こんにちは、にわとりさんです。今回は、本格的な「星占い」「ホロスコープ」のお話です。
「ホロスコープ」の語源は「ホロスコプス」「時の見張り」と言う意味で「第1ハウス」の呼び名でもあります。
も~。そんな、めんどくさいことはいいよ~。
あ、スミマセン。
今回は「ホロスコープ」のお話です。
「星占い」との違い
「星占い」は1つの星座だけで占います。
生月日だけで占えるし便利ですからね。
「星占い」は「太陽」の星座だけで占っているんだよね。「太陽」の星座はそんなに影響が大きいの?
そうですね「太陽」の星座は「こうなったらいいなー」という「願望」や「理想」が強く表れます。
要するに「太陽」の星座的なことは「考えている時間が長いので」思ったようになれば充実感が得られますし、ならなければ違和感や上手く行っていない、と思いやすいです。
じゃあ、かなりのことが判るの?
「こうなったら充実する」が判るので、逆算すれば、何をすればよいか、何を出来ていないから充実感が得られない、などは判りますが、決定的な、
こうしたいけど、どうしてもこうなっちゃう、と言う悩みの原因と対策は判りません。
ですから、細かい心の中の葛藤を読み取るのは難しいです、そのため、いかにも「占い」と言う頼りない感じはあるでしょう。
じゃあ「ホロスコープ」をみればそう言うのも判るんだね。
その通りです。
たくさんの星座
「ホロスコープ」には1つじゃなくて、たくさんの惑星があるね。「星占い」の星座「太陽」以外にも「月」「水星」「金星」「火星」「木星」「土星」などなど。
※「ホロスコープ」では「太陽」「月」も惑星と呼びます。
そうですね、他の惑星は「太陽」の星座と別に、他のやり方、ゴールを求めます。
それだと、ごちゃごちゃになっちゃう。
だって人の気持ちはごちゃごちゃなもんでしょ。
たしかに。具体的にどんな感じなの?
例えば、星座を中心に考えてみましょう。
「太陽」は山羊座なら、すごく頑張って結果が欲しい!「月」が乙女座なら、じっくり考えて完璧にやりたい「水星」が天秤座なら論理的に決断を下す、考える、ことが出来て、組み合わせとしては有能な感じですね。上手く協力出来そうです。
でも「火星」が、考えるより感じる、活発に動きにくい魚座なら急にかみ合わない感じになりますね。
魚座は、言葉に出来ないような気持ちなどの情報を拾うので、乙女座や天秤座は混乱します、そうなると、乙女座や山羊座は、考えすぎてなんとなく否定的に物ごとをとらえるようになり「心配」に悩まされます。
そうなると、魚座も影響され、上手く行っていない、と感じるようになりやすいです。
ダメじゃん。上手くいかないじゃん。
しかし、今、言ったような星座の組み合わせで心配性になってしまい不安で仕方がないなら「能力はあるのに」根拠の無い不安が強い、と判ります、原因は魚座が拾ってくる情報がノイズになっているわけです。
その場合、魚座を単体で意識して別のことに使うことが大切です。日頃、他の星座ばかりを使って結果を急ぐあまり、魚座を使っていなかったため、魚座がなんとなく不安な気持ちを発生させているのです。
ですから、絵を描く、ぼーっとする、水族館や美術館などで非言語的なイメージ能力を開放する、などをするとスッキリしたりします。そうすると魚座が余計な情報を拾うのをやめる為、慢性的な不安は和らぎます。
星座が欠点として表れるのは、星座を使っていない時です。
あんまり使わないと、勝手に場所を選ばず出てきちゃうんだ。
そう言う感じです。今の自分と自分の持っている星座をつき合わせてみて、今、何をしたいのかが見つけられると多くの悩みに対策出来ます。
自分で仕事が上手く行っていないから会社を辞めよう、などと思って実際に辞めてみると全然解決策になっていない、と言うようなことが、よくありますが「ホロスコープ」の場合、そう言うミスは「ホロスコープ」を読み間違えない限り起こりません。
「ホロスコープ」は心の中の「こうしたい」が判るから、不満の原因を見つけることが出来るんだ。
そうです、「こうしたい」と言う欲求が判るから、心の中でどういう風に悩んでいるか、迷っているかもイメージできます、ですから相手や自分の気持ちを判った上で、解決策を考えることが出来ます。
ホロスコープを読む、と言うのは、そう言うことなんだ、占い師はそう言うことをしているんだね。
始めたばかりだと、惑星同士の角度が60度だから大丈夫、とか、第〇ハウスに火星があるから、この仕事がいい、などと単にデータを一対一対応で考えてしまいますが、それでは問題解決は出来ません。現実に当てはまりませんからね。
原因が〇〇だから、〇〇をしましょう。って言ってくれないと役に立たないよね。ストーリーをイメージすることが大切なんだね。
「太陽」「月」
「太陽」と「月」は特に影響が強い惑星だね。
そうです。「太陽」と「月」は「ルミナリーズ」「ライツ」などと呼ばれ特別視されています。
「太陽」は星占いの星座だから強いのは判るけど「月」も強いんだね。
「太陽」は理想、願望、「月」は、無意識、安心感、自分にとっての当たり前、仲間に対する態度、と言えます。
ですから「太陽」が深い人間関係を求める蠍座で、「月」が広く浅く付き合いたい双子座なら、どっちに偏っても満足度が低く悩みになりやすいです。
矛盾している感じだと悩みになりやすいんだね。
そうです、人間関係を深くすれば双子座が息苦しく思い、浅く広くすれば、蠍座が深い本当の人間関係が欲しい!と思ってしまうのです。
どうすればいいの!
