こんにちは、かえるさんです。今回は「大アルカナ」「運命の車輪」です。
「運命の車輪」は「木星」と対応するカードだね。
「木星」ってどういう「惑星」?
「自分で考える惑星」ですから「木星」がある星座を見れば、その人の考え方の方針が判ります。
その「木星」のカードが「運命の車輪」なのか。
このカードは「スフィンクス」が描き込まれていることで「不動宮」との強いつながりが示されています。
「三区分」の「不動宮」の星座、「牡牛座」「獅子座」「蠍座」「水瓶座」だね。
「木星」は「現状を認識する」と言う意味で「自分の気持ち」である「不動宮」の星座を使います、そうすると、現状の快、不快が浮かび上がってきます、そして「より良い方向」を考え意識するようになるのです。
そして、「愚者」で始まって何かをしたい気がして、「魔術師」で役に立とうとして「女教皇」で自分の思い込みが出来て「女帝」人とつながりたいイメージを持ち「自分」らしくなって行きます。
そのあとは「星座」と対応したカードになるね。
そうです、星座はやり方だから、それを「惑星」で感じるわけです。
「星座」のカードと「惑星」のカードはそういう違いがあるんだね。
では、今回は「大アルカナ」のお話です☆彡
「10 運命の車輪」
「運命の車輪」は「10」「ヘブライレター」は「カフ(掌)」の「木星」のカードです。
カフ(掌)
「9」の「隠者」は「ヨッド(手)」だったじゃん。何が違うの?
開いてます。
あ、「手」がね。でも何を握ってたの?
「運命」ですよ。
え!何それ?「運命」!?
どうして、そんなもの握っちゃたのさ。
「ヨッド(手)」を動かし続け、実行したことを握りこみます。
要するに、自分が目指したこと、作り上げたものや成し遂げたことが「運命」になっていきます。
そうか、自分の成功や失敗が自分の「運命」を左右するってことか、それは「木星」とある意味同じ意味なんだ。
ゲーテの「ファウスト」って作品ありますよね、悪魔と神の賭けに使われたファウスト博士のお話です。
あー、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテね。結構いい話、書くよね。
彼の名前「ファウスト」はドイツ語で「握りこぶし」と言う意味です。
へー。
自分の手で握った「運命」は何となくは判るけど、結果が出るまで、開くまでは変えることが出来る、ということかもしれませんね。
なるほどねー。
「10 運命の車輪」
エリファス・レヴィの「ヘブライレター」の対応では「運命の車輪」は「ヨッド(手)」です。
ヨッド(手)
エリファス・レヴィは「10」番目のカードは、生命の樹の「10」「王国(マルクト)」と対応する、と言っています、要するに結果を意識する方針と言う意味でその通りです。
「運命の車輪」は「ヨッド(手)」「カフ(掌)」ってほとんど一緒だね。
ある意味そうです、しかし、「ヨッド(手)」を握ることを人生の学ぶ、修行する、という面を強く考えます。それは即ち「運命」を決定づけていきます。
なるほど。努力した人が成功しやすい、とかそういうことか。
そして「カフ(掌)」は、その「手」を開いて結果を見る、イメージです。
もっと頑張っておけば良かったー!とか、頑張ってよかったとか、そういうことか。
「運命の車輪」の「スフィンクス」はローマで使われた剣「グラディウス」を持っているよね。
そうです、それは即ち、人生全てが心の学びで、成長を目指して「結果を欲する」のです。
結果を欲することで、人は成長していくと言えるのか。
そういうことです、全ての人の「結果」は成長に合わせて常に変化する、それは「木星」的である、と言って良いでしょう。
それが「考え方」ってことか。
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