こんにちは、かえるさんです、今回は汝の意志するところを行え「欲望」と言うお話です。
今回は「獅子座」と対応するカードだね。「力」「剛毅(ごうき)」などと呼ばれるね。
トートタロットでは「Lust 欲望」ウェイト版では「Strength 剛毅」マルセイユ版では「La Force」となっていて日本語ではウェイト版と同じ扱いですね。
このカードは「獅子座」と対応するから、「特別」でありたい、とか「すごい人になりたい」とか、そういう感じ?
そういうイメージもありますよね。ウェイト版は「ライオンを飼いならす」感じ、トート版は「ライオンを乗りこなす」感じになっています、イメージとしてはウェイト版が「情熱」を結果に向ける感じでトート版は「情熱」を解放する感じです。
使い方が違うのかな?
しかし、「情熱」を使うことは共通しています。それも「獅子座」と考えれば、「自分のやりたいこと」を「使命にする、社会や周囲に打ち出していく」そんなイメージも浮かびます。
「情熱」って何だろう?
状況に対する反応、生きてる、ってことと同じ意味とも言えます。状況に対し自分が「実行したい」と思う、このこと自体が「自分の中にある欲求」つまり「欲望」なのです。
だから「欲望」なのか。
全然間違いじゃないですが、「Strength 剛毅」「La Force」だと、行使された「力」のイメージですからね。
「Lust」はその源に着目したイメージなんだね。
簡単に言えばそういうことです。でも、そこを強調したのであって、結局は同じことなのです。他のカードが間違っているとかそういう短絡的なことではないのです。
では今回は大アルカナ 汝の意志するところを行え「欲望」というお話です。
欲望
要するに自分から湧き上がって来る「欲望」を使いたい!そんなカードなんだね。
もちろん、認められたい、特別でありたい、超人化したい、そんなイメージがあるのです、ウェイト版などで「逆位置」ならばそういうイメージが空回りや考えすぎ、などのイメージになるわけですね。
そして「獅子座」の「支配星」は「太陽」です、「太陽」と言えば中心ですから、「獅子座」もそうでありたいのです。
だから、「獅子座」の人は中心になりたい感じなのかー。
でも、そうでもない人もいるよね、「いやいや自分なんて」って感じの人もいるよね。
次の星座の「乙女座」が強い人とかはそうなることもあります、完璧を目指す気持ちが強くて完璧になってから、表に出たい、というタイプの人もいます。
へー。
「6ハウス」や「12ハウス」が「獅子座」とか、でもそういうこともあります。
なるほど、じゃあ、タロットでもカード配置によってはそういうこともあるのか。
強く「獅子座」を意識する、ことで表現しにくくなることはあります、そうなると「獅子座」っぽい人に厳しくなることもあります。
そういうことねー。
あと、強い「憧れ」を抱く、というタイプの人もいます。
「欲望」は「蛇」のカード
「欲望」の「ヘブライレター」は「蛇」だよね。
「蛇」ってどういうこと?
まず「地」を這うイメージですね、それは「現実的感覚」のイメージです。
やっぱり、「獅子座」と言えば、結果にしたいイメージが強いよね。
そして「蛇」と言えば「智慧」です、要するに「記憶」がある、ということですね。「前提」があってこそ発生するのが「智慧」です。
「地」を這うことで、経験をし、様々な「記憶」が「智慧」や「情熱」を生むのです。その生命の源から湧き上がる力に着目したのが「欲望」のカードなのです。
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