こんにちは、かえるさんです。今回は「格式 Dignity」の「金星が牡牛座、天秤座に入った時」のお話です。
「格式」はある程度目安になる、って感じかな。
実用するというより、星座と惑星を研究するのに良いでしょう。
「金星」は「盛」になる星座が2つなんだね。
そうですね。
「金星」が牡牛座と天秤座だと美点が目立つ、ってことだよね。
そうならない人もいますが、一応そうなっています。
まあ、なぜ美点が目立つと言われるか、を考えることで、そうでない場合の理由も考えましょう。
それでは今回は牡牛座と天秤座のお話です。
「金星」を考える
「金星」は恋愛とか、楽しいイメージだね。
人とつながりたいイメージがありますからね。
「金星」は牡牛座と天秤座の「支配星」だね。恋愛のイメージが強いのは牡牛座のイメージがあるね、一緒にいたい感じ。
そういう感じですね。しかし、天秤座も人とつながりたい星座のひとつです。
天秤座は「四要素」だと論理と言葉の「風」の星座だね。
そうです、ですから、約束や決まりごと、ものごとの理想化を通して人とつながりたいのです。
牡牛座は「四要素」で感覚の「地」の星座だから、感覚だから一緒に居たいのかな。
「つながりたい」+「感覚」ですから「一緒に居たい」になるわけですね。
天秤座は約束とか、理想を目指す形でつながりたいのか。
まあ、そうなります。
「金星」って言うと、恋愛のイメージもあるけど、親子の愛の様なイメージもあるけども。
線引きが難しいですよね。
タロットカードの「女帝」は「金星」と対応しています、かなり本能的、無意識的なカードです。
相手に対し、損得ではなく何かしてあげたい、支えたい、育てたい、守りたい、と思う様なイメージです。
なるほど、恋愛も親子の愛も含まっているな。
そして「金星」のイメージは、「成功や達成」の後にさらに上を想像して、そこを目指すイメージでもあります、それは「度を越している」という意味で蠍座的な方向に進んだイメージです。
なんか「金星」なのに、蠍座の話って難しいな。
星座の話は高度になると「単語」として惑星や星座のイメージを使います、この考え方はタロット的です。
じゃあ、「金星」は際限無い想像の世界、願望の世界とも言えるのかな。
そうです、それは「四要素」の感情の「水」のイメージ、特に蠍座的な探求のイメージなのです。
それは、見ようによっては堕落的で、見ようによっては勝利とも言えるのです。
で、その「金星」でなぜ牡牛座と天秤座が「盛」になるか、って話だね。
では、その話を致しましょう。
何故牡牛座で「金星」が「盛」なのか
簡単に言えば「金星」が感覚や論理で、人とつながりたいので、感覚で人とつながりたい牡牛座はマッチしているわけですな。
人とつながる、って言うと、双子座、蟹座、蠍座のイメージもあるよ。
双子座は情報が流通すれば良い感じです。知識の交流が出来れば十分です。
蟹座は絆が欲しいのです。支え合いたいのです、運命共同体ですね。
蠍座は自分を重要、または最重要だと思って欲しい、極めて強く求められたいイメージです。
感覚の牡牛座が求めるつながりは、体験の共感です。
それは絆じゃないの?
牡牛座は相手の気持ち自体にはあまり興味無いですから。
優しい人もいっぱいいるよ。
それは判りますが、見て判るようなことに対しては非常によく気を配りますが、口に出せないような精神的葛藤などにはかなり無頓着です。
考えないの?
考えても判らないんですよ、だからこそ、感覚的な共感が大切なんです。自分の体験を共感してくれると嬉しいし、感覚が確かなものだと感じられるからです。
とにかく、自分には判らない、体験していないことは判りません。
え、それで何でつながれるの?
だからこそ、目の前にある、自分の体験を共感してくれるとつながりを感じるんです。
へぇ、なるほど。「金星」的なつながりが実感があるし、他のつながり方は得意じゃないからこそ「金星」が「盛」なのか。
何故天秤座で「金星」が「盛」なのか
天秤座は、論理とか言葉の星座だよね。話し合いとか約束とかが関わってくるから、人とつながりたいのも判るけど、
牡牛座の方が目の前に相手がいて欲しい、って感じで「金星」っぽい気がする。
天秤座がやりたいことは、ある意味「蟹座的」なんです。
かにざ?
心配せずに信頼できる状態が欲しいわけです。
うん、それは蟹座だね。
でも、それを言葉と約束でやりたいんです。
なるほどね、でも、逆にいえば蟹座は、言葉じゃなくて何でそれが出来るの?
お互いの気遣いで。
そう聞くと、蟹座の方が力技だな。
どちらにしても、蟹座も天秤座も「月」との関わりが深いですからね。タロットカード的な考え方です。しかし、実際の蟹座と天秤座の強い人の行動、考え方を理解するために重要な考え方です。
安心感が大切なんだね、しかも仲間に対する安心感だ。蟹座は家庭とかで、天秤座は社会って感じだな。
要するにどちらも人とつながりたい、蟹座は信じて欲しい、天秤座は約束して欲しい。
なるほどね☆
手段が全く違いますが、目的は一緒とも言えます、しかし、全体を理想化させたい天秤座と、つながればいい蟹座はずいぶん印象が違います。
しかし、天秤座は後半では、周囲に合わせることを覚え、蟹座は後半では仲間の向上を求めます。
何が違うのさ。同じじゃないの?
人間は、最初のイメージが強いので、どう始まるか、ということがものすごく性格や印象を左右するのです。
最初の印象は大きいよね。
それが基準になりますからね。性格と言うものは、自分や他者の評価のことですからね。
だから、見る人によって「性格」は違うんだもんね。
天秤座もやっぱり人とつながりたいんだね。
導きたいとも言えます。
牡牛座と天秤座
「牡牛座と天秤座」はやっぱり人といたいんだね。「金星」的だね。
もちろん、思い通りにならず全然そうならない人もいますけどね。
牡牛座は誰かが居ることで自分を感じられますし、
天秤座はみんなのため、というスタンスでルールを広めたいので能動的に相手と関わりたいです。
天秤座は「三区分」で「活動宮」ですから、相手に関わろうとするイメージで、
牡牛座は「不動宮」ですから、それを固定するようなイメージです。
なるほど、その組み合わせで聞くと「金星」っぽいな。
「柔軟宮」が無いことに注目してください。
あ、自分の気持ちがしっかりあるイメージか。相手に合わせる感じじゃないね。
そして天秤座は「四要素」では言葉と論理の「風」ですから、話し合いや約束で絆を深めたい、
牡牛座は感覚の「地」ですから、相手を感じたい。
タロットの「金星」のカード「女帝」の象徴文字は「扉」です。
それは、それは「受け入れること」と「拒否」の両方を示します。そして「扉」は家の外と中を区切ります。
「女帝」は「愛」のカードだよね。
そうです。
牡牛座と天秤座は、どっちが「受け入れる」でどっちが「拒否」なの?
牡牛座も天秤座も両方です。牡牛座も天秤座も好き嫌いがハッキリしている星座ですよ。
そう言えば天秤座のタロットは何が正しいかを決めたい「調整(正義)」で牡牛座のタロットは感じたままを伝えたい「神官(法王)」だな。
だから、好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、なんだ。
そういうことです。
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