タロットをしてみよう!
というわけで、こんにちは、にわとりさんです。
今回は「コンビネーション」だね。
そうです「コンビネーション」は、カードを読む方法で「正位置」「逆位置」とは違う方法です。
っていうことはカードの位置が逆さまに出ても気にしないんだね。
そういうことです。とは言え正確には「正位置」「逆位置」を採用しても「コンビネーション」は使います。
「正位置」「逆位置」を使うということは「コンビネーション」に加えて「正位置」「逆位置」を使うということです。
ですから「コンビネーション」だけで占う、ということは「正位置」「逆位置」を使わない、ということです。
「コンビネーション」ってことはカードの組み合わせで考えるのかな?
その通りです、ではその見方、考え方のお話をいたしましょう~☆
「コンビネーション」と「正位置」「逆位置」
「コンビネーション」だけで「正位置」「逆位置」を使わず、カードの内容を考えるタロットの代表が「トート版」と言っていいでしょう。
何か難しそうだけど。
正確に深く考える意味ではむしろ簡単かもしれないです。
「正位置」「逆位置」の方が正確に読むのが難しいの?
ここだけの話どっちでも難しいんですが「コンビネーション」の方が最初からホロスコープ知識やストーリー構築能力が要求されます、無いと全く読めません。
じゃあ「コンビネーション」の方が難しいじゃん。
でも出来ないうちは「出来ない」と自覚しやすいです。
「正位置」「逆位置」はカードの意味が良く判らなくても、場の全てのカードの意味が判らなくても、何となくストーリーを組み立てやすいんですよ。
「ウェイト、ライダー版」はイラストがすごく良く考えられていますし、
じゃあ、いいじゃん。
でも、それだと自分が、カードを理解していないことが自覚がしにくいんです。カードを1枚1枚読んでつなげただけになってしまいます。
正直、プロでも全てのカードについて多くを語ったり、似たようなイメージのカードの違いをしっかり説明できない人も多くいるんですよ。
セミナーなどで質問しても答えを濁す講師も多いんです。
あらやだ。
それほど難しいものなんです。
あ、でも、だから「正位置」「逆位置」の「ウェイト、ライダー版」の方が始めやすいのか。
そうです、しかし「正位置」「逆位置」の「ウェイト、ライダー版」でもきちんとした占い師はストーリーを正確に認識して全体を1つとして理解していますから結局、行き着くところは同じですよ。
要するに「正位置」「逆位置」でも、1枚1枚バラバラに読んでは占いになりません。結局「コンビネーション」にたどり着きます。
何かそう言われたら、どっちが初心者向けか判らないね。でも最初は、やっぱり「ウェイト、ライダー版」かな、始めやすい気がする。
どっちにしろ実用レベルのタロットとしては多くの勉強が必要ですし、双方とも最高峰と言って良いです。
もちろん他のタロットを否定するものではありません。
「コンビネーション」
では具体的に考えて行きましょう。「コンビネーション」では1枚1枚ではなく隣接したカード同士が影響しあったりして展開されたカード全体が有機的な1つのストーリーを作っています。
有機的?
多くの部分が互いに緊密に関連しあって全体を構成している、ということです。
とりあえず、その基礎の部分の「四要素」の考え方を紹介します。
まず「四要素」の「火」「水」「風」「地」がお互いに影響します。
いかにもホロスコープ知識が前提な感じだ。
「火」は「ワンド(棍棒)」、「水」は「カップ(杯)」、「風」は「ソード(剣)」、「地」は「ディスク(円盤):ペンタクルス(金貨:万能章)」だね。
そうです、こういう「ワンド」「カップ」「ソード」「ディスク」などの種類のことを「スート」と呼びます。
「直感」である「火」と「風」「地」はお互いを活性化するイメージです。
いい感じかな。
違います、活性化するのです、結果は別です。
例えば「火」と「水」は打ち消しあう、かみ合わない、などが起こりますが、
くだらない閃き(直感)を、思い込み(感情)で打ち消せたら、後で考えたら、良かったね、となることもありえますね。
ただ、思いついて「やってみたい!」と思った時には下らないとは思っていませんから、その時は苦しむでしょうね。
結果論は別なのか?
そんなの判らないじゃん!
だから、それが判るほどリアルに全体のストーリーを組み立てて感じないといけません。
やばい!むずかしい!
タロットってそんなことしてるの?!ホロスコープより簡単そうに思ってた。
実用レベルで考えるとホロスコープの方が簡単ですよ。ただ、タロットをやっている人のホロスコープ鑑定はまた一味違います。
「感情」である「水」と「風」はお互いを活性化しあうイメージです。
「水」と「地」はあまり影響しあいません。
「水」と「火」は打ち消しあうんだね。
「論理」である「風」は「火」「水」とお互いを活性化しあうイメージです。
「風」と「地」は打ち消しあうイメージです。
「感覚」である「地」と「火」はお互いに活性化しあう感じです。
「地」と「水」はあまり影響しないんだね。
「地」と「風」はお互い打ち消しあうイメージです。
同じ「四要素」が並んだ時は強めあいます。
以上のような影響があることを頭に入れて、カード同士が隣り合っていたり、時間軸的な変化が並んでいたり、ストーリー的にそういう要素を感じ取りながらイメージを膨らませます。
全体のイメージや特徴をつかむこともとても大切です。
自分のことを占うとさ、なんかいい意味に解釈したりしたくならない?
タロットの知識があれば、そんな余地は無いです、大丈夫です。特に展開したカードの枚数が多いほど、全部のつじつまが合うようにストーリーを読むので、余計にそういうことは起こりません。
場に展開したカード全てと、今現在判っている事実が全て一致することを目指しますからね。
やばい!むずかしい!
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