タロットをしてみよう!
というわけで、こんにちは、にわとりさんです。
今回は「ワンド」の「コンビネーション」のお話です。
「ワンド」の?まだ何かあったっけ?
前回は「コンビネーション」の複数のカードの「四要素」同士の影響のお話をしましたが、
前回の説明だけで占えそうですか?
そう言われると自信ないけど…。
いや、自信なくていいんです、出来ないはずですから。徐々に身に付けて行きましょう。
そもそも「コンビネーション」で占うのは難しいんです。そんなに簡単にマスター出来ません。
前回の説明では「四要素」が、打ち消しあう、活性化する、などと言っていますが、それだけでは現実のイメージに当てはめられないでしょ。そういう考え方がある、というご紹介をしたわけです。
なるほど、たしかにそれじゃ「いい」「悪い」と変わらないね。
今回はそのイメージをもう少しだけ深めてみたいと思います。
「ワンド」のお話
「四要素」の「火」は「直感」を意味します。タロットでは「棍棒」で表されます。「ワンド」や「スティック」などと呼ばれます。
野菜スティック!
「ワンド」は「直感」ですから、自分の中に蓄積した情報から非論理的に導かれる欲求と言えます。
それが、何で「棍棒」なんだろう?
では「四要素」の「論理」の「風」、タロットでは「ソード(剣)」と比べて見ましょう。
「剣」は人工的に加工された武器ですよね、洗練されたイメージです。
おー、なるほど。
それに比べて「棍棒」は、木の棒を武器に見立てているようなイメージです。
あ、見た途端「あ、これ武器になるんじゃないの!」みたいな感じだ「直感」っぽいな。
そうです、そして人は武器を持つと脳内の分泌物が出て「使ってみたい」と思うものです。
ああ、銃とかでそういうの良く聞くね。
「直感」は「何かを思いつく」だから「やってみたい」ってことなのか、だから「棍棒」なんだ。
「剣」はもとから戦いを想定してより優れたものを作った感じでしょ。その代わり他のことには使えない。
なるほど「論理」的だ。
「ワンド」の「コンビネーション」
で、「四要素」の「火」の「ワンド」が、何で「水」の「カップ」で打ち消されるか、ですよ。
おー、そんな話だったね。
「やってみたい!」そんな「直感」をジャマするのは「でもなー」という気持ち「感情」です。
判るなー!判る!「でもなー」ね!
大丈夫!絶対上手く行く!って思うけど、「でもなー」とか「どうせ」って思うよ!
そして、やめちゃう。
とはいえ、下らない思い付きは、やめて良かった、ということもあるわけです。
打ち消されて良かったね、ということもあるわけだよね。
でも、タロットで占うことはどんなことでしょう?
仕事とか恋愛とか大切なことかな。
そうですよね、やってみないと判らないようなことですよね。
新しい挑戦などでは、やって頑張って実力をつけることで達成にたどり着くようなことこそ占いたいと思うでしょう。
あ!そういう時に、やってみたい!、上手くいく!という「ワンド」の「火」の「直感」に対し、「カップ」の「水」の「感情」が影響しすぎると、やめておこう、と思ったり、挫折して諦めたりするイメージか。
打ち消してるなー。
ただ、弱気になるからこそ、しっかりチェックして上手く行くこともあるわけですけどね、でも1回諦めると「何もしない」ことに打ち勝つのは難しいですよね。
そうか、現実の心の葛藤に近いな、そういうイメージが大切なんだね。
じゃあ、「ワンド」に対して「ソード(剣)」「論理」の「風」は活性化されるんだよね。
そうです、「ワンド」の「やってみたい!」に対して「ソード」の「論理」ですから、
「やってみたい!」という「直感」に対し、そのやってみたいことを「論理」的に助けることが出来ますよね。
あ、具体的にしていける、ってことか。
そうです、「ソード」の「論理」も、やってみたいことに対してアイデアを作るので、「ワンド」の「やってみたい!」をさらに活性化します。
なるほど。
「ワンド」に対して「感覚」の「地」の「ディスク(円盤)」も活性化されるんだよね。「ディスク」は「ペンタクルス(金貨)」とも言うね。
「感覚」は、一度感じたことが「感覚」が残ります、ですから、ポジティブなイメージもネガティブなイメージも「感覚」に残ります。
ですから、一度経験した嫌なことや嬉しいことが後々まで残るのが特徴です。それは感覚的な欲求です。
ああ、「四要素」の「地」の星座はそうだよね、牡牛座は好き嫌いを経験で決めるし、乙女座は失敗を忘れないし、山羊座は不安の解消のため成果を求め続ける、勝利を求める感じだ。
そして物質的なことや、明確な成果を求めます。
「ワンド」の「直感」を具体的な方向に向けているのか、いいね!
でもさ、乙女座とか、山羊座は用心深いっていうか、失敗を恐れてやめちゃうイメージもあるよ。
「感覚」がやめさせている、というより失敗経験がそれを止める訳です。
全く関係ないことでも、成功体験が少ない人なら用心深くなりますよね。
そして「ワンド」の「やってみたい!」という挑戦に対して、必要なものは何でしょう?
何だろう?
継続力ですよ!
お!「ディスク(円盤)」っぽいね!
自分で、出来ると信じたことに打ち込んで継続する、そして現実的「感覚」のある「ディスク(円盤)」は「直感」を活性化する、と言えるでしょう。
そして「ワンド」同士が並んだ場合は意味を強め合います。
こうやって、並んだカードや隣接したカードをイメージするのか。
「正位置」と「逆位置」の方がラクかな?
「正位置」と「逆位置」は、最初は取っ付きがいいかもしれないですが、要するに「ウェイト、ライダー版」でも「トート版」でも結局は「コンビネーション」なんですよ。
ただ、「ウェイト、ライダー版」は「正位置」「逆位置」も、採用しているということです。
「トート版」は「コンビネーション」のみ、ってことか。
カードの読み方についてはそういうことです。
これでもう占える?
いや、今話しているのは基礎のお話ですからね。もうちょっと待ってください。
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