こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「戦車」を通して蟹座の仕事について考えて行こうと思います。
「ケス:柵」が「戦車」のヘブライレターだね。
そうです「柵」と言う言葉が「蟹座」「月」「戦車」を1文字で表しているのです、ですから「ケス:柵」から浮かぶイメージを増やすことで、ホロスコープやタロットを観る時に現実的なイメージを豊かにすることが出来ます。
占いは、ただ結果を保証するものではなく、何でそうなるか?の原因を考えることが出来る技術だから、現実の「自分」が悩んだ時や迷った時に当てはめて使えるんであって、ただ結果のキーワードを鵜呑みにしては「自分」に当てはまらないということを忘れてはいけません。
占いで自分の能力をチェックしてこそ「適職」が見えてくるんだね。
占い師は、星座の知識と、現実の依頼者の状況を両方理解してアドバイスをする技術に長けている、と言うことです。
「ケス:柵」は蟹座か、蟹座のイメージは、母、家庭的、守る、育てる、仲間、とかかな。
そうですね、でも、家庭的にもイロイロな家庭的、母にもイロイロな母がありますから、そう言うことを考えながらお話を致しましょう。
蟹座のお仕事
蟹座は世話好きな感じだよね。
仲間との一体感を重視するんですよね。
だから、家庭や仲間を意識するようなイメージが良いでしょう。
教育、育成、介護、飲食、力を合わせる、なんかかな。
そうですね、常連とか、顔なじみ、なんてイメージもあるでしょう。
これがしたい!と言うより力を合わせることに主眼がありますから、頑張り屋さんが多いのです。
現実問題として、家庭、教育、などに縛りすぎずに「仲間と力を合わせる」のイメージが大切です、仕事を選ぶには自分の能力と経験も重要ですからね。
ではヘブライレターの「ケス:柵」を通して蟹座のお仕事を考えます。
「ケス:柵」
「柵」って守る気満々な感じだね。
そうですね、そこから「保護」のイメージがわきますね。
危険な外敵から守ってくれている感じだ。
でも「柵」って内側からも出られないですよね。
管理されている感じもするね。「過保護」もあるかな。
でも、思春期の子供にとっては「過保護」でも、周囲の大多数からは「保護」に感じるかもしれませんね。
そうか、現実の場合は「双方の思い」が違う場合もあるのか。
え、じゃあさ、子供の成長に常にピッタリな「保護」ってありえないんじゃない?
ありえないでしょうね。
じゃあ、子供が親に「いつまでも子ども扱いして!」って思うのは仕方ないのかな。
実力で親に力を認めさせればいいんじゃないですか、実績を作ったり自己管理能力の高さを見せればいい訳ですよね、日頃だらしないくせに都合のいい時だけ「いつまでも子ども扱いして!」って言ってもかえって疑わしいですよね。
とは言え親だって人間です、赤子の時に自分がオムツを交換してた子供は大きくなってもやっぱり自分の子供ですよ。
子供がどんなに立派になっても親は親か、人それぞれだ。
生命の樹
生命の樹では「ケス:柵」は「3」と「5」の間の赤い所です。
ずいぶん高い位置だね、本能的な考え方なんだね。
判りやすく言えば「親子の愛」のようなものでしょう。自分の所属する団体を守る気持ちなどもそうですね。
子もあるの?
子供だって老いた親を心配したり、無理しないで欲しい、って思うでしょ。
「3」は「土星」、「5」は「火星」と対応するね。その間の「蟹座」だから「月」とも対応する。
そうです「3」「5」「8」は「峻厳(しゅんげん)の柱」ですし、厳しい、真剣なイメージです。
なんとなくイメージは「真剣」「生存」「勝つ」「守る」「育てる」そういった雰囲気の中で「月」らしく安心したければ「ケス:柵」は必要だね。
仲間の一致団結も必要な感じですね。
まあ、納得するけど。
でも、これは「占い」ですから、判るのは「状況」じゃなく「考え方」ですよ。
おー、なるほど、実際には状況は全然余裕で、こんなに真剣になる必要なんてないかもしれないのか。
そう言う場合は「考え方」ではなく「状況」を、ねじ曲げて見るのが普通の人間です。
そうなると、無理に敵を作ったりすることもあるんだ。
ひどい場合は、いじめやムダに厳しい部活などですね。
政府への批判を避けるためや国の意見をまとめるために他の国を悪く言ったり、するのもそれを利用しているんだ。
これ仕事の話だっけ?
