こんにちは、かえるさんです。今回は「二区分」の山羊座のお話です。
「発明」と言う言葉で対になっているのが「男性星座」の「射手座」と「女性星座」の「山羊座」だね。
そうです「発明」自体が目的の「射手座」と、とにかく「情報化」して形にする、現実化する「山羊座」です。
山羊座は、やっぱり結果に向かうね。
そうですね。
今回は「女性星座」の山羊座に焦点を当てていきます。
「生命の樹」
「太陽」と「水星」をつないでいる茶色の部分が山羊座と対応します。
「太陽」と「月」をつないでいる緑色の部分が射手座と対応するんだね。
「理想」や「願望」の「太陽」から出発して「無意識」や「安心」の「月」の向かうのが「射手座」。
???
どうしました?
「月」って無意識でしょ?「意識しにくい」よね、「理想、願望」の「太陽」から来るの?
良い質問です。「生命の樹」は上ほど意識しにくいです、下ほど現実として理解しやすいです。
じゃあ、「月」の無意識って、意識しやすい、ってこと?!
例えば、あなたのホロスコープで無意識の「月」は〇〇座です。ですから、こういうことを当たり前と感じます。と言うとみなさん納得されます。
あ、言われりゃ気付く程度、ってことか。
そうなんです。
え!じゃあ、その上に「理想と願望」があるって「理想と願望」は判りにくいってこと?
自分の目標を、何故そうしたいのか?と言うのを実際に説明することは難しくないですか?
うーん、言われてみれば、そうかも。目標は判ってても「何で?」って聞かれると「好きだから」とか「そこに山があるから」とか適当な感じになっちゃう。
そうですよね、例えば、いつも怒っている人は、何でそんなに怒っているのかを説明することも、原因を知ることも難しいですよね。
たしかに、自分が何故そう思うか、は難しいな。
怒っている人なら、原因は劣等感や、不安、身体の疲れすぎ、空腹、など、色々ありますけど、自分としては、怒るべきことがあったから怒っていると思うものですよね。
そう思うと、自分の理想なんてもっと難しいか。
そりゃ、占いでみれば、細かい作業をすることが楽しい、とか、自分の世界に没頭したい、とか、他の人と違う、と言うことを表現したいとか、そういうことを分析できますから、じゃあ、芸術が充実しやすいですよ、とか判りますけど、
そう思うと、自分のことなんて判らないものだな。
だから、射手座は、その理想をイメージ出来るものにする、って言うのが「太陽」から「月」で感じることが出来るのか。
じゃあ、今回は、その「太陽」から、情報、好奇心の「水星」だ。
そういうことです。
山羊座の「発明」を「生命の樹」で考える
「発明」と言う視点で考えると、前半の「理想」を「イメージ」にする、が射手座で、その後半の実現化が山羊座かな。
そういう言い方も出来ますが、それは一面でしかありません。
そうなの?!
こちらの茶色の部分が山羊座に対応します。
出発は、射手座と同じ「6」「ティファレト(美)」ですからね。
あれ、そうか。
射手座の方は「6」から「9」をつないでいます。「発明」の「理想」を「イメージ」にしています、その後、実現には「土星」を通って「10」「マルクト(王国)」の現実に至ります。
「土星」は現実的な山羊座的なイメージだから、コストや利益計算、技術的な問題などなどだ。
では山羊座は「6」「ティファレト(美)」「太陽」から出発して、
「太陽」だから、理想や願望だね。
「8」「ホド(壮麗)」「水星」にたどり着く。
「理想」を「水星」だから「情報化」するって感じかな。
そうです、頭の中で、現実化に向かっていますね。「水星」は、双子座的ネットワーク、乙女座的カンペキさ、の意味もあります。「情報収集」も意味します。アイデアを絞るより、実際にあるものから探すイメージですね。
そのイメージが「1」「6」「9」「10」の「中央の柱」から、「3」「5」「8」の「峻厳(しゅんげん)の柱」に移動していることに表れています。
「射手座」は、「中央の柱」だけだね、理想をそのまま下ろす感じ、でも、「山羊座」は、すぐに情報化するんだ。
言い方を変えれば、『まず「情報化」』とも言えますね。そして、チェックしているとも言えます。
あ、具体化する前に情報化、情報収集ってことか。ムダ無くね。「こういう機械作ったやつ、いないのかなー」みたいな。
だから、「自分の理想に対して前例を探すイメージです」ですから、成功例がなければ、諦めてしまいやすいとも、ムダを回避出来るとも言えますね。
「前例を探す」「水星」的に情報に当たるわけだ、コミュニケーション的でもあるね。たしかに山羊座っぽいな。
とは言え「8」「ホド(壮麗)」からは「10」を直接、目指そうとすると、「火」と対応した「永劫(えいごう)(審判)」を通らないといけません。
「火」だから「直感」だ、結局、閃きのようなものが必要ってこと?