わきあがって来た気持ちを真に受けず、両方大切にすることです。どっちが本当なのか、などと悩むのはあまり意味がありません。
じゃあ、どっちも結果が欲しい山羊座だったらすごいね。
そうですね。大きな力になるでしょう。しかし、他の惑星の星座によって足を引っ張られる形になると、大きな悩みになることもあります。
全体のストーリーを考えるのが大切なんだね。
「水星」「金星」「火星」
「水星」は、情報の集め方、モード。だからコミュニケーションも含まれるね。
そうです。例えば蟹座だったら、仲間や家族などとの交流から情報を得やすいでしょう。
そして、仲間との一体感を大切にする星座ですから、「自分にとって、そう思える情報」を重視します。
この「自分にとって」と言うのがポイントで、あまり杓子定規に決め付けて本のキーワードをそのまま当てはめては上手く心を読み取ることは出来ません。
特定の情報を集中的に集めれば、考え方や行動に影響してくるわけだね。
そう言うことです。
「金星」は恋愛や楽しみだね。
そうです、ですが、この場合も「その人にとって」が大切です。「金星」は牡牛座的な自分の感覚、天秤座的な自分の論理、契約、を司っていますから、それらを開放した楽しみ、と言うことなので、多くの人に「恋愛」が当てはまりますが、全員そうだと決め付けては良くないでしょう。
じゃあ「楽しみ」って言う考え方が大切なんだね。だから「恋愛」になりやすい。
「火星」は、活力って言うけど、エキサイトしやすいポイント、キレやすいポイントとも言えるよね。
「火星」はすぐに形にしたい、と言う欲求が生まれやすいんです。ですから「火星」が入った星座的なことをドンドン進めると気力がわき、上手くいかないとイライラしやすい、ってことなんです。
要するに焦ってるから怒りっぽくなりやすい、ってことだ。
「木星」「土星」
「木星」は慣用性、ゆるさ、癒し、などのポイントだね。
おー、いけるかもー!と言う気持ち、でもあるので行動力を生み出す面もあります。
きっと出来る!と思う気持ちは行動力につながるね。出来ないと思うと行動できないもんね。
ただ、やるからには希望的観測が強くなりすぎて詰めが甘くならないようにしたいですね。
「土星」は?
その人にとっての「キチンと」が表れます。ですから「土星」がある星座的なことが出来れば自信がわき、人生の幅が広がります。
出来なければ?
苦手に思ったり、嫌いなことだと感じやすいです。
ですけど、自分の「土星」の星座を強く持った人を好きになることも良くあることです。
苦手を克服するためか、なるほど。
心の流れをイメージする
「ホロスコープ」全体をみると、こうしたいのに、こう思っちゃう、などが見えてくるね。矛盾点や強すぎる所、弱い部分など客観的に見ることが出来るよね。
得意なことと、不得意なことを自覚できるといいね。
そうです「気持ちとして想像する」ことが大切です。そして迷いや悩みをしっかりイメージすることが大切です。「本心」などという固定的なものは、いつもいつも存在するものではありません。
例えば、人の気持ちに疎い、と言うのは自分ではすごく自覚が難しく、感情的な星座が弱くても、本人は人の気持ちが十分に判っていると思うのが普通なので「ホロスコープ」でチェックしたいです。
とりあえずは「太陽」と「他の惑星」の星座が協力関係か、反対方向を向いているか、をイメージするのが大切だね。
矛盾していると欠点になっちゃう?
そう決め付けてはいけません、上手く使えば幅広い対応が出来る、と言うことです。
まず自分の心のシステムを理解して、どう使うか、と言うことも大切なんだね。
その通りです。良い、悪い、では無く自分の「ホロスコープ」を上手に使う、と言う考え方が宜しいでしょう。
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