こんにちは、かえるさんです、今回は大アルカナ グナの循環「運命」と言うお話です。
要するに「運命の車輪」だね。「木星」と対応するカードだね。
「木星」は難しい、何回聞いても判った気がしない。
その疑問は良い疑問ですよ、「木星が判りました!!」なんて、「木星」は、そんなに簡単な概念ではないので、絶えず学び続ける姿勢が必要です。
「木星」は、とにかく幅が広いですから、「木星」は「射手座」の「支配星」ですから、その「射手座」と一緒に「水星」と絡めながらよく考えていきましょう。
「水星」?
「水星」は「双子座」と「乙女座」の「支配星」ですからね、そして「双子座」と「乙女座」で得た情報と経験で「射手座」は高められます。それが「射手座」の構造ですし、それにまつわる行動を統括するのが「木星」とも言えます。
能力向上の指令センターとも言えますね。
なるほど、難しいわけだね。
では今回は大アルカナ グナの循環「運命」というお話です。
運命
「運命の車輪」は「木星」だから「幸運」のイメージがあるけど。
簡単に言うと「木星」の「幸運」のイメージは「牡牛座」と「海王星」のイメージです。
全然簡単じゃないよ。どこからそうなるの?
「インド神話」では「木星」には「金の牛」のイメージがあります。そして、「カバラ」の「生命の樹」の「ゴールデンドーン」の対応でも、隣接したところに対応しています。
どういうことなの?
「海王星」で得た「癒し」や「憧れ」のイメージを「牡牛座的感覚」に変換することで、「良いイメージを未来に持つ」のが「木星」の「幸運」のイメージと言えるでしょう。
じゃあ、「木星」は「幸運」なんだ。
いや、「幸運」じゃない時もあるでしょ、「未来に良いイメージを持つ」ことで「出来ないことに挑戦できる」、要するに「成功」を信じられるから、挑戦して「成長」するイメージが、「牡牛座」「金星」的な「物質的感覚」の「成功」と言えますし、精神、物質の両方の充実を求めることが「木星的」と言えるでしょう。
ですが、「海王星」が悲観的であれば、現実逃避、挑戦するより現状維持を求めます、そうなると、自分の能力が生かせないのあらゆることが「不満」に感じ、「不満」を抱えます。
そういうイメージが「運命」に感じるってことか。
「運命」は「グナ」のカード
「グナ」???
「ヒンズー哲学」の用語で、無理やり言えば「人の気持ちの原因、大本又は構造、仕組み」と言ったところです。
よく判らないよ。
「ラジャス」「タマス」「サットヴァ」の3つが循環し続けることで、人の気持ちは変化し続けながら、安定を保っている、というイメージです。
錬金術で言うと「ラジャス」が「硫黄(あえて言うと「火」)」、「タマス」が「塩(あえて言うと「風」「地」)」、「サットヴァ」が「水銀(あえて言うと「水」)」です。
この3つのイメージがぐるぐる回転し、変化し続けることで、人は現状に満足することなく動き続けるイメージです。これは「生きている」という実感そのもの、とも言えますし、「心の仕組み」とも言えます。
どういうこと?
人は目標に向かって頑張って行って達成しても、最初は満足していても、いつまでもは満足していられません。
そうだね、何か他のことをしたくなるよね。
そういう「心」を生む仕組みとも言えます、この「グナ」の循環によって「成長」していく、そうやって「幸運」を作り出すのです。
だから「木星」に「拡大」ってキーワードがあるのか、じゃあ「運命の車輪」は、そういう「グナ」の回転のイメージなんだ。
そういうことです。
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