「月」が求めるもの 惑星で恋愛を考える

　こんにちは、かえるさんです。今回は「月」が求めるもの　惑星で恋愛を考える、というお話です。

　「月」ということは、その人の安心感とか自信とか、やる気とかに関係するんだよね。

　そうです、その人の「当たり前」が通用しない、と思うとその人は自信を持つことが難しいですからね。

　その意味で自己承認をしてもらって安心するようなイメージです。

　ちなみに西洋占星術では「月」「太陽」「冥王星」も「惑星」と言います。

　それでは今回は「月」のお話です。

「月」が求めるもの

　「月」は良く結婚と結び付けられるよね。

　そうですね「月」は、その人の当たり前、無意識などを示しますからね。

　人はそういう「素の自分」を受け入れてもらってこそ、家庭でくつろげるのです。

　「月」は蟹座の「支配星」ですからね。

　「月」を考える時は「蟹座」をイメージするのが大切なんだね。

　「蟹座」は、損得や状況に左右されない絆、強い仲間意識を持つことに価値を感じます。

　孤独じゃない安心感だ。不安な時は人といたいよね。

　そういった「蟹座」的な要素を持つので、恋愛や結婚など感情的な要素が強いのですが、とにかくそういった「安心感」とつながっています。

　みんな一緒の方がいいでしょ？安心でしょ？

　単純には言えませんが、例えば「月」が水瓶座だったら、自由や変化を求める行為を実行している、自由や変化を求めることが可能な状況こそ、安心出来る、というケースもあるわけです。

　そうか、安心感だから、自分の考え方が否定されていない、と感じることが安心とか自己肯定につながるから「月」にもいろいろあるわけだ。

　みんなとべったりで自由が無いのは不安になる可能性もあるのか。

　まあ、「月」が水瓶座、というだけではハッキリは言えませんが、そういうことです。

　しかし「月」が求めているのは「安心感」なんだね。

　クリエイティブな人は、挑戦出来る状態が安心感があり、みんなと一緒に自己犠牲もいとわず頑張りたい社会性の高い人は、結果を出してこそ、安心感につながって行くイメージです。

　そうか、同じ「月」でも、全く変わるわけだね。

　この「クリエイティブ」というのと「社会性」という分け方は一人の人間でも、どちらにも傾きますから、単純に分けないことが重要です。

　どういうこと？

　「クリエイティブ」さは、歳を追うごとに追いかけにくくなりますよね、諦めないといけない、と思いつつも「クリエイティブ」さを維持していても、行動に変化が出ることは想像できますよね。

　なるほど。

　そうして、行動を変えてしまえば、いつかは脳がそれに慣れますからね。

　ただ「クリエイティブ」さは、様々な使い方があるので、年齢で必ずしも諦めないといけないものでもないですけどね。

　例えば？

　それはホロスコープによって大きく違いますよ。

　「月」は安心感を得られる方向を示しますから、「月」が何座なのかを見ればその人が安心、自己肯定感を持てるかが判りますので、結婚生活にも重要ですが、自分が社会的に満たせない部分などを家庭や恋人に求めることは自然ですよね。

　そして、どういう状況が安心なのか？が判れば好きな人も決まってくるね。

　一要素としてはそうですね。

　何それ？

　だって安心感の「月」が心の一体化が欲しい、蠍座で、自己表現、成功のイメージ「太陽」の実現方法の「５ハウス」が、みんなと広くつながりたい双子座だったら、心の一体化を満たしてくれる相手を好きになると思いますか？

　えー！めっちゃ難しいじゃん！

　ど、どうなの？好きになるの？

　好きになることもあれば、うっとうしい、と思うこともあって、自分ではかなり判りにくいでしょうね。

　ホロスコープでも判らないの？

　違います、ホロスコープだからこそ、その両方で迷いやすい、という迷う範囲がつかめますから、一時うっとうしい、と思っても簡単に捨てて良いのか？などを検証できます。捨てたら後でどう思うかも判りますし。

　無自覚なら一生答えが出ない可能性もありますよね。どっちが本当なんだ？！って思っていたらどこにもたどり着きませんからね。

　簡単にいえば、くっつく相手を得た時は、うっとうしくなり、いなくなったら、一体化を求める、というくり返しになりやすい、ということですな。

　ただ、充実を目指すと無自覚に「５ハウス」を使うでしょうし、安心したければ蠍座を使うべきでしょう。完全に同時には満たせませんから、度を考えて行動したいですね。

　迷う理由と、一方が満たされた時に何を求めるのか、もホロスコープなら判るから、自分の気持ちを先回りできるのか。

　そうですね、そして自分のホロスコープが判っているのでどんな考え方を結果と感じて行動するのか、という傾向も判るわけですからね。

　うむー、難しいけどすごいな。

　人の気持ちは複雑なものですから、複雑な心理状態がはじき出せない占いは使えない、ということですよ。

恋愛で月を満たす

　「月」だから、やっぱり「感情」を満たしたいよね！

　「月」は蟹座の「支配星」ですからね、蟹座は「四要素」で感情の「水」の星座ですからね。

　タロットカードで言えば「水」のカードは「吊られた男」ですよ。

　なんか、ちょっと良いイメージ無いな。

　感情は「蓄積情報による思い込み」ですから、吊られて動けなくなっている男で表現されています、

　ああ、感情に縛られる、とかいうよね。

　思い込み、というのは大変重要なもので、自分の心のより所になりやすいですからね。

　思い込みがないと、ものごとを瞬間で判断することも難しいですよ。その場その場で最善を毎回探す方が効率が悪いですよ。

　そうか、だったら「感情」を無くすより自分の「感情」にマッチした相手を探す方が合理的だ。

　え！でも、どうやって探すの？

　人間はそんなに不便に出来てませんよ、人を好きになる時、完全に能力や所有財産を理解するまで好きになりませんか？

　なるほど！何も判らなくても好きになる時は好きになるね。

　何となく判るものです。

　とは言え、直感や感情で決める場合、願望に合った希望的観測をしてしまうこともあるでしょう。

　あるよねー。

　そういう意味でホロスコープは重要な情報を提供してくれます。

　自分が相手を好きだと感じたら、なぜそう思ったか、を分析できますからね。

　なるほど。

　例えば「月」が感情的、水の星座とかなら、心のつながりや一体化で安心できる可能性が高いよね。

　そういって良いでしょう。

　そして、クリエイティブなタイプの場合はそれを許してくれる相手に安心感を感じやすいのですが、実際は、クリエイティブな人だからこそ、慎重な意見を持った相手を優れたアドバイザーと感じる場合もあります。

　おー、そうか、単純じゃないな。

　そういう場合は「クリエイティブ」ながらも、堅実な星座も持っている人、ならあり得ますね。

　そうか、「太陽」が、牡羊座、射手座などで、「土星」が山羊座、などだったら、そうなることもあるか。

　どちらにしても「月」は安心感ですから、上手く行っていない時などには強く意識されますから、自分が不安な時にどういう考え方になるか、も知っておくと良いでしょう。

　「月」で、自分を安心させてくれる相手のタイプが判るんだね。

　ですから、非常に重要な情報ですよね。

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