こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「運命(運命の車輪)」です、ホロスコープの「木星」を意味するカードですから、ホロスコープで性格を見るときにも役に立つのでぜひごらん下さい。
「運命」ってなんか厳かな感じだね。
そうですよね、でもそんな深刻な意味はありません。せっかく頑張っても上手く行かない時もあるし、頑張る前に上手く行っちゃった、みたいなこともあるし、
かといって失敗したけど、すぐになんとかなっちゃったり、かえって望ましいことになったり、人生って判らないものですね、程度の意味です。
なんか急にエラく軽い感じだな。
このカードは「木星」のカードですから。
自分を癒したり、可能性を後押ししてくれる惑星だね。
「運命の車輪」
車輪と言うものは回転します、そして外周の一点に注目すると、回転するので上がったり下がったりしますね。
そうだね、上がったり下がったりの繰り返しだね。
そういう、もう仕方のない様な「運」みたいなものを表現しています。
「運」なんて、かえるさんにしては珍しいこというね。
例えば、バブル期に卒業した人とリーマンショック直後に卒業した人、本人に何の責任も無いけど、同じとは言いがたいですよね。
バブル期:1985年のプラザ合意以降から90年代前半までの日本の好景気。
リーマンショック:2008年9月にアメリカの投資銀行、リーマンブラザーズホールディングが破綻したことを機に起こった世界的金融危機のこと。
そうだよね、リーマンショック直後の人たちは本当に大変だったよね。
本人の責任じゃないけど、大きな違いですよね。こんなものは「運」って言うしかないですよね。
たしかに、結果が大きく違っても本人の責任じゃないよね。
かといって、バブル期の人たちがみんな楽をした、とか幸せだとかそういうことは言えないですよね。
そうかな。
自分が働き出した時の、世間の雰囲気と言うのは、一生その人の行動方針に関連がある、という説もあります。
そうか、だとしたら大変な思いをして就職した人は、堅実さを学ぶと言えるのか。
経済的に恵まれたスタートをした人のほうが、何とかなる、と言う気持ちが強く転職などにも踏み切りやすいとしたら、上手くいくか、そうでないか、の点でも人生は大きく変わる、とも言えます。
だからと言って、必ずしも苦しいスタートがいいとは言えないけど、まあ一理あるか。
でも、どっちがいいとも言えないか、うーむ。
そうですよね、でも、車輪の車軸の部分は、いくら回しても、上にも下にも動きませんね。
そうだね、中心だからね。
「運」のようなものは、もう仕方ない、気にしない、何とかなる、って考えたとしたら、この「中心」的な考え方とも言えますね。
なっちゃったものは仕方ない。うーん、人ごとだと思って~。
でも、良く考えれば、もう、どうしようもないですもの、そのせいで自分は、と言っても得は無いですよね。
この「運」について、深く考えると「気にしても仕方ないや」にたどり着くしかないんじゃないでしょうか。
深く考えた結果、気にしてもしょうがない、確かに「木星」的だな。哲学的な、いて座も感じる。
こんなもの、論理もへったくれもありませんよ、気にしても仕方ない、そこからしか何か始めることは出来ないんですよ。
解決方法がないんだから、まあそういうことか。
でも、努力や勉強などで克服出来ることは別ですからね。だから、このカードは「運命」という名前で「木星」のカードなのです。
「掌(てのひら)」
このカードの象徴は「掌」です。
掌?
かえるさんは専門じゃありませんが、掌のシワをみて、運命を占う占いがあります。
手相占いだね。
例えば、生命線、ってありますよね。
長いと嬉しいね。
でも、生命の長さ、と言うのは何で決まるのでしょうか?
ええ!どういうこと?
死因を考えてみれば、いくらでもありますよね。
例えば、生命線の長い人だけで軍隊を作ったら、不死身の軍隊が出来るのでしょうか?
それは出来ないと思うけど。
病気だって、DNAが全てではないし、生活態度の問題もあるでしょうし、病弱なようで長生きなさる方もいます。
掌のシワが何を指しているのかわかりませんが、でも結果がそれなりに説得力のあるデータなのかもしれません。まあ、脳と関連があるという意見を聞いたことがありますが、
え、何が言いたいの?
そういう、あいまいなものを「運命」って言うんじゃないですかね。原因が「判らない」を他の言葉で説明するとしたら「運」や「運命」と言うのでしょう。意味は同じだと思います。
気にしても仕方ないから、前向きにって感じか。
「木星」全能の神、ゼウス
全能の神、ゼウスはとっても浮気者ですが、神々のリーダーです。それは木星の寛容性を 意味しています、さまざまな考え方をするとき、何を実行するにしても木星的な寛容性は必要だ、と言うことを意味しているんですね。
まあ、たしかにあんまり悲観的だと何も出来ないものね。
もちろんタダの楽観主義じゃなくて、木星=いて座、的な深い思考に基づいた楽観です。そういうものは人生を充実させますね。
でも、行き過ぎてユルくなっちゃう、そんなイメージが、ゼウスの浮気性に出ている気もする。
それは言えますね、何でもかんでもしちゃいけないですよね。でもそういう失敗からも様々なものが生まれることも描かれています。
悲劇を悲劇で終わりにしないことも、生きていく知恵かもね。
「運命」の意味
今までの話の流れを踏まえて、運、不運、運の変わり目、などを意味します。
運という不可抗力的な辛さにさらされた場合、木星的なゆるさが一番の対応法だ、という教訓も意味に含んでもらうといいかと思います。
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