
こんにちは、かえるさんです、今回は「一寸法師 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
前回は「一寸法師」が家を出たところまでだね。
「一寸法師」は何で小さいの?
いわゆる「むかしむかしあるところに」は自分がいる以前から、決まってしまっている「前提」要するに自覚しにくい「無意識」がステージになっている、状況ということです。
「桃太郎」の時にも言ってたね。
そして「おじいさん」と「おばあさん」も「無意識」です、自分が生まれるより前からいますからね。そして、状況というより「生物」ですから、「自分の無意識」というイメージです。
物語全部で「一人の人間の葛藤のイメージ」なんだよね。
そして、その「おじいさん」と「おばあさん」から生まれてきた「子供」である「一寸法師」はその願望、欲望のイメージです、タロットで言うと「キング(トートだとナイト)」と「クイーン」から生まれた「プリンス(ウェイトだと)ナイト」が「一寸法師」と言えます。
それが小さいんだね。
そうです、そして「住吉神社」にお参りして生まれた子供、というのもポイントです。
え!そんなのも意味があるんだ。
「住吉神社」の御神徳は、全ての災いから身を守る「心身の清浄」です。最初に「立派なおじいさんとおばあさん」って言いましたよね。
あ、言ってた、言ってた。
実はおじいさんは偉い人の息子だったのですが、その偉い人は偽りのうわさによって流されてここにきておじいさんを授かりました、そしておばあさんの親も立派な人でしたが、幼いころに父母に先立たれてしまっていたのです。
へー、そんな過去があったんだ。
ですから「小さい子供」要するに小ささは「謙虚さ」のイメージなのです。
あ、だから、小さいってバカにされても頑張るんだ、「謙虚さ」「心の美しさ」のイメージが「小さい子供」なのか。最後は幸せになるんだもんね。
でも、この人たち「一寸法師」を捨てたがってたじゃん。
でも12~13年くらいは育ててるでしょ、「12」は「一周」のイメージがあります、「そこまで育てたから都に向かわせた」=「追い出したい」は大きな違いなようですが、主語の無い「無意識」的には「解説文」は大した意味はなく「結果」「本質」に意味があるのです。
とにかく、二人の願いである、「謙虚さ」要するに「一寸法師」は都に向かったのです。
なるほどね。
では今回は「一寸法師 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「都」

「一寸法師」が都に着いて、そのにぎやかさにそれはもう驚きました、そして、大変大きな立派な家を見つけました、そこは三条の宰相の家でした。「一寸法師」は三条の宰相の家を訪ねて「もの申さん!」と大声を出しました。
宰相って総理大臣的な偉い人だね。
しかし、宰相はどこを見ても誰も見当たりません。不思議に思って、下を見ると自分の下駄の下に「一寸法師」がいます、そして「一寸法師」が「もの申さん!」と言ったので、面白くなって笑ってしまいました。
びっくりじゃなくて面白くなっちゃったんだ。
しかし、そのおかげでお屋敷で働かせて頂けることになりました。
お、良かったじゃん。
そして月日は流れ、「一寸法師」は16歳になりました。
象徴的意味

「一寸法師」は追い出されるように都に来たけど、ある意味「力を付けたから都に向かった」ってイメージなんだね。
そうですね、「都」「発達した都市」は「太陽」「目標」的な意味ですから、「生命の樹」で言えば「6 美 ティファレト」的だとも言えます。


そこに来た、ってことは実現したいことがあって、そのための一つの目標に向かったイメージなんだね。

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