいです。あとプライドが高すぎて下積みで頑張れない人もいます。ある意味これは問題です。
あと、同時に心配しやすい星座が多いと板ばさみがキツイですが、ある意味で人生の安全装置とも言えますけど。
心配性の星座って?
「蟹座」「乙女座」「山羊座」などですね。
でも、だからこそ、それを頑張りに変えることが出来れば大きな力になります。
心配性の星座って頑張る星座のイメージだな。心配だから頑張るのか。
獅子座もプライドのため頑張る人も多い星座です。
獅子座は結果より、本人が燃えられる目標があることが大切です。
焦っちゃいけないね。
生命の樹は、周囲のつながりで、イメージを膨らませて、限定していくことで意味を感じ取っていくんだね。
そうです「何座だから、何」と言うような単純な1対1対応で考えると、星座、惑星、マイナー惑星、ハウス、アスペクト、サビアン、格式などいくらデータを並べても生きた有益なデータにはなりません、あくまでも現実と調和した意味を取り出す技術を鍛えることがホロスコープやタロットカードを読み取るためには必要なのです。
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