タロットをしてみよう!
というわけで、こんにちは、にわとりさんです。
今回は「コートカード」のお話だね。
女王とか騎士とかだから「宮廷」の意味で「コート」なんだよね。
そうです、キャラクター性やドラマ性などを表す奥の深いカードですからしっかり理解したい所です。
なんか、位置づけが判りにくいんだよな。
そうかもしれませんね。「コートカード」は「スモールカード」の知識が無いと判りにくいんですよね。
それでは今回は「コートカード」のお話です~☆
コートカード
このブログでは「トート版」のタロットをメインで扱ってますので「ウェイト、ライダー版」とカードの名称が違うことにご注意下さい。
「トート版」での「ナイト(騎士)」は「ウェイト、ライダー版」では「キング(王)」です。
「トート版」での「プリンス(王子)」は「ウェイト、ライダー版」では「ナイト(騎士)」です。
「トート版」での「プリンセス(王女)」は「ウェイト、ライダー版」では「ペイジ(王子:従者)」です。
「クイーン(女王)」は一緒だね。
「コートカード」は「スモールカード」3枚分だよね。
「スモールカード」とは役目が違いますからね、3枚で1枚を表現しています。
例えば「ワンドの騎士」なら「カップの7」「ワンドの8」「ワンドの9」で1枚です。
「堕落」「迅速」「力」かな。
そうですね。
何をどうすれば一枚になるのよ?
簡単に言うと最初の1枚で、場の雰囲気をつかみます。
場の雰囲気をつかむ?
「カップの7」なら、「カップの5、失望」で、大きな期待をして失望します。
そして、そこから学んで「カップの6、喜び」では、自分を抑え、相手に寄り添う感じで人との心の結びつきを作ります。
しかし、それでは飽き足らず「カップの7、堕落」では、再び「自分らしさ」を追及し、行き詰まります。
行き詰っちゃったの?
そうです、それが「カップの7、堕落」のイメージです。
そして、その「カップの7、堕落」が「ワンドのナイト」のスタート、場の雰囲気です。
そして、その行き詰まりを打開するべく、「カップの7」の蠍座から「ワンドの8」の射手座に変わって行きます。
射手座に変わっていく?
そうです、感情、心の一体化を求めることから、自分の直感に従い自分がやりたいことをやってみるイメージに変化していくのです。
それが「ワンドの8、迅速」「ワンドの9、力」なんだ。
そうです「ナイト」のイメージは常に「7」で挫折し、「8」で新しい方向を打ち出し「9」で自分の居場所を見つける感じです。
なるほど、その変化から、ストーリーやキャラクターの気持ちなどを読み取るのか。
「ワンドのナイト」は「ウェイト、ライダー版」では「ワンドのキング」だね。
その通りです、ご注意下さい。
ナイト(キング)
「ナイト」は「7」「8」「9」のイメージだね。
そうです、何かを突き詰めた人間だからこそ、新しい方向性を見つける大人の男性のイメージです。
挫折スタートのイメージなんだね。
別に不吉な意味ではなく、心の成長を描きたいのです、そのキャラクターが挫折したとしたら、上手く行った時はどんな気持ちなんだろう?などをよくイメージすることが大切です。
自分のやりたいようにやった「7」、情報を集める、考える「8」、そして居場所を切り開く「9」というような感じですね。この流れをリアルに想像することが大切です。
クイーン
クイーンは「スモールカード」の「10」「2」「3」のイメージです。
「10」という結果から始まり、結果に着いたからこそ何かをしてみたい、と思うのです、そして「10」という現実を踏まえて「2」に向かいます。
「2」は理想だね。
そうです「10」から「2」へ行く時にスートが変わることに注意です。
「コートカード」は1枚目から2枚目に行く時にスートが変わるんだね。
プリンセス(ペイジ)は違いますが他はそうです。
そしてクイーンは「3」という何らかの形を作ること、目指すことで終了します。目指すべき理想を達成する方法を見つけて終わるわけです。
「10」という結果に基づいた「2」という理想をイメージし、それに向かうイメージなのです。
プリンス(ナイト)
プリンスは「4」「5」「6」のイメージです。
「4」で自分の考えをゆっくりまとめて、そこから「5」で自己主張しようとして、思いっきり目標に向かうイメージです。
そして、行き過ぎや、過ちを修正して「6」という結果を目指していく勢いある若者のイメージです。
「7」から始まるナイト(キング)はことを成したプリンス(ナイト)のイメージでもあるのか。
そうですね「4」で自分の考え、志を持って「5」で思い切りぶつかって行きます、そして自分を見直し、やり方を考えて「6」に向かいます。
プリンセス(ペイジ)
プリンセスは「10」と対応する「マルクト(王国)」と対応します。「マルクト(王国)」は「生命の樹」の一番下、現実に対応します。
「生命の樹」はこちらで~☆
生命の樹 初級編 そもそも何に使うものなの! - かえるさんの星占いらぼらとりー
結果である「マルクト(王国)」であるがゆえに、一番初めである、新たな動きへの出発のイメージです、それはクイーンにつながって行くイメージです。
「マルクト(王国)」はプリンセスとクイーンが重なっているんだね。
と言うことは、プリンセスはクイーンへとつながっていくんだね。
そうとも言えますがプリンセスは直接ホロスコープには対応していません、もっと不安定な、ある意味「スモールカード」の「エース」に似ています。
プリンセスは確実に存在する結果でありながら、結果であるがゆえに初めであり、存在しないかのような存在です。
存在しないの?
存在が無ければ事実を説明が出来ませんが、結果であるがゆえに開始であるため常に変化する概念ですから、上手く説明しようとすると「確実に存在しますが、存在しない」と言うのが1つの言葉の限界とも言えます。
むー。
言葉で簡単に表現するのは難しいですが、誰もが経験している現象そのものでもあります。「その姿に留まることの無い存在」という言い方も出来ます。
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