タロットをしてみよう!
というわけで、こんにちは、にわとりさんです。
今回は「カップ(杯)」の「コンビネーション」のお話だね。
「コンビネーション」は展開されたタロットカード全ての組み合わせでカードを読む技術です。
「正位置」「逆位置」は、カード1枚でも意味が判るよね。
「正位置」「逆位置」はその点でわかりやすいですが、結局、全体は「コンビネーション」をつかってカードを読むので、そこは勘違いしないで下さい。
「正位置」「逆位置」を使わない場合は、全部「コンビネーション」で見るってことだ。
そうです、カード全体の雰囲気、「カップ」が多いとか、「ワンド」と「ソード」しかない、とか「5」の「数札」ばかり、とか、そういうこともとても大切です。
え!そんなことも見てるの?
そうです、ですから、その「コンビネーション」の基礎である「カップ」や「ワンド」などのスートごとの組み合わせのお話をいたします。
今回は「四要素」の「感情」の「水」の「カップ」のお話だね。
カップのお話
「四要素」の「水」は「感情」を意味します。タロットでは「杯」で表されます。「カップ」とも言います。
「感情」は蓄積情報に基づいた、思い込み、当たり前です、その人にとっての大切なこと、重要なことを強く支えます。
具体的には?
例えば、何があっても、どんな時でも大切な「恋人」や「家族」などは、損得などの状況は関係なく大切ですよね、この状況に左右されない「当たり前」を作っているのが「感情」です。
そして状況に左右されないため、思考に使うエネルギーを節約することも出来ますから非常に重要なものです。ですから人は自分の当たり前が通用しない所では緊張し、エネルギーを消費します。
だから「感情」の星座「蟹座」「蠍座」「魚座」は、仲間や心のつながりを大切にするんだね。
ですから、つながっていないと思う相手は安心できませんから避けたいわけです、不安が大きいと敵対する場合もあります。
放っておけばいいんじゃない?
理屈的にはそうであっても、本能ですからね、安心出来ないんです。
でも、愛情だって状況でコントロール出来ちゃうのも寂しいでしょ。
なるほど。
カップの「コンビネーション」
カップの「コンビネーション」はどんな感じかな。
「カップ」は直感の「ワンド」とは打ち消しあうイメージだよね。
「カップ」は今まであったものを大切にするイメージ、「ワンド」は新しい挑戦をしたいイメージ。
お、打ち消しあってる感じだな。
でもさ、ホロスコープでも「カップ」の「水」の星座と「ワンド」の「火」の星座がいっぱいある人でも、いい人はたくさんいるじゃん?
そうですよね、人格や考え方をみる「ホロスコープ」と状況の移り変わり、変化を見る「タロット」では単純に一緒には出来ません。
タロットの場合、例えば「過去」に「カップ」のカードが出て「未来」に「ワンド」のカードが出たとしましょう。
それは「過去」は「カップ」的な考え方や価値観がクローズアップされ、「ワンド」的な考え方や価値感に変化するイメージです。
それは、「カップ」的なの考え方を弱めて「ワンド」的な新しい挑戦をしなくてはいけなくなる状況、「ワンド」の挑戦をどうしてもしたい状況を意味します。
「タロット」はそういう気持ちの変化を示すのです、そこから本人がどういう気持ちをたどるか、どう思うか、どう行動するか、を探っていくわけです。
だから、例えば恋愛に例えると、周囲からは遊び人が簡単に前の恋人を飽きて捨ててたように見えたとしても、本人はそれなりに苦しんでいるかもしれませんよね。
ああ、なるほどね。最初から好きじゃなかったように見えるけど、そうかもしれないね。
そうか、「カップ」から「ワンド」への切り替えは難しいから良くないイメージがある、ってことか、
または「カップ」は「でもなー、無理だよ」とか挑戦より安心感や守りに出る可能性が高いから「ワンド」の挑戦や、行動に上手くつながりにくいイメージなんだね。
そうですね、でも、カード全体のイメージやカードの意味も関わってきますからね。
「カップ」と論理と言語の「ソード」は活性化しあうんだよね。
そうです、「カップ」の感情はイメージ的なものですからコントロールしにくいですし伝えにくいですね。
おお、なるほど!
言葉にすれば自分でも理解しやすいし相手にも伝えやすいから、活性化される、ってことか。
「ソード」の「論理」も目的がしっかりしてた方が働きやすいですね。
なるほどね。
「カップ」は「ディスク(円盤)」とはあまり影響しあわないんだよね。
そうです「ディスク(円盤)」は「ペンタクルス(金貨)(万能章)」「コイン(金貨)」とも言います。
「カップ」同士は強めあいます。
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