それでは今回は、乙女座「隠者」タロットで考える「6ハウス」のお話です~☆彡
タロットカードで「ハウス」の特徴を考えるシリーズだね。
乙女座は「おとめ」なのに、タロットカードだと「隠者」だからおじさんだよね。訳わかんない。
けがれの無いもの、という意味で「おとめ」、自分の世界に邪魔されずに没入する、という意味で「隠者」なのです。
しかし、けがれの無いもの、は「ゼロ」を意味します、それはそのまま「何かを生み出したい」イメージにつながります。
そのために集中して自分の世界に入り込むイメージなのです。
なるほど。
それではタロットカードで考える「6ハウス」のお話です~☆彡
このブログの「ハウス」は常に「プラシーダスハウスシステム」を意味します、ご了承くださいませ。
「ハウス」の「カスプ」とはプラシーダスハウスシステムの場合、ハウスの入り口、最初の度数のことです。「カスプ」は「尖点:せんてん」とも呼ばれます。
「上昇宮」「アセンダント」「ASC」は「1ハウス」の「カスプ」、「MC」は「10ハウス」の「カスプ」のことだね。
このブログではタロットカードは基本的に「トートタロット」を扱っております。コートカードの名称などはご注意ください。ウェイト・ライダー版は補助的資料として扱っています。
「地」と乙女座を考える
それと、乙女座は「獅子座の次の星座」という面と「最後の個人星座」という面があるよね。
そして「四要素」で感覚の「地」の星座であること、タロットでは「地」は「円盤」や「金貨」で表現されますが、その中でも最後の部分に対応します。
タロットのスモールカードで「地」の「8,9,10」が乙女座と対応するね。「三区分」の「柔軟宮」はみんな「8,9,10」だよね。
あ、そう考えると最初と最後なんだね。
乙女座のタロットカード「隠者」の象徴文字「ヘブライレター」は「ヨッド(手)」ですからね。
生み出したい欲求と、きちんと完成させる、という欲求があることを示しています。
「地」の一番最初の「スモールカード」は、ウェイト版では「エースオブペンタクルス」です。「地の根源」「種子」のようなものを表します。
本物じゃなくて、ウェイト版のパクリのイラストだね。本当は「にわとりさん」じゃなくて「白い手」なんだよね。
「白い手」は「生み出すもの」を意味します。
背景の、植物の間から見える「山」は自分の心を示すんだよね。
豊穣、実りのイメージの緑の向こう側に自分の心が見える訳ですね。
それは、物質的、感覚的な安定感、永続性を求めていることを示しています。
だから「地」の星座の人は心配性っぽい感じするのか。
その意味だと、永続性のために安定した地位が欲しい「山羊座」、心地良さを求め続ける「牡牛座」、その場その場でカンペキに対応したい「乙女座」かな。
柔軟に対応出来る自分でありたいわけです。
状況をカンペキに理解したがるよね。
「よく判らないけど上手く行っているからいいや」という多くの人が持つ考え方を拒否する傾向がありますね。
「隠者」と「6ハウス」
これらの乙女座の能力を考えると対応する「6ハウス」はやっぱり「役に立つ」「仕事」ってイメージになるよね。
そうですね、「仕事」の中でも「きちんとやる」ということを特に重視します。
言いかえると「何をきちんとやりたいか」が表れる訳です。
逆に言うと「何をきちんとやりたいか」は「仕事」で使いやすい欲求なんだね。
そういう気持ちの傾向が「6ハウス」の星座や惑星で判るわけだね。
「きちんとやりたい」ってどういうことなの?
簡単に言うと「ダメな所が気になって仕方ない」という感じです。
「ダメな所が気になる」人なので「ダメな所を探します」
あー、なるほど。それで「6ハウス」とか「乙女座」に関係した所が、こだわりの示される場所になるんだね。
そうです、「こだわり」ポイントですから逆に使ってないと何となくイライラしたりします。
「6ハウス」とか「乙女座」のある「ハウス」はきちんと使えば「きちんとできる」し、使わないと「文句付けたくなる」感じかな。
そういうイメージですね。
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