一生懸命、情報化して、チェックして、それでいけるかどうか、と言う気持ちですよね、確信を持てるか、と言う直感です。「あ、ムリだわ」って思ったら消えちゃいますね。
だから、「永劫(えいごう)(審判)」のヘブライレターは「シン(歯)」です。
「直感」に噛み砕かれる、と言うことか。
食べてみて、栄養になり、形になるか、害をなすか、その「審判」を受け入れるかどうか、ですね。
そこで、諦めたら実現はしないんだね。
だから「タロット」の「永劫(審判)」は最終結果的な意味を持つんです。結論を待つ段階ですね。
そして「8」から「タロット」の「太陽」を通って「9」に向かう道もあります。
自分を信じる、自己実現の気持ちを高めることで、安心、「出来る!いける!」と言う気持ちを示す「9」「イェソド(基盤)」に行くわけです。具体的なイメージとも言えます。
なるほど、でも、「8」から「直感」を通ったら、直接「10」なのに、「9」からは、「土星」を通るよね。
情報を集めても現実問題は残るんじゃないの?
「10」にも、その働きはあります。
しかし、「6」から「9」では、「8」を通っていないので、その過程がそっくり残っている、と言えます。
射手座の「6」から「9」は、希望的観測、ってことか!
そういうことです。
「女性星座」山羊座
山羊座は、今回の「発明」の話では情報化。ムダを避ける態度を取っているね。組み合わせて作るイメージだ。
そうです、射手座的な、考えること自体を楽しむスタンスはありません。組み合わせるイメージです。DNA情報が混ざり合う「出産」のイメージです。
そのイメージは「3」「ビナー(理解)」の「土星」のイメージを投影しています。
生きるためにやることだから、利益が無いのならやる意味がないんだ。
楽しむ、と言う視点が薄いわけです。
結果重視な山羊座のイメージが良く出ているね。
でもさ、山羊座らしくムダがイヤなら「発明」自体に参加しなければいいのに。
あるものだけで良いじゃん。
すごくいいところに気付きましたね。
山羊座の目的、「四要素」の「地」の目的は?
え!?
あ!タロットの「数札の2」を見るのか!「円盤(金貨)の2」「変化」だ。
究極の「安定」には「変化」が必要、そのままでは決して安定できない。
おお!そうか!そのままではいけないんだ!
そうです、ですから、山羊座は「三区分」で「活動宮」でしょ。
おお、そう言えば!
現実にも、大変上手く行っていても将来のために資格を取りたい、など、自分磨きをする人は山羊座に多いんですよ。
なるほど!山羊座らしさが判ってくるね!
「生命の樹」はちょっと判りにくいけど、もしかしたら面白いかも。
そう思って頂ければ幸いです。占いのキーワードを作るには非常に有効なツールです。自分でキーワードを作れないと、あらゆるシーンで的確な鑑定が出来ませんから、プロには必須とも言える技術です。
他の人の本を見てそのまま無理に当てはめたりすると、不自然な鑑定になりますからね、そしてそのキーワードの真意が判っていないわけですから、誤解も勘違いも出てきます。
具体的にはどう役立ってるの?
対象者の気持ちを再現することに大いに役に立ちます。結果だけを考えては、人の「悩み」は見えないものです。
ふーん、なるほど。
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