こんにちは、かえるさんです。今回は「四要素」の「火」と対応したタロットカード「永劫(えいごう)」(最後の審判、審判)のヘブライレター「シン:歯」を考えます。
ヘブライレターはヘブライ文字1文字でタロットや星座、四要素などを表す象徴文字だね。
そうです。タロットや星座、惑星などの意味が共通していることが判るので、とても便利です。
「四要素」の「火」は「シン:歯」なんだね。
時代の移り変わり、新しい時代、なども意味します。今回は「シン:歯」のお話です。
新しい時代
「新しい時代」ってちょっと大げさだね。
新しいものが生まれれば、古いものは廃れていくので自然に時代は移り変わっていきます。
「火」は、ひらめきを自己表現として実行するので、新しい行動を起こしやすいとも言えます。
そうなると、自然に古いものは淘汰されていきやすいのか。
水瓶座とか天秤座もそういう所あるよね。
水瓶座や天秤座は、状況を見て、こうした方がいい、からのアイデアですが「火」のアイデアはひらめきなんですよね。
すごく新しいかもしれないし、大したことないかもしれないんだ。
そう言う所はありますね。新しいことをしたいから、考えてみた、と言うような思い付きのような場合も多いでしょう。
でも、全く新しいアイデアと言うものは、そうでもしないと生まれにくい、とも言えるでしょう。
水瓶座や、天秤座は、今あるものの「否定」で、新しいものを欲するのが「火」なんだ。
思いを形にしたい、と言う牡羊座的な「火」の衝動ですね。
それが「シン:歯」なの?
「シン:歯」には「噛む」と言う意味もあります。新しいものを生み出すことで、古いものを噛み砕くことが出来るか、しかし、生み出したものが元からあったものより劣っていれば、新たに生み出したものの方が砕かれ消え去っていきます。
「火」は現実と言う「シン:歯」に挑んでいくようなイメージもあるね、勝つか負けるかは別問題として。
ただ、風化を待つのではなく、噛み砕く、と言う消化を助ける行為が「火」らしいと思いませんか。
なるほど、スピードを速めているんだね。
「シン:歯」
「シン:歯」
それでは「生命の樹」を観てみましょう。
「水星」と対応した「8」「ホド:栄光」と「10」「マルクト:王国」をつないでいるんだね。
そうです。「3」「5」「8」の「峻厳(しゅんげん)の柱」をずーっと通ってきて直接、現実である「10」に流れ込んでいくイメージです。
なるほど「3」の「土星」的な生存本能、「5」の「火星」的な闘争本能、「8」の現実を直視した「情報」を経て「シン:歯」を通って現実に向かっていく、生きるために、勝つために、行動した「結果」だ。
そうですね、そして、ダメならダメ、良いなら良い、でハッキリとした現実の審判を受けるわけです。
この「3」「5」「8」「10」のルートは、ある意味最短ですよね。
そうだね「中央の柱」や「慈悲(じひ)の柱」には一切触れてないね。
「峻厳(しゅんげん)の柱」の一番上にある「土星」らしいですよね。
あー、山羊座っぽい、ってことか、最短で自分の気持ちより結果を出したい、と言うような、そして願望や希望的観測は少ない。
伝統的な、成功例のある、情報に基づいた方法、これを「きちんとしている」と考える人は多いですよね。
そうだね、でも、情報に基づくことはやっぱり大切だよね。
「太陽」と対応した「6」から「8」に行く時も「土星」的な「アイン:眼」を通るんですよね。
おお、やっぱり、山羊座と対応したタロット「悪魔」の所を通るんだね。
そこから考えても、現実的に考える、と言うのは、自分の気持ちや思いだけではなく、客観的に情報に当たる、と言うことなんですね。
それでこそ直感の「火」「挑戦」に耐えうる自信を付けられるとも言えるね。
ちなみに「9」から「10」の道でも「土星」と対応した「宇宙(世界)」を通ります。
実現には「現実」と言う関門が待っているもんなんだね。
実際にやるまでは、どんな下らないアイデアでも素晴しいアイデアですものね。
それをよける道は「7」から「10」の「魚座」と対応したタロット「月」の道しかありません。
現実だけど、空想や妄想の世界だね。
これらのことは、すなわち「結果」を出す、と言うことは現実の洗礼を受ける、と言うことでもあることが判りますね。
現実は厳しいものだよね。
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