こんにちは、かえるさんです。今回は「格式」から天秤座を考える、と言うお話です。
「格式」は惑星が入っている星座によって受ける影響がある、と言う考え方だね。
そうです。美点が目立つ「盛」、欠点が目立つ「敗」、影響が強まる「興」、影響が弱まる「衰」となっています。
しかし、実際にはどの星座でも、上手に使っている方もいますし、欠点になっている方もいます。
例えば「敗」とか「衰」でも悪いと、決まっているわけじゃないんだね。
そう言うことです。ですから、星座の特性を良く考えて、上手に使うことが大切なわけです。今回は格式を通して「天秤座」の理解を深めましょう。
「太陽」「天秤座」「衰」
太陽は天秤座に入ると影響が弱まる、ってことだ。
「太陽」は星占いのポイントだから、星占いで天秤座の人は、みんな「衰」だね。
そこから判るように「衰」だから、良いとか悪い、とは言えない、と言うことです。
とは言え、太陽が、天秤座に入ると影響が弱まる、とはどういうことなのか、考えてみましょう。
太陽は人生の理想や目標を示すポイントです。
ですから、自分の星座を使った目標を持つと充実しやすい、と言うことになります。
その意味では天秤座は、言語能力、論理能力、判断力、の星座ですから、目標になりにくい面があります。
適職とかは?
もちろん、ありますよ。弁護士、法律関係などですね。
能力的にピッタリだけど、誰でもなれる仕事じゃないな。
まあ、そう言う専門的な仕事に向くんですが、やはり勉強が必要なだけに生かすのが難しく、他の人に「あーだ、こーだ」言うことに使ってしまい、かえって問題を起こしたりむしろ欠点になってしまうことも多いのです。
えー!影響が弱いっていうより欠点じゃん。
天秤座は「三区分」では「活動宮」ですからね。
とは言え、天秤座の人は論理思考が出来るので、天秤座を抑える、と言う形でガマンする人も多いのです。
そうやって弱まるのか。じゃあ、キチンと人生に生かせるよう考えれば良いってことだ。
そうですね、口論に強い、と言う形で発揮すると人と上手く行きませんから、勉強をして能力として使えばいいってことです。
それが大変なんだよ。
「金星」「天秤座」「盛」
金星は天秤座に入ると美点が目立ちやすい、ってことだ。
天秤座は趣味や楽しいことに使いましょう、ってことですね。
恋愛でも、言いすぎて失敗するイメージもあるよ。
それはもう、楽しくないですよね。金星的じゃないですよね。
恋愛って、相手を想っているだけだと伝わらないから言語能力の高い天秤座は有利とも言えますし。
まあ、楽しいこと、夢中になれることに使って、口論などに使うのはやめた方がいいですね。
そう言う意味で「楽しい」ってことだ。
「火星」「天秤座」「敗」
火星は天秤座に入ると欠点が目立ちやすい、ってことだ。
今までの話と通じるんですが、口論とかケンカに使うと、ロクなことが無い、ってことです。
「火星」は活力や元気の源でもありますが、ぶつかり合い、衝突、エキサイトなどの意味があります。
いかにも口論になりそうだね。
天秤座は論理思考、言語能力が高いので、言葉で自分の意志を通すことが得意、と言うか簡単なので、つい言葉で相手を倒すことを狙っちゃう所があります。さらに「火星」は速さを求める牡羊座的な惑星ですから、思考速度の速い天秤座は他の人の思考速度にイラついてしまうこともあります。「何で判らないの?!」みたいな。
なるほどね。
何の問題も無い所に「こうするべきだ」と言う話を持ち込んで口論に持ち込む感じになると良くありません。論理的には正しくても「うるさい人」と言う評価を受けます。
せっかくの能力は建設的に使いたいね。人を注意しても、どうせ直らないし恨まれるだけだよね。
全くその通りですね。
「土星」「天秤座」「興」
土星は天秤座に入ると影響が強まる、ってことだね。
そうです。
土星って、きちんとしたい、厳しさや否定的な感じだけど、さっきまでみたいに人に厳しくなっちゃいそう。
自分に厳しくする形で使えれば、天秤座の論理能力、言語能力は生かしやすいです。
土星は山羊座の支配星ですから、目標に向かってストイックに頑張ることを要求してきます。そうなると天秤座がそれを助ける形になると、良い影響が強まるでしょう。
厳しさを求めるけど、自分にではなく人に向けられると良くない影響が強まります。
自分の欠点を探して直すより、人の欠点を見つけて指摘するほうが簡単ですからね。
実際そうだよね。
でも、人の欠点を指摘していい気分になっても人間関係がおかしくなるだけで、何のトクもありません、しかし、自分の欠点を直すとイロイロとトクがあります。そう言う意味では、そう言うストイックな働きになりやすいとも言えます。
人に言っても能力の浪費ってことか。
ほぼ、そう言えますよね。
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