
こんにちは、かえるさんです、今回は「一寸法師 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
今回からは「一寸法師」なんだね。
「一寸法師」は小さい男の子のお話です。「一寸法師」は「御伽草子」のお話で鎌倉時代から江戸時代に成立したお話のことで「室町物語」とも言われます。
へー。
一般的に知られる「一寸法師」はおじいさんの所に生まれた小さい男の子が都に行って鬼退治をしてお姫様を助けて一緒に幸せになるお話です。
ハッキリ言って「桃太郎」が小さくなった感じかな。
「御伽草子」の方の話は少し趣が違うんでそちらを象徴的にも考えていきたいと思います。ぜんぜん「桃太郎」にも似ていません。
ほー、そうなんだ。
では今回は「一寸法師 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「一寸法師」

普通の「一寸法師」は老夫婦が子供が欲しい、と願い続けてやっと授かった子供の大きさが約3センチ(一寸)でした、驚きましたが大切に育てました。
そうね、そんな話だよね。
「御伽草子」では、「それほど昔ではないころに」という感じで始まります。
あ、昔話も、最初は昔じゃないケースもあるのか、面白いね。
「御伽草子」では大阪の難波あたりに住んでいた立派な老夫婦が居ました。
立派な老夫婦!新鮮な表現だな。
おばあさんは40歳になっても子供がいないことを大変嘆いていました。
「40歳」のおばあさん!っていくら何でも昔は40歳でおばあさんなの?!
現代ではそういう考え方しないですよね。
にわとりさんは「80歳位」から何となくそんな感じって感覚。もう倍も違うじゃん。
そこで夫婦は住吉明神に子供を授かるように頼みました。そしてついにおばあさんが41歳の時に生まれた子供はなんと約3センチ位でした。そして12~13歳くらいになるまで育てたのですが、一向に大きくならないので、一寸法師を追い出したい、と思うようになりました。
え!そんな話なの?!
それを聞いた一寸法師は、悔しくてどこかへ行こう、と思うようになり、おばあさんに「針」をもらい「刀」にして、「麦わら」を「刀の鞘」にして「おわん」をもらい「舟」にして都に向かうことにしました。
なんか想像と違いすぎて、びっくりだわ。
象徴的意味

昔は寿命が短かったから「40歳」でおばあさんって言うのがまず驚いたわ。
現代社会なんて「40歳成人式」でも良さそうですよね。
まず、「一寸法師」が、自発的に出たのか、追い出されそうになったのか、はお話としては似たような意味です、聖書の「アダムとイブ」みたいなもんで、追放されたんだろうが、自発的に出たんだろうが、たいして意味の差は無いです。
なるほど「おじいさん」と「おばあさん」は「無意識」を意味するよね、そう考えると、「蛇に騙されて知恵の実を食べたアダムとイブ」と一緒で、結局、「何か欲望を持ったら無意識から追放される」わけだ。
そうです、話としては同じです、解釈の違いですね。
そして「4」という数字は、よく「安定」と言われますが、数秘術ではどういう安定なのかを考えなくてはいけません。「4」には「四角」のイメージもありますし「形になる」「基礎になる」イメージもあります。
「40歳」から「41歳」になって「一寸法師」が生まれたんだね。
「数秘術」では「40=4+0=4」という操作があります、本質的に「4」と「40」は同じ意味を持ちます、その意味で「40」は10回目の「4」といういめーじもあります。そして「41歳」は「41=4+1=5」という意味もあるので、自分らしさや、「4」で出来た基礎から変化する、生まれ変わるイメージもあります。
「タロット」的に言えば「Ⅳ 皇帝(牡羊座)」と「Ⅴ 法王(牡牛座)」への変化のイメージという言い方も出来ます。
行動していって形になった、ってイメージか。

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