こんにちは、かえるさんです、今回は「ワンドのエース」棍棒の王女から考える、と言うお話です。
「ワンドのプリンセス(ワンドのペイジ)」を考えた上で「ワンドのエース」を考えるんだね。
そうです、深くは触れませんが、今回は「易経」にも触れながら「ワンドのプリンセス」を考えます。
「易」だね。どんな感じになるの?
アレイスター・クロウリーがタロットに対応させた、「卦」でカードの意味を考えます。その上で「エース」を考える形にします。ですが「易」の基礎知識などは必要ありません、そっと触れる感じです。
なるほど。
では今回は「ワンドのエース」棍棒の王女から考える、と言うお話です。
「ワンドのプリンセス」を易で考える
「ワンドのプリンセス」は「山雷頤(さんらいい)」という卦と対応するんだね。
そうです、「頤(おとがい:い)」ですから、アゴや口のあたりを意味します。
それは即ち「養う」「育てる」イメージです。
「口」で育つの?
何かを食べて育つ、のは当たり前ですよね。
なるほど。
そして「口」「舌」は「ヘブライレター」ではタロットの「塔」とも対応し、生まれ変わりへの直感、現状の変化に向かいます。「口」に食べ物で無いものを入れると、すぐに判りますよね、そのイメージが「自分の成長に資するか」「面白い」と思うか、で判断できるわけです。
なるほど、「山雷頤」はどうして「口」なの?
横にするとこうなります。
お、何となく「口」っぽいね、歯がいっぱいあるように見える。
そういうことです。
そして易の卦は6本の線で構成されていますが、上3本は「上卦」下三本は「下卦」と言い、必ずしもでは無いですがイメージとしては下が気持ちで上が行動のような感じです。
「山雷頤」は上が「艮(ごん)」、「山」を意味し「金星」と対応します。
そして下が「震(しん)」で「雷」を意味し「火星」と対応します。
「火星」がやりたいことをやって生まれ変わる感じ、「金星」は憧れを実現したい、ってことだから、自分が頑張って本当の憧れを目指したい、って感じかな。
そうです、だからこそ、「本当に自分の栄養になるものは何か?」を探し求めるのです。
そして「ワンドのプリンセス」は「蟹座」「獅子座」「乙女座」のストーリーイメージですから、人と繋がって自分の力を養い、その中で認められることを目指し、自分の技術や知識を完成させて「やりたいことを実行する」イメージです。
それを通じて成長したいイメージなんだね。そして「プリンセス」だから、現実から発生した「想い、誓い」だから、まだまだ弱弱しさもある、ってことだね。
そうですね、これが「無意識」に固定されると「エース」になって行きます。
「ワンドのエース」
「ワンドのエース」も「蟹座」「獅子座」「乙女座」のストーリーイメージだね。
そうです、そして「ワンドのプリンセス」の祈りが強い塊になったものとも言えます。もちろん自信なく「逆位置的」に「自信が無い、望むけど諦めるしかない」という様な形もあり得ます。
とにかく、そのイメージが「無意識の奥」に固定されたイメージなんだね。
そういうことです。そして「ワンドのエース」をこう表現する人もいます、「ワンドのエース」を様々な角度から見ると「残りの77枚のカード」になる。
そうなの!
「生命の樹」などを学ぶ上では有益な言葉だと思います。そして本質を深めることが占いの本当の目的を知ることに近づく手段です。
所で「易」はこんな感じでいいの?
もちろん「易」で占うには「六十四卦」をしっかり学ぶ必要がありますし、一つの卦の六本の棒は「爻(こう)」と呼ばれ一本一本深い意味がありますから、それらをしっかり学ぶ必要がありますし、それぞれの爻、卦の関連性や、説明文である「卦辞」「爻辞」も学習し、陰陽を示した棒の関係性も理解していく必要があります。
じゃあ、とりあえずこんなもんでいいや。
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