そうですよ、蟹座にどういう場所がいいか、しっくりくるか、って話をしているんです。
ああ、楽しむとか娯楽より、安心や保護、育成などの方がいいってことか、楽しむ場所だとかえって浮いちゃうみたいな。
楽しむ場所でも団結や力を合わせることが必要ならいいでしょう。
こうやってイメージが膨らんでいくんだ。
「ケス:柵」
「ケス:柵」のお仕事
でも「土星」と「火星」でしょ、星座で言えば「山羊座」と「牡羊座」だよ。すごい真剣勝負って感じじゃない?
でもホロスコープ全部が「蟹座」な訳ないんですよね。
あ、そうか同時に自分のホロスコープにユルい「双子座」や「魚座」もあるかもしれないか。
占いを観る時は、そう言う視点も必要です。
「火星」は厳しさって考えるの?
それもあります。蟹座なら、みんなで力を合わせた末の「勝利」は喜ばしいですね。一体感があります。
そうか「勝利」にもイロイロあるね。そういう細かいイメージも必要か。
育てるにしても、力を合わせるにしても「安心」を得るため、なんだけれども「安心」が十分な場合「力を合わせる」の方が主題になる場合もあるよね。
そうです「月」は安心、無意識などを意味しますが、そのために頑張る、と言うことが習慣づいてしまうので目的を見失いやすいとも言えます。一体感を出すために仲間を追放したり仲間はずれにするなどは、そう言うことです。
第一「安心」にカンペキは無いでしょ、「安全」とは違います。そこは「蟹座」「山羊座」の共通点でもあります。「不安」になりやすいです。
だからこそ、占いで「目的」と自分の行動原理を知っていれば、やりすぎか、そうではないか、なぜそう思うのか、などを自己チェック出来る訳です。
占いで悩みを言い当てることが出来るのは、本人が自分では正しいと思っているから歯止めが難しいことに着目しているからです。
言いかえれば「蟹座」は、保護、育成、勝利、安心、仲間、だから、教育、軍隊、介護、医療、とかみたいに決め付けるんじゃなくて、自分の能力に合っていて、力を合わせることが出来る仕事、みたいに考える方が現実的なんだ。
「ケス:柵」お仕事、注意点
蟹座は「一体感による安心」を求めます、そのための苦労はいとわず頑張れる人が多いです。
欠点は「一体感による安心」を崩す人を敵視してしまうことがあります。
例えばどんな人?
自分勝手な人や、能力の低い人です。
そりゃ、仕方ないんじゃない?
でも、必要以上にルールを決めすぎたりすれば、それを嫌がる人は出て来ますよね。
能力の低さは何を基準にするかにもよります、問題の無い人でもキライな人のあらを探せば何か問題はあるでしょうし、自分より能力が低い人をみんな批判したら論理的に「自分が最低でないと気が済まない」と言うことになります。
現実に必要な水準を客観的に意識して、自己管理出来れば、献身的で人の気持ちを考える蟹座の美点が目立って宜しいでしょう。
要するに「頑張りすぎて夢中になってしまう」ことが道を間違える元になりやすい、と言うことだ。
本当にそこは「蟹座」は「山羊座」と似てるね。頑張りすぎに危なさがある。
生命の樹は、周囲のつながりで、イメージを膨らませて、限定していくことで意味を感じ取っていくんだね。
そうです「何座だから、何」と言うような単純な1対1対応で考えると、星座、惑星、マイナー惑星、ハウス、アスペクト、サビアン、格式などいくらデータを並べても生きた有益なデータにはなりません、あくまでも現実と、調和した意味を取り出す技術を鍛えることがホロスコープやタロットカードを読み取るためには必要なのです。
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