こんにちは、かえるさんです、今回は、惑星をつなげる~吉凶じゃない実用占星術と言うお話です。
アスペクトか、このブログではあまり扱わないからピンとこないな。
まあ、記事の数はそこそこありますけどね。アスペクトは基本的には「吉凶」のような極端な形で使われることが多いです。「ソフトアスペクト」「ハードアスペクト」などという言い方もありますが、結局、なぜそうなるか?についての言及が全くないので意味がありません。
どういう感じなの?
「太陽」と「火星」の角度が良いとか悪いとかいう感じです。
「惑星」なんて動かせないじゃん、どうすればいいのよ。
ひどい例ですが、「対向星座」でオポジション(180度:凶座相)だから、片方ガマンして諦めなさい、って言われた人もいます。
自分の「惑星」を諦める、って恐ろしいアドバイスだな。どうやって使うのがいいのか知りたいのに。
その通りです、「ホロスコープ」はより忠実に使えることが望ましく喜びにつながりやすいので、「アスペクト」も「吉凶」より「どうやって使うのか?」という方向に生かして行きたいですね。
そうだね。
そして「アスペクト」の「惑星」をつなげる、という着眼点自体は非常に有益ですから、その点をお話したいと思います。
では今回は、惑星をつなげる ~吉凶じゃない実用占星術というお話です。
ディスポジター
そもそもアスペクトってどんな感じだっけ?
「ホロスコープ」上の「惑星」などの重要ポイントの間の角度によって意味を見出す技術です。
そうやって聞くと結構自然な感じだな。
ただ、出る結果が「良い」「悪い」って言われちゃうと意味ないでしょ。でもこの「アスペクト」の複数ポイントを関連付けて考えること自体は非常に有益な考え方です。
「支配星」と「星座」をつなげて考えることはその人の思考の流れを追う上で有効なホロスコープの見方です。「惑星」のある「星座」とその「星座」の「支配星」をつないでいく考え方を「ディスポジター」と言います。
実際には深く考えていると、別の発想が浮かんできますよね、その移り変わりを表現していると言えます。
なるほど、「惑星」と、その「惑星」のある「星座」の「支配星」に移って行く、という視点でつなげていくんだ。
例えば「太陽」が「天秤座」にある、「天秤座」の支配星は「金星」なので、「金星」のある場所の星座を見る、そしてその星座の支配星に移動する。という感じです。
それが思考の流れになるんだ。
そうです、しかし、「ハウス」も判る場合は「ハウス」も管理した方がよりリアルになります。「ハウス」は「1ハウス」が「火星」「牡羊座」につながりを持ちます。
え、それめちゃめちゃ広くなっちゃうんじゃないの?
なりますよ、だって人間だから、当たり前じゃないですか。
それは、ただ追いかけるんじゃなくて「惑星」と「星座」と「ハウス」を管理しながら追いかけて行ってストーリー化するってこと?
そうです、じゃなきゃホロスコープ見ても意味無いですから。
惑星をつなげてストーリー化する技術「アスペクト」
「ディスポジター」みたいな「惑星」を、つなげる技術によって「ホロスコープ」を現実的なストーリーに解釈するわけだけど、そこに「アスペクト」もあるわけだ。
そういうイメージですね。ただ「吉凶」「良し悪し」ではなく「角度」に意味を持たせつつ「惑星」のある「星座」「ハウス」をしっかり意識したストーリー化を行って行くことが大切です。
結局、「ホロスコープ」を学ぶには「惑星」「星座」「ハウス」をしっかり学ばないといけないのです。「アスペクト」の善悪だけで有益な情報を読み取ることは出来ません。
結局、「吉凶」って何なの?デタラメなの?
「吉凶」には実はしっかりした意味があります。ですから「易」や「フトマニ」占いの「吉凶」はデタラメではありません。
本当はしっかりしたものなのか。
よく言われる「火星」「土星」は「凶星」、「木星」は「吉星」などもそうなのですが、「凶」は「結果が出るのがすぐではないがやるべきこと、やらないといけないこと」「人生の使命」的な意味もあります。
遠回りで苦労をするけど、重要なこと、とも言えるんだ。
そうです、「凶」という字には「死」という意味がありますから「生まれ変わり」を意味します。
「吉」は字の形から堅固な台の上に盾がある、などの説もあり、「固く決まった心」のような意味もあるのです。
なるほど、「凶」だからダメ、とかそういう簡単なことじゃないし、「吉」だから簡単だよ、ってことでもないんだ。
そういうことです、結局本人が焦っていては「堅い誓い」にも大した意味はありませんからね。
アスペクトにもしっかり意味を読み取って上手に使うことが重要なんだね。
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